ぼくたち、わたしたちの未来、勉強中です!

都筑まもるくんイラスト
都筑七不思議調査団・調査ファイル3~まもるくん生誕の秘密~

私たちつづきジュニア編集局の企画部では都筑区にある不思議なものを取り上げ、「七不思議」として調査しています。

今回私たちが調査したものは、都筑区は歴史博物館脇交差点にある「都筑まもるくん」です。イラストはケーブネットつづきの森のつづき日記アーカイブの中からまもるくん引越しのようすをスケッチしました。

引越しのようすはこちらにもあります。
http://tsuzukinomori.blog121.fc2.com/blog-entry-922.html

都筑まもるくんは都筑区の交通安全のシンボルとして、2005年にセンター南から歴史博物館脇交差点に引っ越してきました。
まもるくんは身長7m・体重1tととても大きく両足の重りの鉄も入れると3tにもなります。名前は公募によって命名されたそうです。

まもるくんは最初から歴史博物館脇交差点にあったというわけではなく、もともとは旭区にあったテーマパークの「恐竜の森」で生まれました。「恐竜の森」は保土ヶ谷バイパスから見えたそうです。
「恐竜の森」に都筑まもるくんがいたようすがこのサイトにありました。
http://naokisai.com/mania/kyoryu_mori.htm

「恐竜の森」が閉園になるときに、都筑まもるくんは捨てられそうになったところを、すくいだされ、都筑区の交通のシンボルとして川和にかつてあった交通安全協会に引き取られ、そこから郵便貯金センターや水道局横に行き、そして現在の歴史博物館脇交差点にたどりついたということです。
この現在の場所にまもるくんが引っ越すときには交通安全協会などのボランティア15人の方々が協力し、10tトラックとクレーンで運んだらしいです。
そのときに一番たいへんだったのがルート選びだったそうです。前にまもるくんがいた区役所通りから今の歴博通りに移動するときには、センター北と南の2つの地下鉄の高架をくぐり抜けないといけないのですが、トレーラーに寝かされたまもるくんの手が高架にひっかかる可能性があったのです。ですが、ボランティアの方々が慎重に高さなどをはかってくれたおかげでまもるくんは無事に引っ越すことができました。引っ越しのときにはまもるくんの爪などが塗りなおされたりしたらしいですよ。次の引っ越しの予定はなく、この歴史博物館脇交差点が安住の地になるみたいです。

都筑区にはまもるくんをモチーフにしたパンやお菓子もあります。都筑区でのまもるくんの知名度の高さがわかります。

つづきくん
中川にあるパン工房 Juneberry ジューンベリーのつづきくん ↑

まもるくんは交差点を通るとすぐにわかるので、ぜひ自分の目で見てみてください。夜はライトアップされて少しこわいですが。

夜のまもるくん

記事&イラスト:木村枝里香
写真:青野瞳子、他
取材:【企画部】 のみんな
都筑まもるくんの生誕の秘密取材:栗原里美

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