ぼくたち、わたしたちの未来、勉強中です!

8月19日に私たち社会部は、都筑区役所戸籍課に取材に行きました。今回取材に協力してくれたのは、祢津(ねづ)さんと田中さんです。(写真の2列目左から4番目が三瓶戸籍課長です)

戸籍課の仕事は、戸籍担当、登録担当、証明発行窓口の3つにわかれています。
戸籍担当では、生まれてから亡くなるまでの戸籍の届出に関する手続きを担当しています。
登録担当では、引越しに伴う住所変更、印鑑登録申請、外国人登録に関すること、小中学校の転校手続き、住民基本台帳カードや電子証明書の手続きを担当しています。住民登録、外国人登録の情報は、横浜市が市民サービスを提供するための基礎となっています。
証明発行窓口では、住民票の写し、印鑑証明書、戸籍の証明書、身分証明書などの発行を担当しています。

↑これは、出生届の用紙です。
(ちなみに届出用紙の文字の色で何の届出かわかります!!
青色は出生届、茶色は婚姻届、緑色は離婚届、黒色は死亡届やその他の戸籍届出といった具合です。届出に来た人の内容を一瞬で判断して受付するのが戸籍担当のシゴトですって)

都筑区のマスコットキャラクター つづきあいちゃん の一生を参考に、戸籍課のシゴトと私たちとのかかわりを説明してもらいました。

平成 6年11月 6日 誕生 出生届・住民登録
平成13年 4月 ○日 小学校入学・卒業
平成22年4月○日  高校入学・卒業
留学する。パスポートを申請する。
(申請には戸籍の証明書が必要です。)
海外への転出届・転入届を出す
大学進学・卒業  アルバイトする
(働き始めるときに住民票が必要です)
平成26年○月○日  20歳になり、選挙の投票に行く。
平成2○年○月○日  ホストファミリーとして留学生の申請に付き添う
(外国人登録申請)
平成2○年○月○日  横浜市から引っ越す。
(転出届をだして転出証明書を受け取る)
平成2○年○月○日  戻ってくる
平成○○年○月○日  車とマンションを買う(印鑑登録をする)
イータックスする。住民基本台帳カードと電子証明書の申請をする。
平成○○年○月○日  仕事を辞める(国民健康保険に加入する)
→のちに後期高齢者医療の対象者になる。
平成○○年○月○日 天寿を全うして、旅立つ 死亡届・火葬埋葬許可

と、人生の節目で戸籍課のシゴトと関わっていることがわかりました。

次にもっと詳しいことが聞きたくて、インタビューしました。

ジュニア記者:戸籍課には日本人だけではなく、外国人も来ますか?
戸籍課:はい、たくさんいらっしゃいます。
ジュニア記者:たくさん来て、困ることはありませんか?
戸籍課:言葉が通じなくて困ることもあります。身振り手振りと辞書を駆使してがんばります。最後に、笑顔で「アリガトウ」といわれると、とってもうれしくなります。

ジュニア記者:都筑区には何人くらい外国人の人は住んでいるのですか?
戸籍課:おおよそ2700人です。ちなみに、横浜市内で一番多いのが中区ですよ!

ジュニア記者:小中学校の転入学の手続きは、どのくらいですか?
戸籍課:一日1~2件くらい。(あ!!窓口や電話での相談や問い合わせは、一日10件位ありますよ!)しかし3月のお引越しシーズンになると一日に40件! 3月末から4月初めの10日間で350~400件の届出を受け付けます。もちろん、その間は相談や問い合わせもとても多いですよ。

ちょうど気になったニュースを…
ジュニア記者:都筑区には100歳以上の人は住んでいますか?
戸籍課:ちょうど取材の前日に記者発表(=関内にある市役所本庁舎で新聞社テレビ・ラジオ局などの報道機関に発表すること)だったので、その発表の数字を確認して…
いらっしゃいますよ。みなさん確認が取れています!

最後は、大事な個人情報について
ジュニア記:情報が漏れないようにどのように工夫していますか?
戸籍課:終業時には書類などの片づけを徹底します。ひとりだけではなく複数の人が確認をしています。
ジュニア記者:住民登録などの情報はどのように管理していますか?
戸籍課:コンピューターで管理しています。情報にアクセスするには、IDとパスワードが必要です。誰が、いつ、どの情報にアクセスしたかが分かる仕組みになっています。

↑これは、都筑区役所のどの部署でも掲示してある標語です。
(とても覚えやすい標語ですね)

戸籍課のシゴトは、私たちが生活する上でとても大事なものだなと思いました。これから私たち誰もが訪れるので子どものときに戸籍課について知る事ができてよかったです。

(記事と写真撮影:百崎佑、取材参加:大谷美咲、飯田修平、門脇慧、栗原大知、黒山幹太、福永圭吾、百崎佑)

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