ぼくたち、わたしたちの未来、勉強中です!

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小学生の頃からすでにさまざまな大会ですばらしい記録を出している、水泳自由形選手、高校生スイマーの五十嵐千尋選手。北山田の横浜国際プールで開かれる、神奈川県高等学校水泳競技大会に五十嵐も出場されると聞き、取材に伺いました。

まずは、試合を見ました。五十嵐さんはこの日、女子200メートル フリーリレー決勝に出場し、第一泳者として出場、一着で第二泳者につなぎました。タイムは26秒27。50メートルがあっという間で、注意して見ていないとわからないほどです。五十嵐さんのチームは三位でした。
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大会後、五十嵐千尋選手に直接、取材をさせていただくことができました。五十嵐さんは都筑区とはお隣の青葉区在住で、日本大学藤沢高等学校の3年生です。制服を着ている五十嵐さんは、近くでお会いしたら、高校生の優しいお姉さんでした。水泳選手なので、もっとがっしりとして筋肉のある体格なのかと思っていましたが、そんな印象はなく、普通の高校生に見えました。どこからそのパワーが出てくるのでしょうか。
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私たちは、五十嵐さんにたくさん質問したのですが、その度に質問する人の方に体の向きを変えて、話してくれて、とても感動しました。
水泳を始めたのは、3歳から。今は、週に10回練習していて、1回で3時間練習し、多い時は1回約9㎞泳いでいるそうです1日に2回以上練習する日があるということです。すごい練習量だと思いました。
水泳をやっていてよかったことはなんですか?と聞くと、「つらい練習を乗り越えて、試合でベストが出た時、水泳をやっていて良かった」と思うそうです。いままでで一番心に残った大会は、「世界水泳」だそうです。

*スペイン・バルセロナで7月20日(土)から行われた、第15回世界水泳選手権大会(世界水泳)に五十嵐さんは日本代表で出場、200メートル自由形予選で、1分59秒00の高校新記録をマークしました。

逆に、自分のタイムが思うようにいかないときは、すぐに気持ちを切り替えていくことができるそうです。
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クロールで速く泳ぐコツを教えてもらいました。息継ぎを少なくしたり、バタ足をしっかりするといいそうです。ぜひこれからは、教えてもらったことを活かして泳いでみよう、と思いました。
五十嵐さんが小学生に伝えたいことはなんですか?と聞くと、「小学校の時は楽しい事がたくさんあるから楽しい思い出をたくさんつくってほしい」と話してくれました。
試合が終わったあと、五十嵐さんのファンの人がいて、一緒に写真と撮ったりしていました。そういう人たちに優しく話しかけていて、とても素敵でした。東京でオリンピックが開催されることが決まり、これからの五十嵐さんの活躍が楽しみです。

記事)小川桃羽 中島万賀、西原さくら
取材)小泉和暉、倉田みさき、倉田まどか、小川桃羽、中島万賀、西原さくら

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