乳がんの絵画コンクールの授賞式があり、栄区のアースプラザまで取材に行きました。絵画コンクールをおこなっている団体代表の野澤亜樹さんにお話を伺いました。このコンクールは、乳がん検診へ行こうという気持ちが起こる作品を子どもたちに描いてもらうことが目的です。お母さんたちは忙しくて自分の健康を後回しにしてしまい、乳がん検診をうけてない人もいます。そういう人に子どもの絵画をみて心を動かされ、検診に行って欲しいと思ったからです。子どもたちが書いた絵でもしかしたら誰かの命を救うかもしれないのです。
絵画コンクールで神奈川県知事賞をとった牧葉納(まき はな)さんにインタビューしました。牧さんは中学2年生で美術部にはいっています。美術部でみんなが何かのコンテストに出すことになり、その時に乳がんのことを知ったので出したいと思いました。絵は特にモデルがあるのではなく、誰でも乳がんになる可能性がある、という思いで普通の女の人をイメージして描きました。小さい賞でもとれたらいいなと思って応募しましたが、大きな賞をもらってびっくりした、と話してくれました。牧さんは小さい頃から絵が好きでいっぱい描いていました。牧さんの絵を見て一人でも検診に行ってくれるとよいです。
乳がんは普通の人でもなるこわい病気だなと思いました。私のお母さんにも検診を受けて欲しいです。乳がんは9人に1人がなるようです。すごく多いことに驚きました。でも、早く発見すれば9割が治ると聞きました。皆さんも乳がん検診を受けてみてください。
取材&記事: 横地範奈 藤田紗奈