私たち、ジュニア編集局、ハマMIXチームは、6月14日に横浜開港150周年記念イベント施設のひとつの「Y150ヒルサイド会場」に行ってきました。
Y150ヒルサイド会場では、海をモチーフにしたベイサイド会場とは反対に、自然をモチーフとしたイベントや施設が多く作られています。
会場に入って最初に見たのは畑です。
そこではソバ、茄子、ピーマン、カボチャ、キュウリ、人参などの野菜や
ローズマリー、マリーゴールドなどの花が育てられていました。また、畑を作るときに余った土を利用して棚田を作り、お米も育てられていました。
(竹の海原全貌:撮影 村津進太郎)
ここはいわばヒルサイドの主役で、屋根などは緑を利用するため「孟宗竹」という竹を1万5千本近く使用していて、その形は波に見立てられています。
その様子はみはらし広場からよく見えるので、ヒルサイドを訪れたときにはぜひ一度行ってみてください。
中には市民創発によるさまざまなブースがあり、私たちが取材に行ったときには
・未来に残したいもの
(来てくれた方々に、未来に残したいものの絵を描いてもらう。
その沢山の思いが集まって、最後には大きな地球に!)
・ヒルサイドからベイサイドを結ぶ!
(4~5月の5日間、約300人でヒルサイドからベイサイドを歩き、拠点を訪問し、資源を再発見して来られたそうです。
それを、地図や映像・写真などで紹介します。)
・外国の文化に親しもう!
(ペルーの衣装や楽器を、実際に使ったり着たりなどの体験が出来る。また、食べ物などを含めた販売もしているよう。)
・障害者による喫茶店
(さまざまなハンデを持ちながらも懸命に生きている彼らの活動を、さまざまなパネルや喫茶店の品々を見ながら感じてほしい)
のようなお店や、
竹で作られた楽器をみたり演奏を体験できるブースや、
さまざまな竹細工を見ることができるブースなどがありました。
これらのブースは、合計で180種類。
毎週火曜日に内容が入れ替わり、1週間周期で20個ずつサイクルしています。
どれもボランティアの方々が2年以上かけて作り上げてきたブースなので、ぜひ見ていただきたいと思います。
また、メインステージでは1日3回、ボランティアの人々がワークショップ・シンポジウムなどを行っています。
そして風の気持ちいいステージでは、きれいな照明と共に夜の発表も楽しめます。
詳しい情報は『市民で作るイベントナビ』で、チェックしてみて下さい。
さらに「竹のパーゴラ」からは、気温が25度以上になると自動的に夏の暑い会場にはうれしいミストが出るようになっています。
この他にも、
運が良ければ巨大バッタが出現するいこいの広場、
水を張っていて随時イベント等が行われる水の広場、
参加者自身が役者となって出演するサカイメ劇場、
来場者参加型のオブジェ作りをするわりばしプロジェクトなど、面白い企画がたくさんあります。
(ヒルサイドの巨大バッタ:撮影 斎藤宙)
ヒルサイド会場は7月4日から9月27日までの3ヶ月弱一般公開しています。
ぜひ、「海だけじゃない」横浜に、自然に、触れてみてください。
以下の写真はジュニア記者たちの取材のようすです。