ぼくたち、わたしたちの未来、勉強中です!

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8月8日木曜日、私たちジュニア記者は、関内にある神奈川新聞社へ取材に行ってきました。

sIMG_0531 ビルに入ってすぐ大きなエレベーターがあり、びっくりしました。神奈川新聞社が入っているビルはテレビ神奈川も入っているので、機材などを運ぶ時に必要なのだそうです。そんなエレベーターに乗って、12階まで上がると、会議室で最初に新聞が出来るまでのDVDを見せてもらいました。その流れをざっと説明します。
まず取材は、報道部、経済部、運動部、文化部、映像部、市民情報部の6つの部で分けておこないます。私たちジュニア記者も、部ごとで分けて取材することがよくあります。 記者の方は、新聞社に戻ったら、すぐに記事を書き始めます。何度か書き直した後、デスクという人が記事をチェックします。ここまでが私たちがジュニア記者として経験したことがあるところです。

記事が完成すると、整理部というところで、写真と記事をパソコンでレイアウトしていきます。ようやく紙面が決まると、印刷工場に送信されます。新聞を作るのに必要な紙はなんと、1ロール車1台分の重さがあるそうです。たくさんの新聞が印刷され、出来あがると、私たちのまちの販売店へ送られます。そして、とうとう私たちの家へ送られます。ここまで聞いたとき、1日の新聞を作るだけでも夜遅くまで100人くらいの人がかかわっていて、記者さんだけではなく、社員さんたちのチームワークでできていると言う事がよくわかりました。

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次に会議室の下の編集部の部屋を見せてもらいました。DVDで見た整理部までの仕事は、ここでおこなわれています。ものすごく広い部屋に、部ごとにたくさんの机が並んでいましたが、午前中だったので記者さんは取材に出ており、部屋にはあまり人はいませんでした。説明を聞いていた時にいきなり 「ピーッ」という音がしてびっくりしていると、最新のニュースを伝える通信でした。新聞社の中にいたら外のニュースがわからないから、外にいる記者さんが通信で伝えてくれるそうです。また、ジュニア記者2人が記事を作るときに使うコンピューターに、さわらせてもらいました。書き込んで5分もしないうちに刷り上がるので、それも新聞が早く出来上がる工夫なのかなと思いました。

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ジュニア記者が新聞をお試しで作成させてもらいました。

ジュニア記者が新聞をお試しで作成させてもらいました。

質問時間に、編集局次長の小野さんに「この仕事をやっていてやりがいを感じたことはどんなことですか?」と、聞いてみると「子どもについての記事を書いたとき、その保護者の方にありがとうと言われたこと」と答えてくださいました。それから、新聞を作るには、より多くの読者に読んでもらうために、いろいろな努力や工夫をしているそうです。たとえば忙しい人にもわかるよう、見出しを大きくするなどです。

神奈川新聞は地元のことがたくさん載っているローカル新聞です。子どもにオススメのコラムは1面の下の方にある、「神奈川鉄道クイズ」(8月いっぱいで終了)だということも教えてもらいました。地域のことをたくさん知りたい人には、神奈川新聞をお勧めします!

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神奈川新聞(ナカロコ)
http://www.kanaloco.jp/

記事(倉田まどか)
取材(大形 真菜、大谷 基輝、岡田 琢吾、尾崎 祐太、鹿沼 遥、濱中 千広、河井 雪野、川口 彩夏、倉田 まどか、倉田 みさき、小八重 咲空、下島 みのり、草郷 紗麗、髙橋 美利、千葉 友貴、千葉 雄陽、綱島 桜香、直枝 遼茉、山口 夏帆輝、山本 啓太、吉住 叶羽、中島万賀)

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