ぼくたち、わたしたちの未来、勉強中です!

譲渡型猫カフェCAIT SITH(ケットシー)は、センター北駅に2020年にオープンした、奄美大島のノネコを中心に保護されている猫カフェです。きっかけは代表者の服部さんが奄美大島で殺処分される猫たちをなんとか助けたい、という思いから生まれました。

奄美大島では生態系を守るという理由で、奄美の希少種を減らす害獣として「ノネコ」が捕獲され、1週間という命の期限をつけられ、殺処分されてしまうという管理計画が出されました。「ノネコ」とは野生で暮らしているネコのことです。

奄美大島の希少な生き物たちも「ノネコ」も同じ命。服部さんはその問題を解決するために、クラウドファンディングを行い、譲渡型猫カフェCAIT SITH(ケットシー)を開業しました。

お店にいってみて、手の消毒や二重とびらなど猫達のために清潔にしているなと思いました。足の消毒は生まれて初めてしました。

奄美大島などで保護された後、CAIT SITH(ケットシー)にやってくる前に「預かりさん」という人のところへ行き、そこで多少人慣れしたら、カフェデビューとなります。さらにそこからお客さんにも協力してもらい、猫たちはどんどん人慣れしていくのです。

ちなみに、今までに保護した猫は約420匹。そのうち譲渡した数は371匹。たくさんの猫を譲渡しています。すごいですね!ここは人に慣れていない猫や病気の猫も幸せになれるまで、守ってもらえる場所なんだと思いました。

取材:飯田 萌愛 岩村 茜里 木尾 実莉 桜田 祥生 鈴木 隼斗 湯川 真央

猫カフェ ケットシーホームページ

(みんなの感想)
カフェには12匹くらいの猫達がいました。グリルという猫がとても可愛くお腹を撫でさせてくれたり、ジャレて遊んでくれました。僕も猫を飼うなら保護猫にしようと思いました。(桜田祥生)

ホームページには今までに譲渡された猫たちがたくさんのっていました。今お店にいる猫たちも、今までに譲渡した猫たちにも全部名前がついていました。中には、保護した地域のホームセンターの名前がついている子も!?!
最初はかわいらしい名前をつけていたそうですが、だんだんネタ切れしていったのでその子にゆかりのある地域に関係する名前をつけていっているのだそうです。今回は定休日に取材させていただきましたが、ジュニア記者たちは取材中もみんな猫に夢中でした。(飯田萌愛)

猫たちはみんな、毛なみがさらさらふわふわしていて、とっても大切にやさしくかんりされてるんだなと思いました。夜はこの子たちをどうするんだろうと思っていたけど、ひとりひとりのおへやでゆっくり休んでいると聞いて、ここがとってもいごこちいい場所なんだなと思いました。猫たちが安心して暮らせて、あいされる人たちにかってもらえたらうれしいなと思いました。(岩村茜里)

しっぽがふさふさで触ろうとしたら嫌がる猫もいたけど、触らせてくれる猫もいました。お腹もヨシヨシさせてもらって、毛がふさふさ過ぎて、肉球もプニプニ。可愛すぎる!飼ってあげられるなら飼ってあげたいけど。それはできないので、そんな猫たちを救うために自分のできることを考えようと思いました。(木尾実莉)

奄美大島では、たくさんの「ノネコ」が殺処分寸前の危機にさらされていることを知って悲しかったです。でもケットシーに保護された猫たちは、たくさんくつろいでいてかわいかったです。(鈴木隼斗)

センター北駅前にあるビジョンでも宣伝していました。

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