8月19日ジュニア記者社会部は、都筑区役所 自治会町内会の取材をしました。記者の取材に応じたくれたのは、井上さんという区役所の方です。
井上さんは最初に、自治会町内会は、区役所に似ていると話してくれました。
自治会町内会は趣旨賛同による集まりでなく、その地域内に住んでいる人なら誰でも入れる集まりです。つまり、自治会地域内に住んでいるのであれば誰でも入会できる会です。
区役所も、区内に住んでいる人なら誰でもお客さんとして、利用できる場所です。このようにいくつかの共通点を持つ区役所と自治会町内会ですが、自治会町内会の特徴は、地域に住んでいる人たちがお互いに協力し合い、自分たちの力で住みやすい地域にしていくための活動を行っていることです。
例えば、休日以外の防犯活動や清掃活動など、年配の方々が行うことが多く、人と付き合いながら地域の仕事を行うので、人と人との繋がりが出来て、最近話題になっている高齢者の行方不明問題をふせぐ事にもつながります。
そのほかにも、区役所に補助金などの協力をしてもらいながら夏祭りをしたり、
会費で自治会館を建てたりと、様々な活動を通して地域の振興に尽くしています。
しかし、そんな自治会町内会にこの都筑区は、市内でも加入率が著しく低いのです。その理由に、新しく出来たマンションに住んでいる人たちの加入率が低いことが挙げられます。
区役所と協力しながら活動をする自治会町内会、その地域に住んでいるのであれば地域を良くさせる活動は必要です。ですが、こういった活動がなかなか知られることがないのも事実です。まずは、こういった活動を理解することが地域との関わりをもつ第一歩なのではないでしょうか。
(記事:門脇慧 取材:大谷美咲、飯田修平、門脇慧、栗原大知、黒山幹太、福永圭吾、百崎佑)