ぼくたち、わたしたちの未来、勉強中です!

今回ジュニア記者でイクミンズとその代表をしている杉本周子さんに取材を申し込みしたところ、稽古の現場を見せてもらい、インタビューもさせてもらいました。

イクミンズとは、杉本周子さんが立ち上げた、育児をテーマとしたオリジナルのミュージカルをつくり、上演している団体です。イクミンズという名前は、育児する人という意味から生まれているのですね。

杉本さんは、結婚して子どもが生まれる前は、ミュージカル劇団の「ふるさときゃらばん」に所属し、全国を公演してまわっていたそうです。結婚して子どもが生まれてからも「地元でもなにかやってみたい」と、その経験を活かして、育児ミュージカルを立ち上げたそうです。主婦目線、子育て目線の内容でつくるオリジナルミュージカルは、毎回、観に来てくれた人だけでなく、出演者自身も、杉本さん自身も、楽しみながら参加できるステージを目指しています。

ミュージカルの中で歌う曲は、全曲、作詞は杉本周子さん、作曲はご主人がされています。日頃のうっぷんとか、ぐちとかなど言いにくいことも、歌とダンスで表現すれば、けんかにならず、伝えられるんだそうです。

「大変なことは?どんなことですか?」と聞くと、「大人数で利用するための稽古場の確保が大変です」と杉本さん。この日は、都筑スポーツセンターの場所で、鏡もあり、ダンスをするのにぴったりの場所ですが、そういった場所が毎回予約できるわけではないので、都筑区の地区センターなどを転々としているそうで、毎回稽古場所は違います。ミュージカルのメンバーは毎回新しく募集していますが、だんだん参加してくれる人が増えていて、増えるのはうれしいのですが、たくさんの人数が入れる稽古場所を予約するのがとても大変です。

ミュージカルは二年に一度、都筑公会堂で自主公演するのを目標に活動しています。去年の公演は二日間で3回公演を行ったそうです。その他にも、都筑区のいろいろなお祭りのステージに参加しています。年間10回くらいは、参加しています。たくさんのステージをこなしているのですね!

現在の所属メンバーは、毎回募集するので、出演者は変わりますが、現在は大人40名、子ども40名程度です。

今年は、ゴミの分別をテーマにした「イクミンズ3R夢(スリム)美人」をつくりました。区役所に言われてつくったのではなく、自分たちで自主的に面白い題材にとりくんでみたいと思いチャレンジしました。この日の都筑スポーツセンターでは、次回のイベントで披露する「イクミンズ3R夢(スリム)美人」の歌とダンスを練習していました。

杉本周子さんは、「これからも、みんなの身近なことを歌やダンスにして伝えていきたい」と楽しそうに話してくれました。

記事:田中美宇
取材:田中美宇 宮下敦行 佐貫莉子 山田咲幸

イクミンズ
http://bwave.biz/ikumins/

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