ぼくたち、わたしたちの未来、勉強中です!

6期生

2月17日こどもメディアシンポジウムを開催しました。 ジュニア記者なども含む、70名が集まり、発表や意見交換をしました。

NPO法人ミニシティ・プラスが実施してきた「つづきジュニア編集局」が10周年という節目を迎え、また新たに「MMジュニア編集局」をスタートさせたことから、こどもによる地域メディア活動の価値や意義について、多くの方たちに知らせ、考えてもらい、社会的にも支持されて、各地に取り組みが波及していくことを目指し、開催しました。 当日のようすの一部を映像でみることができます。ぜひご覧ください。

日時:2018年2月17日(日) 13時〜16時

会場:クイーンズスクエアB棟9FみなとみらいInnovation… 続きを読む

都筑区の横浜上麻生道路沿いにある池辺町のDNPという文字がかかれた大きなビル。そこはなんと東京ドーム1個分の大きさがあるDNPテクノパック横浜工場という印刷工場なのです。今回取材させていただいた横浜工場では、私たちの身近にあるお菓子のパッケージや、牛乳パックなどの印刷を行っていました。

 

私たちはまず初めに、印刷の歴史について教えていただきました。「印刷」という概念は、なんと1200年前から存在していたそうです。最初の印刷は、版画のようなもので、木に一つ一つ手で掘っていました。日本最古の印刷物は、770年ごろのお経が書かれたものが法隆寺に残っています。外国ではドイツ人のグーテンベルグという人が金属を使った印刷機を発明、その技術は明治時代に日本に入ってきました。印刷とは、文化や情報を伝える大切で、社会にはなくてはならないものです。

実際に工場を見学しました。工場に入るには、見学用の服を貸していただき、素肌が出ないように、髪の毛が落ちないようにしっかりとガードしました。さらにエアシャワーを通るなど、印刷の工場が、食品関係の工場のように、ゴミや髪の毛、埃が入らないように気を付けていることに驚きました。「食べ物を直接入れるパッケージもあるため、十分に管理している」のだそうです。印刷には、直径が140センチほどある、とても大きなロール紙を使っているものもあります。一色ずつ、赤、青、黄、黒の4色を乗せて印刷するのですが、一色がすぐに乾き、次の色をのせられるように、約100度の熱風を吹きかけ、一瞬にしてインクが乾きます。

印刷が終わると打ち抜き、製函になります。打ち抜きとは、印刷された紙の余分な部分を切り取る作業です。製函は、打ち抜いた紙を折り目にそって組み立てる作業です。すべて機械にやってもらうことが出来、最後に社員さんがチェックをして、完成になります。印刷の工程はほぼすべて機械が行います。それでもたくさんの社員さんが働いているのは、良い製品を作るためには、最後には人間の力が必要なんだなと思いました。

帰りに、この工場で作っているパッケージを使った菓子をお土産にもらいました。印刷についてたくさん知ることができて、楽しい取材になりました。 DNPグループ http://www.dnp.co.jp/

記事担当:小笠原凛、梶原あゆみ、川上万菜佳、中島万賀、森田智大、直枝遼茉取材:梶村あゆみ、栗原大知、中島万賀、小笠原凛、森田智大、川上万菜佳、清水八雲、山田大輝、直枝遼茉、百崎佑

 

東京都目黒区自由が丘に本店がある亀屋万年堂。ナボナで有名ですよね。ナボナなどの、亀屋万年堂のお菓子を作っているのは、実は都筑区折本町の工場なのです。

まずは工場の敷地内にある直売所を見学させてもらい、亀屋万年堂の看板商品といえるナボナについてお聞きしました。工場副部長の中島さんによると、ナボナは一日に4万~8万個もの数が作られています。ナボナの特徴は、和菓子の感覚を活かしたどら焼き風の形状と、ソフトカステラの軽い口溶けのふわっとした食感です。ナボナを作る過程で最も苦労したのは、このふわっとした食感を開発したことだそうです。生地のきめ細かさを保つために材料の温度調節、粉糖の量など細かいところまで気を配り、製造しています。

亀屋万年堂の名前の由来は、創業者が修行をしていた「亀屋」というお店からのれん分けをしてもらいいただいた名前で、「万年堂」は、「鶴は千年、亀は万年」という言葉からきています。

亀屋万年堂の工場、とにかく広かったです。工場では衛生管理を徹底しています。工場に入るには、帽子と白衣と白い靴を着て、洗面所でマスクをして粘着ローラーをかけブラシを使って手洗いしたあと、エアーシャワー室でさらにクリーンにします。その他にも工場に入る従業員がケガをした場合、絆創膏は青色を使用するなどして、商品に異物が入った場合に、すぐに気がつくようにするなど、工夫しています。安全・安心・おいしい!が徹底されています。

お菓子ができるようすを見せていただきました。1個のナボナは20分で出来上がります。その全9工程全て見学させてもらいました。1.ミキサーで混ぜる 2.生地を絞る … 続きを読む

