2009(平成21)年8月7日(金)~9日(日)の3日間にわたり、横浜市中区にある大桟橋(おおさんばし)ホールで、「ミニヨコハマシティ」が開催されました。
ミニヨコハマシティ(以下「ミニヨコ」)は、19才以下のこどもたちがつくる「こどものまち」のことです。店を出したり、バイトをしたりして稼いだお金で、店で買い物をしたり、遊んだりします。
ミニヨコは、2007(平成19年)年3月に都筑区内で初めて開催され、今回は3回目です。都筑区以外の子どもたちも参加しやすいように、また、同じ日に開催された世界会議の出席者も参加ができるようにと、都筑区ではなく中区で開催されることになりました。
【取材参加 青野瞳子、永野萌、増田双葉、百崎佑(小4)、下川紗季(小5)、別所千優(小6)】
ミニヨコには、ミニヨコ郵便局、ミニヨコ銀行、ベロタクシー、食べ物屋街、ミニヨコ放送局、ミニヨコ新聞社、雑貨屋街、子どもフリマ、ゲーセン、駄菓子屋などなど、たくさんのお店がありました。
その中の、「スナックフィッシング」というお店を出していた人に取材をしました。このお店は、名前の通り、ビニールプールからクジを釣って、引いたクジの内容で普通に買うよりお得になったりします。遊びながら食べ物が買えるお店です。【取材:下川 紗季(小5)】
Q1. 何を売っていますか?
A1. シャーベット、フレンチトースト、カリカリギョウザ、飲み物(ぶどう、オレンジ、お茶)です。
Q2. どのくらい前から、この計画を立てましたか?
A2. 半年くらい前です。
Q3. このお店は、何人ぐらいでやっていますか?
A3. 2人です。
Q4. お店をやってみてどうでしたか?
A4. 楽しいけれど、お昼ごはんを食べられないほど忙しかったです。
ジュニア記者も、ごみステーションやベロタクシー、おばけやしきなどで仕事をしてみました。【取材:永野 萌(小4)】
ごみステーションの仕事は、ミニヨコのお店の下に、会場を汚さないために敷いてあるビニールを集めるというものでした。ビニールは思ったよりたくさんあり、それだけたくさんのお店がミニヨコにあったことにみんなで驚きました。「ごみステーションの仕事は、まちの中ではとても大切な仕事ですよ」と、ごみステーションの人が話してくれました。
ミニヨコハマシティ大使(ミニヨコの副市長)にも話を聞きました。「このまちは、みんなすごく仲が良く楽しいまちなので、もっと良いまちにしたいと思って大使になりました。」
ミニヨコはほんとうのまちのようでした。
次回のミニヨコは、2010(平成22)年3月の春休み期間中の26日~28日に、都筑区内(中川駅のそばにあるハウスクエア横浜)で開催されます。お店を出したい人たち(ミニヨコ市民)は、ミニヨコ市長を中心に、もう準備をはじめています。次回はもっと良いまちになることでしょう。次回の開催が楽しみです。皆さんも参加してみませんか。
◆取材した感想
- ミニヨコの一番いいところは、いつもはいろいろ口出しをしてくる大人が口出しできないところだと思いました。
- 自分と同い年の子や、それより小さい子も一生懸命やっているのがすごいなぁ、と思いました。