ジュニア編集局は、
シェアリーカフェで行われた「なみのおと」上映会のようす
東北記録映画三部作のうちの第一部「なみのおと」
私の祖母は宮城県亘理町に住んでいましたが、津波により家を失いました。家の あった場所は荒れ地になって、まだ復興にはほど遠い状況です。 昭和9年の東北の震災やチリ地震よる津波の恐ろしさは地域によって民話で語り継がれているところもあれば、大人になるまで津波の恐ろしさを知らず に育っ た人もいます。
今回お話をしてくれた相澤さんは、小さい声を広げていく映画をとるサイレント ヴォイスプロデューサーという仕事をしています。過去に震災が何度か あったにも関わらず、大きな被害になってしまうのは、震災のつらさから、そのことを あまり語らなくなってしまう事も原因の1つだろうとおっしゃっ ていました。 震災経験者の対話を通して、多くの人が記憶にとどめる事ができ、震災のことを東北の人や未来に生きる人につたえるためにこの映画をつ くったそうです。
私たちは、震災や津波のことを未来に語り継いでいき、地震(津波)でまた多くの犠牲者が出ることをふせいでいかなければならないんだと、気付きました。(取材、記事:中島万賀)
サイレントヴォイス
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