ぼくたち、わたしたちの未来、勉強中です!

おうちCO-OPのスタッフさんと

12月3日新横浜にある生協の宅配「おうちCO-OP」に取材に行きました。宅配サービスは約40年前に生まれました。現在は神奈川県、山梨県、静岡県の3つの県の約44万人の方が利用している、3県内で利用者が一番多い生協の宅配サービスです。おうちCO-OPの配達

おうちCO-OPは、家にいても気軽に買い物ができるので、子育て中のお母さんや妊娠中の方などに人気です。そのためかさばるオムツなどの重たいものも注文カタログに載っています。他にも仕事をしていて買い物をする時間がない人にも、家まで必要なものを届けてくれる宅配はとても助かる、と広まってきたそうです。

おうちCO-OPのカタログ
今回は宅配供給企画部という商品カタログをつくる作業場を見学しました。はじめは約170品目だった商品も、今は約2700品目もあり、カタログを作るのは大変な作業です。カタログの種類がたくさんあり、利用する人の年齢や家族の人数などに合わせて作られていました。
例えば「お買い物めも」は主婦の方などが買うことの多い物を載せ、新しいカタログ「me-motto(めもっと)」はご年配の方などの「少量でおいしい物が食べたい」という期待に応えた商品を載せています。その他、カタログには商品を使った人の感想やレシピなど、買う人の為になる情報も載っていました。
次に商品カタログを作る上での秘密を教えてもらいました!
秘密(1)カタログの表紙!
表紙に載せるのはその週のカタログの一番おすすめの商品です。その商品の良いところをアピールできるような写真やコメントを選び、何回も作り直します。
秘密(2)種類ごとに分けられたカタログ!
カタログの中に、実際のお店と同じように特売コーナー・八百屋さん、魚屋さん、お肉屋さんなどがあるイメージでつくっています。はじめのページにお買い得品、そのあと野菜・果物、デリ、肉、魚・・・などと種類別に分け、見やすく・分かりやすくしています。

カタログができるまでには大まかに3段階の確認作業がされるそうです。
まず1段階目は写真と商品名、原材料だけを載せたものを作ります。ここで、商品名などをさらによくできないか考えます。2回目は、変更した商品名と考えた文を載せたものを作ります。このとき完成していない文もあります。文が決まっていないところは黒丸がたくさん並んでいました。3回目は、ほとんど完成に近い状態になります。文も完成し、誤字・脱字を見分けます。このように、何回にも分けて考えているのは、失敗しないために大切なのかなと思います。カタログに載せる商品の位置を決める順番や編集の過程を見せてもらい、1つのページを作るのにたくさんの工夫がされていることにおどろきました。
試食タイム

今回宅配で買うことのできる商品を試食させてもらいました。みかんジュース*・おさかなソーセージ、そしてデニッシュの冷凍パンです。おさかなソーセージは空け口が切りやすくなっていて思わず わあ!と言ってしまいました。みかんジュースは普通のオレンジジュースとは違い、本当にみかん!という感じの味がして美味しかったです。パンは、焼きたてのような美味しいパンでしたが、実は「冷凍のパン」だというので驚きました。生協の宅配用に特別に作られたもので、他では買えないそうです。(*国産果汁温州みかんストレートジュース)

 

 

 

おうちCO-OP http://www.ouchi.coop/

取材の感想
おうちCO-OPのように、買ってくれる・使ってくれる人のことを考えて物を作る仕事はすてきです。私も、人の気持ちを考えることが大切な仕事をしてみたいと思いました。
おうちCO-OPでは、商品カタログや、商品などに、工夫がたくさんあってすごいなと思いました。私も将来こんないい仕事をやってみたいなと思いました。

(記事:工藤 百花、實籾 茉優、佐野 梢子)
(取材:工藤 百花、国本 万葉、佐野 梢子、松田 紋奈、倉田 まどか、直枝 遼茉、渡辺 怜奈、實籾 茉優、濱中 千広)

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