10月12日、私たちジュニア記者は、横浜駅のコンカード横浜というところで行われた、「アート縁日」の取材に行きました。今年のアート縁日は112のさまざまなブースが並んでいました。そして、特設ステージでは「神奈川フィルハーモニー管弦楽団弦楽四重奏団」の演奏会が行われており、私たちは、第一バイオリンの奏者、青木るねさんにお話を伺うことができました。
演奏家としてたいへんなことはなんですか?と聞いてみました。すると、「練習がたいへんです。でも、練習をしていると「たいへん」が「楽しい」にかわっていくんですよ」と教えてくれました。練習時間については、全員で合わせて練習するときは5時間半くらい、個人で練習するときは一日に4 時間ほど練習するのだそうです。
本番はどんなこと考えて演奏しているのだろうと思って質問してみると「曲のイメージを思い浮かべて演奏しています」とのこと。また、「演奏中は声で合図ができないので、目で合図をしている」のだそうです。お客さんがたくさん来てくれて、アンコールの拍手がたくさんあったとき、演奏していて、本当にうれしいそうです。
また、今回のイベントでは、「特命子ども地域アクター」のこどもたちが司会進行を担当していました。コンサートの中で、10月のお誕生日の人に前に出てもらい、弦楽四重奏にハッピィバースディを演奏してお祝いするコーナーがありましたが、特命子ども地域アクターのこどもたちが考えた企画だそうです。その他にも、会場の飾り付けなども担当したそうです。イベントが終わったあとに、特命子ども地域アクターのみなさんに感想を聞いてみると、みんな「司会は緊張した」と口をそろえていました。
多くの人が足をとめて、演奏に聞き入っていました。このように街の中で本格的なコンサートが気軽に楽しめて、とてもいいと思いました。
神奈川フィルハーモニー管弦楽団HP http://www.kanaphil.or.jp/
特命子ども地域アクターHP/ブログ https://actor.minicity-plus.jp/
記事・取材)森佳蓮、山崎心音、飯尾真唯、直枝遼茉