ぼくたち、わたしたちの未来、勉強中です!

東急線沿線を中心に、約80万世帯にケーブルテレビ、インターネット、電話、イッツコムスマートなどのサービスを提供している。「イッツ・コミュニケーションズ株式会社」。私たちは今回の取材で、地域情報を発信している「地モトTV おかえり!」の収録現場を見せてもらうことができました。
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収録現場は、青葉区の市が尾駅から10分くらい歩いたところにある「メディアセンター」。はじめに会議室でお話を聞きました。イッツ・コミュニケーションズは1983年3月にできた会社で、「地域の安心・安全な暮らしの為の情報や地域に役立つ情報を伝える」ことをモットーに大切にしている会社です。通称「イッツコム」。ケーブルテレビのいちばんの特長は、最大100チャンネルもの番組が見られること。また、1本のケーブルで、インターネット、テレビ、電話などのサービスが使えること、そして何よりも、地域に役立つ地元密着の情報や、地域行政との防災連携などにより防災に役立つ情報も発信していることだそうです。

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収録は、映像を撮ったり、編集したりする機材のあるスタジオと、カメラを回して映像をとる撮影スタジオがありました。この日は、「地モトTV おかえり!」の収録をしていました。

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収録はディレクターとカメラマンとアナウンサーの3人だけと少ないのですが、トピックスを収録する取材班、編集スタッフも合わせると番組を作るには10人くらいが必要とのことでした。ロケは、数名でいくこともありますが、たった1人で取材にいくこともあるそうです。1人でカメラを回しながら、音声も録音し、インタビューもする、など1人何役もこなすそうです。2分くらいのパートをつくるために、収録が2~3時間、取材記事の編集に2時間はかかります。ていねいに取材し、大事なことをコンパクトに伝えてくれている、ということがわかりました。
収録中は、音を出すことができないため、スタジオはぴりぴりとした空気で緊張しました。終了後、フリーアナウンサーの千賀絢子さんにお話を聞くことができました。
「どうしてそんなに滑らかにおしゃべりできるのですか?どんな練習をしているのですか?」と尋ねると、「喋るときに、大きく口をあけて話すことを意識しています。

本番中は、なめらかに話すことに注意するよりも、お話の内容を伝える、ということを考えて、しゃべっています。」と答えてくれました。「アナウンサーになるには、どんな勉強をするのですか?」と聞くと、「アナウンサーの専門の勉強をするというよりも、これはなに?という好奇心を大切に、いろいろな趣味を持ち、人として視野を広げることの方が、大切です」と話してくれました。
なにげなく見ているテレビですが、多くの人たちの力によって、私たちのもとに届いていることがわかりました。私たちも地域の情報を発信するジュニア記者ですが、プロの力のすごさを知ることができました。
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イッツコムホームページはこちら
http://www.itscom.net/

記事:北川百佳 神田沙緒里 村田美優
取材:佐藤恵香 神田沙緒里 成松あかり 成松もも 村田美優 谷千波 鴇田向日葵 平井陽登 北川百佳

(2015.8.3)

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