広めようペット防災 記事:花岡昊
中川西中学校で行われた防災訓練で、主にペット防災について取材しました。取材した方は今出敬太郎さんです。
ペット防災とは大きな災害が発生した際に、ペットと安全に避難するために備えることです。ペット防災はあまり広まっていませんが、ペット防災が広まることで、人と防災ともつながります。ペットを避難所に連れて行けることを知らない人もいると思いますが、ペットと避難できることを知ってほしいです。
中川西中学校は、災害時の地域防災拠点となっています。現在のペット防災は、仕組みが整っていないところが多いです。ペットより人の防災が重要視されているからです。ペットの一時飼育場所が物置の中だったりしています。それではかわいそうです。なので地域の方で協力して決めておけば、ペットの対応で困ることがなくなります。
避難所でのペット対応の受付は、運営委員会だけでなく、地域の避難してきた飼い主の「飼い主の会」で作られます。そのときに事前にマニュアルを作っておく必要があります。
ペット防災はペットを飼っていない人にはあまり関係ないと思っているかもしれませんが、動物アレルギーなどの動物関係の感染症の人とトラブルにいなるのを防止するため、ペット飼っていない人にも、とても重要なことです。
ペット防災HUGゲーム(避難所運営ゲーム)も体験しました。そのゲームは、避難所に来る人たちをどこに避難させるか振り分けるゲームです。避難所は人がどんどん来るので、いろいろな人が来て大変でした。動物アレルギーの方だったり、日本語が通じない方などの対応に困り、むずかしかったです。
ぼくの家ではペットを飼っていませんが、動物アレルギーを持っているので、ペット防災をこの機会に知ることができてよかったです。

考えよう!ペットとのひなん 記事:吉田皓正
みなさんの家ではペットをかっていますか?
大きな地しんが起きてひなんすることになったとき、ペットをどうするか考えたことはありますか?
11月15日に中川西中学校で「ペット防災」を考えるイベントが開さいされました。そこで、地しんのときに起こりそうなミッションをみんなで話し合ってかい決するゲームに参加しました。かい主とはなれると鳴き続けてしまうペットや、大きな虫類のペット、病気やしょうがいをもったペットがひなんしてきたときにどうするか考えるのがむずかしかったです。
都筑ペット防災を考える会の今出さんによれば、都筑区にイヌは1万頭、ネコは3万頭いますが、大きなさい害のときに地いき防さいきょ点でどうするかということはまだまだ話し合いが進んでいないそうです。都筑区には公園や大学など広い場所もたくさんあるので、いざというときにどうやって使っていくのか、ペットをかっている人も、アレルギーなどで動物が苦手な人もいっしょになって考えていくことが大切だと思いました。
ペットをかっている人もかっていない人も、「ペット防災」のイベントにぜひ参加してみてください。

ペット防災 記事:神田美月
今回は中川西中学校で行われた防災訓練に行きました。 そこにペット防災のコーナーがあって、インタビューさせてもらいました。また、自然災害が起きたときのペットの避難場所もみせてもらいました。 自然災害が起きたとき、犬と猫は違う場所で避難してもらうそうです。中川西中学校では、避難してきた犬は体育倉庫で、猫も少し離れた体育倉庫に移されるそうです。
いま、一番困っていることはなんですか?と担当の方に聞いたところ、「防災訓練でペット防災の取り組みをしていますが、『(ペットを)連れてきてよかったの?』と言われることが多くて、ペットを連れてきてくれる人がいなかったので、困りました」と答えてくれました。
ペット防災を考えるゲームにも参加しました。
ゲームでは学校の場所の地図と、さまざまな条件で避難して来た人を体育館や教室のどの場所に振り分けるかを考えるものです。実際に体験してみると、いろんな猫ちゃんや犬、そして人がいて、避難場所を振り分けるのがとても大変でした。
私は今回ペット防災について取材して、人と同じ命の生き物を大切にしようと思いました。
