8月28日 横浜歴史博物館で「夏休み博物館たんけん隊」というプログラムがあり、ジュニア記者も含め、たくさんの子どもたちが参加していました。
学芸員が隊長となって、展示の見どころや普段はちょっと入ることのできない裏側まで探検するという企画でした。
はじめは常設の展示を解説しながら案内してもらいました。展示物が色あせるのを防ぐため、博物館や美術館の展示室は暗くしているそうです。
埴輪に開いている穴は、昔の人の文様を表している、など普段見ているだけではわからないことを教えてもらいました。
また、展示品に書いてあった文字が汚れていて読めないものでも、赤外線を当てると、肉眼では見る事のできる特殊なカメラも置いてあってびっくりしました。
企画展では、昔の日本各地の観光絵はがきなどがたくさん展示してありました。チケットが特製絵はがきになっていて、歴史博物館のポストから出すと、都筑と書いた特別なスタンプを押してくれるというので、みんなで自分宛てにチケットになっていた絵葉書を出しました。
絵葉書展では、昔の雰囲気を出すためなのか、模型の小さな電車が展示の中を走っていました。
展示の中でも驚いたのは、光を当てると別の絵が現れるという透かしの絵葉書です。
他に裏側の資料保管室を見せてもらいました。大きな展示品を運ぶための大きなエレベーターでお宝が眠っている保管室にいきました。ここは、資料が壊れたりするのを防ぐため、温度と湿度を一定に保っていて、とても快適な涼しさでした。虫が入らないようにするため、網戸になっていたました。その中にこどもたけが見学させてもらえました。貴重な体験でした。
見学が一通り終わってエントランスに戻ると、そこでは仙台から来た紙芝居「チボリ兄弟舎」が「雛人間」という紙芝居を見せてくれました。アコーディオンや打楽器で不思議な雰囲気を出していました。
歴史博物館では展示でたくさんの工夫をしている事を知りました。また、展示だけでなく、紙芝居をしたり、「夏休み博物館たんけん隊」を募集したりしていろいろなことをやっていることがわかりました。
記事:阿部光風、佐藤莉央
取材:門脇慧、青野瞳子、大河原ひなた、野崎有花、鶴見尚香、永野萌、阿部光風、佐藤莉央