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読売新聞取材

6月29日、ジュニア記者10名が、新聞販売店のニュータウン北サービスセンター「寺越新聞店」に取材にいきました。寺越新聞店は都筑区のセンター北から徒歩15分くらい、徳生公園のそばにあります。今回の取材は東京都市大の学生さんが9人も同行してくれて、にぎやかに楽しく行いました。

寺越新聞店では、読売新聞、神奈川新聞、日経新聞、毎日新聞などの新聞の配達をしています。お仕事としては、新聞の配達の他、集金、営業の仕事をしているそうです。

ここで働いている人は全部で24人、大学生から60代の方までいろいろな世代の人がいます。

新聞販売店には、朝刊が朝3時、夕刊が15時に、鶴見の工場で印刷された新聞が、トラックで運ばれてきます。その新聞にそれぞれのお店から持ってきたチラシをひとつにまとめ、配達します。サービスセンターの中に入ってすぐの場所に紙分け場という所があり、その横にいろいろなチラシを入れるとひとつに自動的にまとめてくれる機械がありました。その機械のおかげで、今は2時間ほどで作業が終わりますが、この機械が無かったころは、手作業でやっていたので、チラシを新聞に挟む作業に5時間以上かかっていたそうです。
読売新聞取材
(紙分けの機械)

紙分け場や事務所をみせてもらったあと、2階の会議室にいってジュニア記者全員で質問をしました。

この仕事のやりがいはなんですかと聞くと「新聞を毎日みなさんに届ける達成感を得られることです。配達していると“いつも届けてくれてありがとう”と言われることがあり、うれしいです」と話してくれました。また「雨のときの配達が大変です。また、朝はとてもはやく、毎日2時40分には起きなくてはなりません、でも仕事は楽しいです」とおっしゃっていました。

寺越新聞店では、独自に「for you」という配達区域の情報が載っているミニコミ誌をつくっていて、地域密着の読者の投稿など、おもしろい地域の情報が載っていました。

取材させてもらって私がおもしろいと思ったのは、「順路表」です。順路表、暗号のような記号が書いてあって、配達の経路を表しています。それを覚えれば、住所がわからなくても最初の家さえわかれば、順路に従って記号を読んでいくと配達できるのです。すごい表があるんだなと思いました。たくさんの話が聞けて、楽しい取材でした。

順路表
みんなで記念撮影

<主な記事担当 武信和未(たけのぶなごみ) 写真 大谷美咲 大河原ひなた>

<みんなの感想>
私は読売新聞店取材で一番、朝の2時40分に集合して新聞が配達の準備をしていることに驚きました。
いつも早朝に私の家に新聞が届くのも早く起きて広告を分けるなどの新聞配達の準備を行ってくださっている、配達員さんのおかげなんだと改めて実感することができました。
いつもは新聞を読まない私ですが、取材したときに、家族みんなが読みやすいようにやわらかい文字で書いているとおっしゃっていたので、これから時間があるときは新聞を読んでみようと思いました。
(野崎 有花)

 

 

 

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