夏休みにジュニア編集局で横浜市民防災センターに取材に行きました。
多くの記者がそれぞれ感じたことを記事に書いています。
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命にかかわる大切なことを教えてくれる、横浜市民防災センター ジュニア記者 浅谷怜果
みなさんは地震や台風を経験したことはありますか。地震や台風がおきると家がつぶれたり、崖崩れがあったり、とてもこわいことがたくさんあります。でも、しっかりと地震に備えておけば大丈夫!どうやってそなえればいいのか。私たちジュニア記者は、横浜市民防災センターを取材し、防災センターの案内をしてくれた、中村安夫さんがたくさんのことを教えてもらいました。
震度5から7の強いゆれの地震が起きると、テレビやたな、時計などが倒れてきます。強いゆれで、たおれそうなものを、固定することが必要です。また、もしもひなんすることになったときのために、だいたい3日分の食料を水を用意するといいでしょう。他にもラジオや乾電池などを用意するといいです。「なぜラジオを?」と思いますよね。地震や台風のときにはなるべく新しい情報をゲットして、今、ひなんすればよいか、それともその場でたいきすべきか、などをかくにんする必要があるからです。災害時はテレビがうつらなくても情報が得られる、乾電池で動くラジオをもっているといいそうです。みなさんももしものときのためにそのようなものを用意するといいですね。
「でも家がつぶれたりしたらどうするの?」と思う人もいませんか。大丈夫です。そんなときのためのまほうのアイテムがあります。それは「シェルター」です。シェルターをつくっておけば潰れにくくなります。「シェルター」がなくても、じょうぶなつくえなどの下に隠れるのもいいと思います。
このようなことをしって「とても強い地震なんておきないからいいや」と思っていた気持ちが「もう少し、地震のことを調べて、そなえよう」「強い地震がおきたら、ここがあぶないな」と思うようになりました。命にかかわる大切なことを教えてくれた中村さんにかんしゃしています。
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防災センター取材〜火事のこわさを知る ジュニア記者 小林遼大
地震があったらどのように行動すればいいでしょうか。横浜市民防災センターの職員の方のお話しでは、「まず、まわりを見て、落ち着いて。その場にあった行動をとること」が大事だそうです。
次に知ったことは、火事の原因にたばこが多いことです。もし火事が起きたら、部屋中に黒いけむりが広がるので近くにある物で鼻と口をおさえ、しゃがんでひなんをすることが大切なことです。
阪神淡路で起きた大震災についてのお話しも聴きました。地震が起きたときは冬だったので多くの家でファンヒーターなどが使われていました。そのため多くの家がいっせいに火事になりました。その数日後にも、ブレーカーをおとさなかった家に急に電気が流れて、また火事が多く起こりました。ぼくはこの話を聞いて、火事のこわさをあらためて感じました。消防士さんが大変なことは火を消すことです。そのため、さまざまな技術が必要で訓練されていることもわかりました。
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私にもできる防災 ジュニア記者 太田明里
みなさんは「災害」ときくと、どんなことが思い浮かびますか?
今、日本ではさまざまな自然災害が起こっています。その種類は、地震、豪雨、洪水、暴風、高潮、豪雪、津波、噴火などがあります。
いつ、どこにいても起こるかもしれない、という意識を持って、災害に備えることが大切です。
横浜市市民防災センター の中村さんに、家族や友達が簡単に取り組める防災についてお話しを伺いました。
「となり近所の方と顔見知りになり、日頃から声をかけあうことでいざというときに助け合える力になる」ということです。私も近所の方にあったら自分から積極的にあいさつしようして、顔見知りになっておこうと思いました。
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横浜市民防災センターを取材!災害への備えを学ぶ ジュニア記者 横地範奈
夏休みの日、横浜市民防災センターで災害に備える知識を学びました。
私たちは、実際に3つの体験プログラムに挑戦しました。
1つ目は「消火器の使い方」の体験です。消火器の使い方は覚えてしまえば、意外にも簡単でした。安全ピンを抜き、ホースを燃えているものに向けてレバーを押すだけです。この機会に、ピン、ホース、レバーという流れをしっかり覚えることができました。
2つ目は「煙の中を歩く」体験です。まず、参加者はマスク、タオル、または服などを使って口と鼻をしっかり覆います。そして、低い姿勢で歩くことが求められました。低い姿勢での歩行は少々大変でしたが、煙は上に上昇するため、低い位置にいることが重要です。記者たちは壁に沿って歩き、出口を見つけることができました。
3つ目は「地震の体験」です。地震への備えは非常に重要です。最初にまず、安全な場所、たとえば机の下などを見つけることが大切です。キッチンなど物が多く置かれている場所は危険なため、避けるようにしましょう。地震が発生した場合は、すばやく安全な場所に避難し、危険な場所を通らないようにしましょう。地震が収まっても、安全な場所からすぐに離れないようにしましょう。
この取材を通じて、私たちは防災の重要性や具体的な行動方法を学びました。これらの知識は、みなさんの安全を守るための貴重な情報です。みなさんもぜひ、日常生活の中で防災意識を高め、備えを行ってください。
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災害はいつ起こるか分からない! ジュニア記者 桜田祥生
最初にシアターで映画を見たのですが、一番心に残ったのは、「災害はいつ起こるか分からない」という言葉でした。
体験コーナーでは、消火器で、映像の火を消す訓練を行いました。狙いを定めてしっかり消すことを意識しました。また、煙の中を歩く訓練もしました。鼻と口を押さえて、姿勢を低くし、壁をつたって歩くことを知りました。最後に、家で地震が起こった時のシミュレーションをやりました。
災害はいつ起こるか分からないので、少しずつ対策をした方がいいと思いました。
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横浜市民防災センターで体験してみよう ジュニア記者:鈴木隼斗
横浜市民防災センターには、たくさんの体験施設がありました。地震の体験装置や消火器の使い方、家のような部屋で、画面と音で地震が起きたことを再現し、そのような時はどうすればいいか、などが分かりやすく再現されていて、実体験できるようになっていました。
消火器の使用時間は15秒程度だと、ガイドの人が言っていました。映画などで見る、かっこいいシーンよりも悲しいことの方が多い、と言っていました。
ガイドの方の体験話で、阪神大震災の時、3階が潰れてその中に人がいると言うことだったので、救助に向かったそうです。4階の床に穴を開けて、そこから入ってその人を救助した、と言っていました。3階のものはほとんど潰れていましたが、机はびくともしないで立っていたので、いざというときに頑丈な机が役に立つ、と改めて感じたと教えてくれました。
僕が取材に行った時は、地震の体験装置が壊れて地震を体験することはできませんでしたが、震度7ぐらいでは立っていられないぐらい強いと言っていました。
このように、横浜市民防災センターでは、地震や火事が起きた時にどうすればいいかを、教えてくれる大切な場所なんだな、と改めて思いました。