ぼくたち、わたしたちの未来、勉強中です!

p1010503.png7月27日、つづきジュニア編集局ハマMIX班はグリーンライン川和町駅にある横浜市営地下鉄川和車両基地に見学に行きました。ここではグリーンラインの車両の検査をおこなっています。

グリーンラインは2008年に開業された新しい路線で総距離は13.1km、約7年かかって建設されました。駅は中山駅から日吉駅まで全部で10駅あります。最大の特徴はリニアモーターで動くというところです。ここで言うリニアモーターとはレールの間にあるリアクションプレートと車両の下についているリニアモーター(電磁石)が引き合ったり、反発したりすることで電車を動かしたり止めたりすることですが、グリーンラインはリニア新幹線のように浮いて運転することはできません。

川和車両基地では「検査、検査、検査」の連続!


グリーンラインでは4両の列車を15編成、保有しています。p1010477

そのうち検査にかけられる編成は一日あたり最大で4編成です。検査と一言でいっても「列車検査」、「月検査」、「重要部検査」、「全般検査」、それに臨時で行われる「臨時検査」もあります。
また、一回一回の検査にはブレーキ交換や車内清掃、さらには外板の清掃などが含まれており、検査の大変さが伝わってきます。

10000系の洗車を体験!

交通局の方々のご厚意もあり、私たちは10000系の洗車に立ち会うことができました。p1010517洗車は左右にブラシが付いている洗車機を使い、電車はその間を通って車体を洗い流します。洗車機から勢い良く噴出する水で洗う姿は迫力がありました。洗った車両はもちろん、ピカピカになって輝いていました。

<感想>

今まであまり考えずに電車に乗っていましたが、この取材を通じて列車の運行には交通局の方々の苦労があってからこそ、成り立っているということが実感できました。

グリーンライン10000系のヒミツ

つづきジュニア編集局・グリーンライン川和車両基地見学-スペース確保の為中吊り広告のない客車

中吊り広告があると狭くなってしまうので、全ての車両には中吊り広告がありません。

つづきジュニア編集局・グリーンライン川和車両基地見学-透明の座席仕切りで開放感のある客車

広く見せるために座席の仕切りも透明にしたそうです。

グリーンラインは一般の地下鉄よりも小さいスケールで設計されています。そのため、少しでも車内が広く見えるように工夫がされています。

(レポートと写真:早田慧悟、取材:飯田修平、川﨑翔太、木原正絵、村津進太郎)

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