ぼくたち、わたしたちの未来、勉強中です!

「センター南の春まつり」が、センター南のスキップ広場に、5月2日、3日の2日間行われました。この祭りに、私たちつづきジュニア記者の文化部が取材に行ってきました。
会場では、フリーマーケットや色々な食べ物、ステージでは太鼓やダンス、歌など、さまざまな出し物があり、来ていたお客さんは、楽しくお祭りに参加していました。
そして、お祭りの特徴は「こいのぼり」でした。会場には、中心をまたぐようにたくさんのロープがはられ、数えきれないほどの、こいのぼりが飾られていました。このこいのぼりは、毎年近所の人から借りたり、保育園、幼稚園に頼んで作ってもらったものなどを毎年飾っているそうです。ステージの休憩の時にこいのぼりがおろされると、写真撮影をする人や、こいのぼりをさわっている人がいました。
続いて私たちは、お祭りに来ていた人、主催のセンター南商業地区振興会の金子進さん、ステージで太鼓を演奏していた友野龍士さん、盆踊りを披露していた徳座連の徳田さん、フリーマーケットを出した方、五平餅を出した方にインタビューをしました。

~お祭りに来ていた人にインタビュー~
お祭りに来ていた方達は、新聞で見つけた、通りかかったから・・・などのきっかけで、お祭りに参加していました。みんな楽しそうでした。
そこで、お祭りに来ていた人に今回一番楽しみにしていることを聞いてみました。
すると、こいのぼり、フリーマーケット、踊りやステージなどの答えが返ってきました。
また、お祭りの感想を聞いてみると、にぎやかだった、ふつうは見ることの出来ないような、あわおどりやたくさんのステージなどを見ることが出来たからよかった、などという声が多かったです。

~金子進さんにインタビュー~
今回のお祭りの主催者は、センター南商業地区振興会さんでした。
この会の方々は、たくさんの人に、地域の方々とのふれあいを持ってほしく、このお祭りを開催したそうです。このような気持ちが強く、計画は、昨年のお祭りが終わってから(1年前)じっくりと立て始めたそうです。
こんな、センター南商業地区振興会みなさんの努力により、来客数は3万~4万人、昨年よりもお祭りの規模が大きくなっている・・・そんな結果が出ているそうです。
そして、当日お祭りを支える、大切な役を果たしているスタッフは、役50人位いるそうです。
そんなセンター南商業地区振興会の金子さんに、今回のお祭りの一番の特徴を聞いてみました。すると、「こいのぼりです。スキップ広場には、約70匹のこいのぼりが泳いでいます。このこいのぼりは、幼稚園や、保育園、地域の方々に作ってもらったり、貸したりしています。また、このお祭りのテーマは”みんなのこい みんなこい”という面白いテーマです。」と答えてくださいました。
また、「これからも、このお祭りを続けたいです。そして、ステージに出る人も、見る人も増やしたいです。」と話してくださいました。
1年前から計画を立て始めたセンター南商業地区振興会の方々は、今回のお祭りが良い結果に終わったので、とてもうれしかったと思います。
これからも、この「センター南の春祭り」を続けてほしいですね。

~友野龍士さんにインタビュー~
(友野さんは、新撰組の太鼓をたたいています。今回のイベントでも、ステージで太鼓を演奏されていました。)
友野さんは、新撰組の太鼓をたたいています。今回は、先輩にさそわれたのがきっかけで、ステージで太鼓を演奏されていました。友野さんの太鼓は、とても迫力があり、力強い演奏でした。
そこで、今回のイベントのために、そのくらい前から練習されていたのかを聞いてみました。すると、「約2ヶ月前くらいからです。」と答えてくれました。
そんな友野さんが、太鼓を通してみんなに伝えたいことがあるそうです。
それは、”輪”というものだそうです。また、太鼓を通して無限の可能性があることを知ってほしいそうです。
練習を何度も重ねた友野さんの太鼓の演奏は、迫力満点で素晴らしい演奏でした。

~徳座連の徳田さんにインタビュー~

「都筑徳座連」は、都筑区を中心に活動する阿波踊り団体です。
2007年から活動を始めセンター南祭りへの参加は、今回で4回目となるそうです。
今回踊りに参加した都筑徳座連のメンバーは30人ほどで、60代~70代の方々が中心です。
連長の徳田淑恵さんは、「私自身、中学3年生の頃に友達の誘いで阿波踊りを体験しました。初めの頃はぎこちない動きでも、時間が経つにつれて滑らかになり、踊りが楽しくなります。」と語ってくれました。
今後について聞いてみると、「来年も是非参加したいですね。もっと多くの人に阿波踊りの魅力を伝えていきたいです。」と答えてくれました。
リズムに合わせて活き活きと踊る姿は、見ている私たちも明るい気分にさせてくれる。そんな魅力ある踊りでした。

~フリーマーケットを出した方にインタビュー~
フリーマーマーケットはエコ活動として有名です。おもちゃ、洋服、小物・・・などたくさんの物が販売されています。
そこで、フリーマーケットを出している方に、なぜフリーマーケットに参加しようと思ったのかを聞いてみました。
すると、「まだまだ使えるものを捨ててしまうのがもったいないし、他の人が使ってくれると思うとうれしくなるからです。」と答えてくれました。
地球の環境に良いフリーマーケットに、たくさんの人が参加してほしいと思う活動でした。

~五平餅を出した「都筑クラブ」にインタビュー~
五平餅は、串に通常よりも薄いお餅をさして味噌をつけて焼いて食べる、少し独特なお餅です。
この五平餅を出店した都筑クラブの方は、都筑区内の他のイベントにも、出店しているそうです。
そんなたくさんの場所で五平餅を出店している方に、大変なことは何かを聞いてみると、「季節や気候によって売れる量が変わってしまうことが大変です。例えば、暑い夏や気温が高い時には売れないし、春・秋・冬や気温があまり高くない時には売れる・・・だから仕入れが難しいです。」と話してくれました。
反対に嬉しいことは何かを聞いてみると、「買ってくれることが嬉しいです。」と答えてくれました。

この取材を通して、私たち文化部は、こいのぼりの大きさと迫力があってすごかったし、普段は見られないものが見ることができてうれしかったです。また、1年前から計画を立てていたので、お祭りはとても大規模でした。だから、主催者の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
来年は、みなさんもお祭りに足を運んでみてはいかがですか?

今回取材した方々に興味を持たれた方は、是非以下より情報を調べてみてください。
都筑クラブ
友野さん
徳座連
センター南商業地区振興会

(記事担当:下川紗季  取材参加者:下川紗季 西倉あや音 石井真央 永野萌 矢野淳奈 田中真穂 吉田裕子)

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