ホテルアトラスは、都筑区にある唯一のビジネスホテルです。センター南の北部病院の近くにあり、病院に来られる方も多く利用されています。他にもショッピングモールで働く人や、同じセンター南にある結婚式場を利用する人、横浜国際プールでの試合に出場する人や会社員の方などのお客さんが多いとのこと。一ヶ月に1800人から1900人が利用し、一年で2万人を超える利用者があります。また、宿泊者が一番多いのは3月で、都筑区の近くに引っ越してきた人が、新しい家に入るまでの間、このホテルに泊まることが多いそうです。

当日は、フロントマネージャーの大野木さんが案内してくれました。アトラスの名前の由来は、ギリシャ神話の「大地を司る神アトラス」から付けられました。ホテルアトラスでは「お客様の、財産と生命をお預かりする」ことを一番に考えてお仕事をされています。

ホテルのお部屋を見せてもらいました。シングル、ツイン、ダブルルーム、それから長期滞在のための、ミニキッチンや棚などがあるお部屋もありました。どのお部屋もきれいにお掃除されていて、ベッドメイクも気持ちよく寝られるよう、清潔に整っていました。 実際のベッドメイクをするところを見学させてもらったあと、じゃんけんで選ばれた4名のジュニア記者がベットメイクの体験をさせていただきました。 体験した、5分で作るベッドメイクの秘訣は・・・ 1.ベッドを動かし、2.シーツをかぶせ、3.シーツのシワをのばし、4、シーツを中に折り込み、5.布団を広げて、6.布団の後ろだけ折り込む。7.掛け布団をかぶせて、完成です。 シーツがとても大きくきれいに折り目を見せないように、しわにならないように、ベットメイクするのがとても難しく、思った以上に体力が必要だとわかりました。手伝ってもらってなんとかできたのですが、とても5分ではできないなあと思いました。

お掃除が終わった印として、客室には折り紙を鶴が置いてあるそうです。見た目は洋風なホテルですが、折り紙の鶴は和風なので外国人の方にも人気で、記念に持って帰る方も多いそうです。… 続きを読む

私たちのまちの中には、たくさんの大型ショッピングセンターがあります。その中でも都筑のランドマーク、観覧車のある「モザイクモール港北・都筑阪急」のことが知りたくて、取材に伺いました。

まず大きな特徴である、観覧車は、春夏は若葉をイメージして緑、秋冬は紅葉をイメージしてオレンジと、季節に合わせて色が変わります。建物を建設するとき に、観覧車を建物の中に組み込んで作りました。そのため観覧車は、風には弱いけれど地震には強いそうです。取材時に観覧車にのせてもらいました。取材の日 は曇っていて見えませんでしたが、晴れた日には富士山がみえる日もあるそうです。高さは67メートルあります。観覧車の籠は全部で32ありますが、1と 17の番号のついている籠は車イスのまま乗れるように少し大きめにつくられているそうです。

「モザイク」という名前は、小さなお店がたくさ ん集まって大きな輝きを発したいという願いからつけられました。その名の通り、現在百貨店とともに専門店約180ものお店が入っています。また、単なるお 買いものだけではなく、「思い出」をつくってもらえたらと、日曜日を中心にイベントもたくさん行っています。… 続きを読む

発泡スチロールでできているものといったら、皆さんは何を想像しますか?

第一フォーム株式会社では、熱線を使用したり、「3Dスキャナー」を使用したりして、発泡スチロールで店頭のディスプレイなどを製作しています。私たちジュニア記者は8月25日、この会社を取材しました。 熱線を使用しての発泡スチロール加工について教えてもらいました。つくりたい形をコンピュータに指定すれば、あとは機械が自動で熱線を動かし、製品が完成します。1つの機械に熱線が1本だけでなく数本ついているものもあり、より複雑な形を作ることができます。

 

もう1つの加工法である3Dスキャナーとは、被写体を中心として4つのカメラでスキャンし、それが3Dデータとして出力され、加工されます。これを活用とした事例として、発泡スチロールでマネキンのようなものをつくる、などがあります。この機械は1億円ほどするそうです。

加工前の発泡スチロールを前に、発泡スチロールについての説明もしていただきました。発泡スチロールだからそんなに重くないだろうと思いつつ持ってみたのですが、想像以上に重量感がありました。発泡スチロールは、小さな粒を冷やして固めて作るそうです。

発泡スチロールの廃棄のしかたにも工夫がありました。製品をつくる過程で出たごみは、燃えるごみになるのですが、そのままでは大きいので、小さくする必要があります。そこで熱線が活躍します。上から発泡スチロールを投げ入れ、たくさん熱線が張ってあるところを重力の力で通すのです。そうすれば、自然と小さな発泡スチロールが出来上がります。 また、発泡スチロールは98%が空気でできています。そのため、燃やすととても大きなエネルギーが発生します。そのエネルギーを、処理場では、ボイラーを動かすのにも使用しています。… 続きを読む

都筑区は今年20周年を迎えますが、実は同時にお隣の区、青葉区も同時に分区したため、同じく青葉区も20周年です。そこで、記念に自分たちのまちの自慢をし合う、「イイトコトークバトル」を企画しました。 以下は、その全内容です。

