スタートライン「IBUKI(イブキ)」取材

障がいのある方が安心安全に働ける環境「IBUKI(イブキ)」  記事:木尾実莉

障がいのある方が安心安全に働ける環境づくりに取り組む企業、スタートラインの運営するIBUKIサポーターにインタビューを行いました。この会社では、障がいのある従業員(以下、メンバーさん)をサポートするスタッフ(以下、サポーター)の方々が活躍しています。
サポーターの主な業務の1つは、週に一度のメンバーさんとの面談です。この面談は、メンバーさんが日々の困りごとなどを気軽に相談できる場となっています。その他にも、メンバーさんが快適に働けるよう休憩スペースの設置を行うなど、さまざまなサポートを提供しています。サポーターは、メンバーさんが毎日楽しく働いている姿に仕事のやりがいを感じているそうです。
また、他の一般企業ではあまり見られない配慮もされています。例えば、手入れが楽なハーブを栽培することで、メンバーさんの負担軽減に繋げています。また、屋内で栽培することで、メンバーさんのメンタルケアにも役立っているとのことです。
今回、このような環境を作っている従業員の方々にインタビューをさせていただきました。今後のスタートラインIBUKIのさらなる発展と、メンバーさんの活躍を応援していきたいと思います。

障がいがあっても地域の中で働ける社会   記事:太田明里

夏休みに株式会社スタートライン屋内農園型障がい者雇用支援サービス「IBUKI(イブキ)」を取材しました。
横浜市営地下鉄中川駅から徒歩数分のビルの中にあるおしゃれなオフィスです。

IBUKIは障がいのある方が働く場所です。天候に左右されない建物の中で、ハーブや野菜を、装置を使って大切に育てる栽培作業やドライ加工、ブレンド、パッケージ等を行う加工作業をしていました。

働く人(メンバーさん)一人ひとりの体調や状態に合わせて、サポートをする人(サポーター)がスケジュールの管理や相談対応をしてくれます。メンバーさんが体調不良や業務で困ったとき、すぐに相談対応できるサポーターがいることで安心して長く働ける環境を整えているそうです。

担当の米山さんは「メンバーのみなさんが毎日楽しく仕事を出来ることが私のやりがいです」。と教えてくださいました。

施設見学の後、ハーブティ作りを体験しました。初めて飲んだハーブティは、とてもさわやかな良い香りがして、心がスーッと落ち着きました。

障がいがあっても働ける場があることを私は今まで知りませんでした。IBUKIは神奈川県を中心に、東京、千葉、埼玉、大阪に合わせて23カ所のオフィスがあり、働く人は1540人もいるそうです。これからもっと地域の中にIBUKIが増えて、メンバーさんもサポーターもみんなが楽しく仕事できる社会になると良いと思いました。

ハーブ作りには、いろいろな人たちと工夫がたくさんある   記事:髙橋成実

株式会社スタートラインの運営するIBUKI FARM(イブキ ファーム)を取材しました。スタートラインは障がい者がいきいきと働くことができる環境を作って、その職場に定着することをサポートしている会社です。

IBUKI FARMには3つの役割があります。
障がい者従業員の「メンバーさん」、メンバーさんに業務指導を行う「管理者」、メンバーさんの栽培などのサポートをする「サポーター」です。

IBUKIは、ハーブや野菜を育て、ハーブティーやハーバリウムなどにする加工を行う場所で、さまざまな企業のメンバーさんが働いています。

私たちは実際に栽培室を見学させてもらいました。そこで育てている植物は、土ではなく、レンガを砕いた「レカトン」というものに液体肥料を使っていました。

日光の代わりにLEDライトを使うので、ビルの中でも栽培が可能です。野菜を育てるために、細かいところにも工夫がつまっているIBUKIに感心しました。

取材の最後にミントのハーブの茶葉を自分でティーバックに詰めて、試飲しました。爽やかで、すーっとした軽やかな味わいでとっても美味しかったです!

IBUKI(イブキ)に行きました!  記事:鳥屋まれほ

IBUKIは障がいがある人が働きやすい社会を作ることが目標の会社です。
おもにハーブや野菜を育てています。私の感覚ではハーブをたくさん育てている、と感じました。ハーブのにおいがしたからです。

野菜は室内で育てていて、土の代わりにレンガをくだいた『レカトン』を使っていました!室内であっても、季節の変化で植物が育つスピードが変わるのだそうです。

ハーブはどのように製品にしているのかというと、かんそうさせてお茶を作ったり、はみがき粉に入れたり、いろいろな物になるのだそうです。パッケージは、メンバーさん(IBUKIで働いている人)の手書きの絵を描いてもらい、商品にするものもあります。

メンバーさんをサポートする人も2人〜4人働いています。最後にハーブのお茶を飲みました。ハーブのお茶は苦手な味だったけど、でもおいしかったです!また行きたいです!!

室内でハーブを栽培するIBUKI(イブキ)   記事:吉田皓正

中川駅すぐ近くの、歯医者さんや病院が入っている建物の3階にあるIBUKIでは、室内でたくさんのハーブが作られています。

屋内農園と聞いていたので、畑が部屋の中にあるようなイメージでしたが、IBUKIは畑というより、むしろ研究室のようで、びっくりしました。

IBUKIで作られているハーブは、ハーブティやハーブソルトのような食品に加工されたり、観賞用のハーバリウムや香り袋などにしたり、いろんな企業で、食堂の材料になったり、ノベルティとして使われたりします。

取材の中で、ぼくは生まれて初めてハーブティーを飲みました。これまで紅茶は飲んだことがあったけれど、それに比べると、ハーブティーはあまり味はないけれど、体があったかくなるし、気持ちが落ち着くような気分になりました。お話をしてくれた社員の方も、小さい頃はハーブティーを飲んだことがなくて、IBUKIに入って初めて飲んだそうです。

IBUKIは、地元のお祭りに出店して、商品を販売していることがあるそうなので、ぜひみなさんもハーブを使った商品を買ってみてください。

 

IBUKI(イブキ)取材の感想  記事:島田絢乃

IBUKI(イブキ)は障がいのある人(メンバーさん)が働きやすい社会をつくる取り組みをしていて、その活動はすごくりっぱな活動だと思いました。取材にいったスタートラインでは、メンバーさんが少しでも楽しくハーブを育てることができるように、週1回面談をしています。ストレスなく、楽しくできるように支えるサポーターの人達もすごいと思いました。障がいのある方も過ごしやすい社会をつくっていきたいと思いました。

IBUKI(イブキ)取材の感想  記事:押田 颯馬

横浜市の中川にあるスタートラインIBUKI(イブキ)を取材してきました。
スタートラインIBUKIは障がいのある方でも働ける仕事の場をつくっています。
12の会社が、障がいのある方が働ける場として、IBUKIのしせつをかりて、野菜やハーブを育てています。
中川のイブキで働いている人は約80人います。
そこで育てているハーブをつかったハーブティはおいしく、ドイツのハーブティのような味でした。

スタートラインIBUKIのホームページはこちら
https://start-line.jp/business/ibuki/

 

 
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