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2022年8月22日、横浜市役所に行き、都筑区の遺跡について取材しました。横浜の歴史といえば開港や鉄道、アイスクリームなどが思いうかぶかもしれませんが、実は、横浜市には古い時代の遺跡が多くあります。昔から、横浜は多くの人が暮らすまちだったのです。

都筑区にはあまり遺跡がないと思っていませんか?しかし、取材してみると、都筑区に429ヶ所も遺跡があることがわかり、とても驚きました。ここまで多くの遺跡が見つかった理由は、都筑区は港北ニュータウン開発事業により、一斉に発掘調査が行われたからです。遺跡はすべて、人の手によってていねいに発掘されました、縄文時代から南北朝時代など、幅広い時代の遺跡が発見されています。429ヶ所の遺跡を全て残すことはできませんでしたが、都筑区の「大塚歳勝土遺跡」は一部保存され、公園として公開されています。

仲町台にあった「上の山遺跡」は古墳時代のもので、直径10メートルの大きな丸い古墳に土器や鉄剣などが備えられていました。この古墳の床には石や貝がしきつめられ、その上に人が埋葬されていました。古墳から人骨が出てくることは大変珍しいそうです。出てきたときは必ず、警察を呼んで最近の人骨ではないかを調べます。

横浜市教育委員会事務局生涯学習文化財課の内海さんからたくさんお話を聞かせてもらい、本物の土器を見せてくれました。本物の土器は、持ってみると硬くて重かったです。

下記のURLにアクセスし「文化財ハマSite」という地図を選択すると、遺跡の範囲が青く表示される地図を見ることができます。https://wwwm.city.yokohama.lg.jp/yokohama/Portal

記事:鈴木隼斗 原田航希
取材:鈴木隼斗 原田航希 井上慎太郎 宮下愛彩 赤津百音 武藤未栞 武藤由栞

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