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都筑区のセンター北にある、横浜市歴史博物館に取材に行きました。博物館は、平成七年(1995年)に開館しました。

博物館には、企画展としておよそ2ヶ月に1回展示物が変わるスペースがあります。その展示物は、いろいろな博物館で借りて、集めた物もあります。展示物を何にするかを決めてから2年ほどかけて準備して、企画展が行われます。今回の企画展では、市役所の新市庁舎を建設していたときに見つかった、関東大震災の頃のお皿やコップ、空き瓶などが展示されていました。

2階には常設の展示室があります。こちらには模型が置いてありますが、スペースがすこし暗いのは、展示物が光に弱いものが多いからだそうです。明るい光を当てると形がくずれやすくなったり、色が変わったりしてしまうからです。

歴史博物館の主な展示物は3万年前から百年前くらいのものです。3万年前と言うと、氷河期です。
そんなに昔のものがあると知ってびっくりしました。

博物館に取材に行くまでは、裏側のことを想像できませんでした。


裏側への入口は、《staff only》と書かれているドアから入りました。そこから少し進むと、「図書閲覧室」の裏側の部屋がありました。「図書閲覧室」は、横浜の歴史に関する本を、見ることが出来できますが、裏側には、そこに入りきらなかった本がたくさん保管してありました。全部で約5万冊の本があります。

私たちは、地下1階に行くために、幅2メートル、高さ3メートルの大きなエレベーターを使わせてもらいました。そのエレベーターは、仏像などの大きくて重い展示物を運ぶ専用のエレベーターで、扉が片開きで、展示物が運びやすいように作られていました。重さは2トンまで耐えられます。大きくて、まるで部屋が動いているみたいでした。

裏側には、撮影室もありました。そこではポスターやチケット、パンフレットなどのデザインに使う、展示物の撮影もします。大きなものも撮影できるようになっていました。

さらに、大切な展示物が虫食いにならないように、「燻蒸室」という、専用の保管場所があって、厳重に管理されていました。外から入ってきたものはまず、この中にいったん保管し、虫などを駆除します。

今回の見学では、副館長の井上さん、学芸員の橋口さんにお話を伺い、横浜市歴史博物館のことを、今まで以上にくわしく知ることができました。色々な物が発見され、それを多くの人に見てもらうために裏方では、たくさんのお仕事をしていることがわかりました。

記事:浅谷凜果 田岡優月 月出幸輝 峯岸里沙 宮下愛彩

取材:浅谷凜果 石嶋愛華 澤田篤紀 清水一葉  田岡優月
高島芽生 月出幸輝 長谷川路彰 林愛凜 峯岸里沙
宮下愛彩 森結椛

みんなの感想++++++++++++

常設展示場は、時代ごとにいくつかのゾーンに分かれていて、円形になっていました。僕がおススメするのは、ゾーンごとの中心にある大きいジオラマです。精密に作られている巨大ジオラマは、ボタンを押すとしゃべるものもあり、楽しくて面白いです。(澤田篤紀)

歴史博物館には、見学する人を楽しませる工夫があり、機械もたくさんあったので驚きました。 (峯岸里沙)

大きなエレベータに、とても驚きました。(長谷川路彰)

歴史博物館の裏側を見て分かったことは、展示物が虫に食われない様にするため、害虫駆除用品などを使ったり、展示物を傷つけない様に、温度を一度も変えない様に換気をせずにしたり、光を少し落としたり、展示物をまもるために色んなことを徹底していることがわかりました。(清水一葉)

横浜市歴史博物館のホームページはこちら
https://www.rekihaku.city.yokohama.jp/

 

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