ぼくたち、わたしたちの未来、勉強中です!

8月18日、都筑図書館に取材にいきました。鈴木館長さんと司書の川内さんが、取材に対応してくれました。まず、スライドを使って説明を聞きました。
図書館は図書館法などの法律に基づいて作られている公共の施設です。都筑図書館は、1995年4月に開館して今年で16年目になります。都筑図書館は18区の中で一番貸出数の多い人気の図書館です。

都筑図書館では、館長さんと司書さん10人、事務の人1人が働いています。どうしてこの仕事についたのですかと聞いてみると、館長さんは市の職員としていろいろなお仕事をしてきて、現在は都筑図書館にで館長をしています。司書の川内さんは、同じように司書を目指している友達に「司書の仕事は本と人を結びつける仕事だ」と聞き、すてきな仕事だなと考え、司書を志しました。
この仕事についてよかったと思うときは、利用者に「ありがとう」と声をかけてもらったときだそうです。

図書館のユニバーサルデザインついてもお話しを聞きました。
センター南駅から、点字ブロックをたどってみると都筑総合庁舎まで続いていました。トイレは、車椅子でも入れる広いトイレで、赤ちゃんのオムツがえの出来るスペースがあるそうです。お母さんと赤ちゃんで図書館に来たときもいいですね!
また、対面朗読室もあります。視覚障がいの人のために、この部屋で本や新聞を読んで聞かせたり、することができます。
検索機コーナーは、読みたい本をパソコンの検索で探すコーナーです。このコーナーはお年寄りや車椅子の人のために、座って使える席も用意してあります。
拡大読書機もあります。これは本の文字を大きくしてみるための機械で文字の大きさを変えられます。
視力の弱い人のための大活字本もありました。

多くの人が利用するためのくふうとして都筑図書館には、このようなユニバーサルデザインがあったのですね!

また、都筑図書館にはドイツ語の絵本があります。ドイツ学園が仲町台にあるからでしょうか。

私たちは書庫も見学させてもらいました。書庫にはたくさんの大事な資料が置いてあります。

ここが書庫です。54もの棚が、ボタンひとつで動きます。

本の返却ポストを内側からみたところです。お休みの日は返却された本でいっぱいになります。

 

本の予約は、都筑図書館だけでなく、他の17区の図書館の本の予約もできます。そして本を取り寄せることもできます。読みたい本を用意するのには、本の運搬や貸し出し準備などの作業に多くの手間がかかっているので、予約を簡単にキャンセルする人がいると作業が無だになってしまいます。職員の人たちはがっかりしてしまうそうです。

また、図書館の本は多くの人が読みます。自分だけの本のように書き込みをしてしまったり、無断で持ち出したりする人がいる、と聞きました。本を大切に扱ってほしいと思いました。
(記事 倉田まどか 写真 門脇慧)

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