私たちのまちの中には、たくさんの大型ショッピングセンターがあります。その中でも都筑のランドマーク、観覧車のある「モザイクモール港北・都筑阪急」のことが知りたくて、取材に伺いました。
まず大きな特徴である、観覧車は、春夏は若葉をイメージして緑、秋冬は紅葉をイメージしてオレンジと、季節に合わせて色が変わります。建物を建設するとき に、観覧車を建物の中に組み込んで作りました。そのため観覧車は、風には弱いけれど地震には強いそうです。取材時に観覧車にのせてもらいました。取材の日 は曇っていて見えませんでしたが、晴れた日には富士山がみえる日もあるそうです。高さは67メートルあります。観覧車の籠は全部で32ありますが、1と 17の番号のついている籠は車イスのまま乗れるように少し大きめにつくられているそうです。
「モザイク」という名前は、小さなお店がたくさ ん集まって大きな輝きを発したいという願いからつけられました。その名の通り、現在百貨店とともに専門店約180ものお店が入っています。また、単なるお 買いものだけではなく、「思い出」をつくってもらえたらと、日曜日を中心にイベントもたくさん行っています。
そ んなモザイクモール港北・都筑阪急は環境に配慮した工夫をたくさんしています。まずは、エントランスを入るとすぐにみえてくる滝のように流れている館内を 流れる水。そこで使われる水は独自に掘った井戸からくみ上げ、ろ過した地下水が使われています。その地下水は館内のさまざまな場所で使われています。
ゴ ミについても配慮しています。大型ショッピングセンターは、毎日たくさんのゴミがでるのでは?と思いませんか?ここの館内は、ほとんどゴミをだしていない というので驚きです。地下1階にあるリサイクルセンターを見学させてもらいました。リサイクルセンターでは徹底的にゴミを分別していて、できる限りリサイ クルしています。たとえば、発砲スチロールは、機械で溶かして圧縮し、あたらな材料として、工場などに運ばれていきます。また、生ゴミは、分別して水と炭 酸ガスに分解する装置に入れ、一切ゴミとして外に出しません。ショッピングセンターがこんなに、環境に配慮していることに驚きました。
今回は特別に管制室もみせてもらいました。監視カメラの映像や館内の電気の流れ(電気が停まってしまっているところはないか)、エレベーターが正常に作動しているか、エレベーターが今何階にいるのか等、モザイクモールの状況がすべてわかり、安全管理をしています。
ま た、ショッピングの合間にくつろぐことができるようなスペースがたくさんありました。2階のスターバックス横のコーナーは、みんなで過ごしてもらいたいと いう思いがあるため騒いだりしなければ誰でも利用できます。スマホ等を充電できるようにコンセントもついているので便利ですね。4Fにはちいさな子どもが 遊べるスペースも用意されています。各階にリラックスできるスペースをがあり、館全体で300席以上のレストスペースがあるそうです。「毎日公園に遊びに 行くような感覚で使ってもらいたい」と案内してくれた松井さん。「モザイクモール港北・都筑阪急」は、環境にもお客さんにも優しいショッピングセンターで した。
モザイクモール港北・都筑阪急
http://www.mosaicmall.jp/
記事 土屋萌和 直枝遼茉
取材 橋本みなみ、後藤篤人、大形真菜、大庭爽矢、直枝遼茉、土屋萌和