司会進行 都筑側:NPO法人ミニシティ・プラス事務局長 岩室晶子 青葉側:株式会社タウンニュース社 横浜北支社長… 続きを読む

ドイツでは車検のことを「テュフする」というくらい。認知度100%近い会社です。テュフはドイツ語で書くとTÜV。技術検査協会の略で、主にこれから世の中に出ていく新製品を検査する会社です。1872年に蒸気ボイラー検査機関として設立しました。当時産業革命の時代で、ボイラーの事故が頻繁に起こるようになってしまい、事故を起こさないための事前の検査が必要だと考え、検査機関を設立したのです。 北山田にある「TÜV Rheinland(テュフラインランド)」の建物の中に入ると、青いくま、ユナイテッドバディベアが歓迎してくれました。TÜVは今年で142年目を迎えました。現在、世界66か国に進出していて、トータルで約1万8千人もの社員がいます。 パソコンの充電器の裏などをみてみると、三角形のテュフのロゴがみつかる可能性は高いです。検査機関なので、表にはあまり出てきませんが、TÜVは重要な役割をはたしているのです。今年ブラジルで行われた「FIFAワールドカップ」で使用されたスタジアムや、応援ジャージもTÜVが検査を行ったものがあるそうです。そして世界のソーラーパネルの約7割はテュフで検査したものだそうです。

建物の入口付近には、歴史的に有名な「ベルリンの壁」が展示されています。1961年にドイツのベルリンに巨大な壁が築かれ、東ドイツと西ドイツに分断されてしまいましたが、1989年、20年以上存在し続けたベルリンの壁は崩壊しました。その1部が私たちのまちにあるのです。身近で見られるのでぜひ近くにいってみてください。

今回の取材で、都筑区に、生活に深く関わっている大切な試験をしている会社があることを知りました。みなさんの家にあるパソコンの裏や充電器をチェックしてみましょう。もしかしたらTÜVのマークが付いているかもしれません。 テュフ ラインランド… 続きを読む

「家が世界で一番大切な場所」。その理念がイケアのすべてを表 しています。さらに「屋根の下の物は全てイケアで揃う」ように、家の中で使える、シンプルなデザインの家具や生活用品を、世界中に提供しています。よい品 質の製品を、組み立てる前の状態で販売することでできるだけ安くでき、さらにコンパクトに運ぶことで、環境にも配慮できるそうです。スウェーデンの小さな まちで生まれたイケアですが、いまでは世界には約300店あり、そのうち日本に現在8店あります。それぞれの国の特色で少しずつ置いてあるものは違います が、ほとんどは世界共通で販売していて、そのアイテム数は9500品目にのぼります。

イケア港北には13カ国もの従業員がいます。店長さ んでも普通の従業員でも分け隔てなく、愛称や名前で呼び合い、会社をよくするために考えた意見を自由に発言できる雰囲気があります。また、女性が働きやす い職場です。たとえば赤ちゃんが熱を出してお休みしなくてはならないときには、周りの人たちが自分の仕事をサポートしてくれるそうです。… 続きを読む

ボッシュは、自動車の部品や電動工具を作っているドイツの会社です。ボッシュが日本で最初の代理店契約を結んだのは1911(明治44)年。それから103年が経ちました。今回取材した横浜事務所(牛久保)では約1100人もの人が働いていて、日本にあるボッシュの中で1番外国人が多く、25ヶ国から集まっているそうです。 ボッシュでは、自動車のエンジンやブレーキをコントロールする部品、外国ではヘッドライト、ワイパー、カーナビ、ラジオスピーカーなど100種類もの製品を作っています。日本では見かけませんが、外国では、冷蔵庫や洗濯機なども作って売られています。日本人の多くが乗っている車にもボッシュの部品が使われているそうです。ボッシュというのは設立した人の名前です。ボッシュは自動車の歴史の全てにかかわっているということを聞き、とても驚きました。

横浜事務所では、主にエンジンの細かい調節や、車を滑りにくくする機械を開発しています。作った部品などが、ちゃんと動くかエンジンで実験したり、-40℃で冷やし次は120℃にするなど、温度を変えて耐久の実験をしたり。また、ブレーキ部品は塩に耐える実験もしていました。すごくさびても動くブレーキを見た時はすごいと思いました。このような安全な車の部品をどんどん開発してほしいです。

ぶつかりそうになり避けた後、タイヤにブレーキをかけてスピンしないようにする「ESC」の開発も行っています。実際にシュミレーション体験できる機械に乗ってみました。「ESC」があることで、今までよりも事故を防ぐことができることがわかりました。

見学した後、社員食堂でお昼ごはんを食べました。社員食堂はとても広く、ゆったり出来ました。外国の人がたくさんいてお話しすることができましたが、日本語がとても上手で普通に会話できました。 また、社員食堂の食材には都筑の野菜を積極的に使っているそうです。地元の野菜を使う地産地消は環境にやさしく、地域の活性化にもつながるからだそうです。都筑野菜をつかった食事は、とても美味しかったです。

ボッシュ株式会社 http://www.bosch.co.jp/jp/rbjp/… 続きを読む

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