8月6日(月)、都筑警察署を取材させてもらいました。都筑警察署はセンター南駅から徒歩約6分、都筑区総合庁舎、都筑郵便局が近くにあります。
まず、最初に鑑識を体験させてもらいました。捜査のときにいちばん参考になるのは、指紋です。紙についた指紋は砂鉄と黒鉛をまぜた粉を軽く振りかけて、見つけます。
コップやビンなどについた指紋は粉を振りかけると、浮かび上がり、その指紋を透明なシールに写し取ります。指紋を写し取るシールは、指紋リフターという、黒い紙とゼラチン紙がセットになったようなもので、実際に体験させてもらって、難しいなと思いました。
体験のあと、警務課の村田さんにインタビューさせてもらいました。
警察の部屋にずらっと並んだたくさんの賞状はどうしてもらったのですか?と聞いたところ、事件を解決したときにもらえるのだそうです。オウムの事件については、都筑警察では、お店に犯人の写真を配って協力を求めていました。
都筑警察署では、電話は1日50件くらいかかってくるそうです。
このエリアで最も多いのは、自転車に関する事件です。その中でも盗難が多いそうです。盗難される自転車は鍵のかけ忘れが多いそうなので、注意が必要です。また、お酒を飲んで自転車を運転しても違反になります。大人の人は気を付けてください。
そのほかに質問させてもらった内容です。
Q.犯人の顔が整形などで変わったらどう見つけるのですか?
A.指紋で判断します。整形については整形できる病院を回って情報を得ることもあります。
Q.ポスターを貼る以外で地域に協力してもらうことはありますか?
A.町内会や学校に「○○のような事件があったので、気を付けてください。」と事件や事故に関する注意を呼びかけています。
Q.パトカーは通報が来たら何分くらいで到着するのですか?
A.場所にもよりますが、5分~10分かかることもあります。
Q.警察の採用試験はどんな問題が出るのですか?
A.一般教養、身体測定などです。県ごとで採用試験を行なっています。
実際におまわりさんが使っている、警棒、さすまた、防弾チョッキを見せてもらいました。そして、白バイ、パトカーにも乗せてもらいました。
警察の仕事は、自分が思っていたよりも大変な仕事だと思いました。
(記事:大谷基輝、写真:直枝遼茉&大人スタッフ)