ぼくたち、わたしたちの未来、勉強中です!

「次世代のこどもたちに、いつまでのこのままの地球を残したい」「そのために持続可能なエネルギー社会をつくりたい」という強い想いから、19年前に「横浜環境デザイン」は生まれました。社長さん自身も現在小学生のお子さんのお父さんです。

最初は数名でスタートした会社でしたが、東日本大震災をきっかけに自然エネルギーの大切さについて、多くの人達の関心が高まり、会社も忙しくなり、成長してきました。新しい関連会社を次々につくり、現在は自然エネルギーをテーマに、主に4つの事業を行っています。1.太陽光パネルの販売、2,太陽光パネルの設置 3.太陽光パネルのメンテナンス、4.野菜工場の運営、です。

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新横浜のオフィスに入るとまず、太陽光パネルが展示してありました。こんなに間近でみたことはなかったので、太陽光パネルにもいろいろな種類があるのだと知りました。太陽パネル1個あたりの1時間につくれる電気の量は季節や日照条件などによって変わりますが、約200~300W/1枚だそうです。これはおよそ冷蔵庫一台分の電力量とだそうで、かなりの量の電気が生まれるのですね。
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発電所もたくさん手掛けていて、それらの写真が社内にたくさん掲示してありました。「今までで、いちばん大きな面積のある太陽光パネルを作った場所では、どのくらい電気の量がつくれるのですか?」と聞いたところ、15メガもの電気量が作れるところを作ったそうです。横浜環境デザインが持っている自社発電所の電気量で、大きな面積では2メガの電気量がつくれます。どちらもとても大きな発電ができるのですね。

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新横浜のオフィスは、都筑区勝田町から2014年に引っ越してきました。現在都筑区早渕にある「横浜施工・物流センター」に、新しくはじめた事業のひとつ野菜工場で水耕栽培(水のみで野菜を育てる栽培法)を行う、「都筑やさいファクトリー」があります。屋内での野菜づくりのよいところは、虫などがつかないため、無農薬で栽培できるところです。少ない場所で効率よく育てられ、お天気にも影響されないため、安定した野菜作りが可能です。「横浜施工・物流センター」では、レタスやルッコラなどの葉物野菜が栽培されて、レストラン等に出荷しているそうです。
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(写真:横浜環境デザイン提供)
横浜環境デザインは、多くの人達が太陽光発電に関心をもってほしい、という想いから、1年間で最も昼の時間が長い6月の「夏至の日」を「太陽光発電の日」として2011年に記念日登録しました。エコな社会を目指してこれからも頑張って欲しいと思いました。

地域を盛り上げたいと、地元の球団「横浜DeNAベイスターズ」の公式スポンサーとして、応援もしています。横浜環境デザインの冠試合には、こどもたちにスタメンキッズを体験してもらったり、ユニフォームや応援グッズをプレゼントし、試合に招待したりと、横浜を盛り上げるために一役買っています。

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株式会社横浜環境デザイン
http://ykd.co.jp/

記事:折下陽春、小宮山莉子、村田美優、石川莉央
取材:折下陽春、小宮山莉子、村田美優、石川莉央、森田智大、森田莉未、小松春菜、小宮山優乃 佐藤恵香

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