JA横浜きた総合センターにて、恒例のJA横浜「きた地区JAまつり」が行われ、11月16日、ジュニア記者はその中での食育体験をしてきました。どんな体験かというと、昔ながらの方法での稲の脱穀、籾摺り体験で、稲穂から普段私たちがたべているお米にするまでを体験するものです。
ブースは興味しんしんな子どもたちでいっぱいでした。私たちが食べるお米は、玄米から精米しないといけないのですね。お米がこんなにていねいな作業で苦労して作られてきた、ということを初めて知りました。食べ物を大切にしなくてはいけないなと思いました。昔の人は、手で1粒1粒とっていたそうです。こんな貴重な体験ができてよかったです。
都筑区での農業について質問してみました。都筑区は人口が増え、大きな建物がたくさん建ってきていますが、農地は減っているのではないかと思い、聞いてみると、「実際大幅に減っています。でもそれでも都筑区の農地は横浜市全体の経営耕地面積の中で12%を占めるそうで、農家の数は横浜市では都筑区がナンバー1なんですよ」と教えてくれました。また都筑区の代表的な農産物は、野菜は小松菜とほうれん草、くだものは、なし・柿・みかんだそうです。横浜市でとれるお米は「キヌヒカリ」や「さとじまん」というお米が多いそうです。
きた地区JAまつりはすごい人で賑わっていて、わざわざこのイベントのために駅や拠点までの特別バスを運行していました。野菜や果物はもちろん、お花や加工品などもたくさんのブースが立ち並んでいて、抱えきれないほどの買い物をしている人たちをたくさん見ました。
横浜市・都筑区でとれるおいしい野菜や果物をこれからはもっと食べていきたいと思いました。
取材)竹内海羽、亀井里央、中島万賀、直枝遼茉、西尾さくら、折谷紗朋子、関口碧、岩崎真歩、榊原凜音、田治米咲彩、和田乙葉、草郷紗麗