「イフレイデュ」ジャズコンサート@ボッシュホール取材

1031日に都筑区民文化センターボッシュホールで行われたコンテンポラリージャズのコンサートの出演者にインタビューさせていただき、リハーサルを見学、そして本番のコンサートに招待していただきました。

 

♪コンテンポラリージャズの魅力を知ってほしい  太田明里

「イフレイデュ」は、日本とアメリカの演奏家で活動している音楽グループです。メンバーは、ピアノの永武さん、ドラムと北インドの太鼓タブラを演奏する大村さん、ベースのカノアさんの3人です。

ボッシュホールでのジャズコンサートの開演前にお話を伺うことができました。みなさんは「それぞれが感じるリズムをその場で確かめながら音を作っている。毎回同じ形ではなく、アドリブで演奏している」と教えてくれました。

私は今までジャズを聴いたことがなく、大人の難しい音楽だと思って緊張していました。でも、ライブが始まると、3人の息がぴったり合った演奏がホールいっぱいに広がり、すぐに夢中になりました。ピアノやドラム、タブラ、ベースの音が、私に直接話しかけてくるようで不思議でした。

  私はピアノを習っています。楽譜通りに、正しく弾くことを大切にしていますが、今回、コンテンポラリージャズの自由な表現や、心を込めた演奏の素敵さを知り、とても感動しました。「イフレイデュ」の新しいコンテンポラリージャズを、もっと多くの人に聴いてほしいです。

Photo by Satoshi Hirano, Jazz Producer 

♪「ジャズ」という音楽の魅力  中田海結

私たちジュニア記者は、都筑区のボッシュホール(都筑区民文化センタ−)でコンサートが始まる前に、ジャズミュージシャンの永武幹子さん、大村亘さん、カノア・メンデンホールさんに取材することができました。

  最初にミュージシャンになった理由をききました。ドラムの大村さんは「気がついたらなっていた」と言い、他の2人も笑っていました。さらに「ジャズはアドリブが多いため、音楽の形がその場で変わるのがおもしろく、興味をもった」のだそうです。

次にやりがいはなんですか?と聞くと、ピアノの永武さんは「自分が奏でた音にダイレクトに反応があったりして、おきゃくさんのリアルの反応がみられること」がやりがいです、と答えてくれました。

ジャズの特徴についても教えてもらいました。ベースのカノアさんは「演奏する曲の決まったルールを理解しつつ、アドリブでどんどん音を広げていけるところ」は特徴だ、と話していました。

練習は1日にどれくらいしているのですか、と質問すると、「日によって楽器に向かう練習を一日中している日もあるし、少しの日もある」のですが、「日常の全てが練習のうちでもある、本を読んだり映画を見たり、楽器を使わなくても頭の中でイメージトレーニングをするのも練習です」とみなさんそろって同じ答えでした。

  質問を終えたあと、私たちはホールで、コンサートのリハーサルを見せてもらいました。リラックスして答えてくれたインタビューの時とは違って、しんけんな顔でそれぞれの音楽を奏でていました。この取材でジャズという音楽は、ジャズミュージシャンのみなさんの感情に直結しているんだ、そしておきゃくさんに、ミュージシャンの感情や思いが伝わる音楽なんだ、ということがわかりました。

♪コンサートの感想  尾崎楓太

私は楽器などが苦手です。だから、楽器できる人かっこいいなと思っていました。今回のジャズのコンサートで楽器を演奏しているのを聴いてあらためてかっこいいことを実感しました。特にダブラという太鼓のような楽器はジャズとマッチしていて、演奏がとてもすごかったです。

♪インタビューとコンサートの感想  高橋蒼士

ぼくはジャズを初めて聴きました。ジャズとは、どのような音楽なのか分からなかったのですが、聴いてみて、自由な演奏だと思いました。ジャズは楽譜にとらわれず、いろいろな表現ができるから自由でいいですね。

コンサート前に「音楽をやめたいと思ったことはありますか?」ときいてみました。「困ったことや辛いことはあるけど音楽を辞めたいと思ったことはない」と話してくれました。またジャズコンサートに行きたいです。

 
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