地域の人の立ち寄りどころ「ともだち書店」
みなさんが、「よく行く書店は?」と聞かれたら、浮かぶのはどんな書店でしょうか?
参考書などを買いに行く、駅前の大きな書店を思い浮かべるかもしれません。
私たちが今回取材に行ったのは、そのような書店とは違って、児童書、特に絵本を中心に扱う「こどもの本のみせ ともだち」、通称「ともだち書店」です。
この書店は、なんと、スタッフさんが「全員ボランティア」!10人ほどのスタッフがいて、元々、この店のファンだった人などが中心に働いているそうです。また、お店の経営だけでなく、近くの小学校での読み聞かせなども行っており、地域とつながっている書店だということです。
イベントも開催していて、「ミルキー杉山のあなたも名探偵」シリーズの作者、杉山亮さんのお話会なども魅力的です。
お話を伺った永井さん、密本さんは、お客さんからの、「ともだち書店がよりどころです!」などの声かけのおかげでがんばれる、と話してくれました。店員さんに「この本ありますか」のような相談をしやすいことがともたち書店のいいところだそうです。
地域の人たちや、ボランティアとのつながりで、2023年50周年となり、長く続いてきた「ともだち書店」。 これからも続いていってほしいと思いました。ボランティアは常時募集中だそうです。ぜひ、足を運んでみてください!
記事:竹内美裕
50周年を迎えた「ともだち書店」
50周年を迎えた本やさん「ともだち書店」は、店内は広くないけれど、たくさんの絵本がありました。絵本作家さんのサインがたくさん飾ってありました。
開業した人が「子どもの村」を始めるため転居することになった時、お店をのこしたいと思った人にその後もその意思が引き継がれ、今に至っています。
ここでは、作家さんのお話し会や読み聞かせのイベント等もやっているそうです。
お店の中に「ご自由にどうぞの箱」があり、僕はお母さんのためにかばんをもらってきました。扇子などもありました。
みんなに支えながら続いているのはすごいと思いました。100年続いてほしい本屋さんです。
記事:桜田祥生