ニュースパーク(日本新聞博物館)は日本新聞協会が運営する、情報と新聞の博物館です。
日本語の日刊新聞は150年前に誕生し、横浜が発祥の地だそうです。その発祥の地である横浜にニュースパークがつくられました。
日本で初めて1871年1月(明治3年12月)に横浜で発行された横濱毎日新聞には、貿易に関する記事、たとえば生糸の値段などや、どんな船が港に入ってくるかなどが書かれていました。
最初の説明で館長さんから、「博物館は、現代を生きる私たちが、現在、未来を考えるときに人類の足跡、歴史をたどることのできる場所です」と説明がありました。
博物館は文化や芸術など人々のあらゆる歴史の記録と記憶を保存する大切な施設なのです。
ニュースパークでは、新聞の歴史や技術の進化について、資料や映像をみて学ぶことができます。また、新聞閲覧室で自由に新聞を読んだり、オリジナルの新聞を作る体験もできます。
ここでは全国の約130種類の新聞を毎日集めていて、一週間分保管しています。保管期限後の新聞は、授業で使いたい先生らにあげるなどもしているそうです。
同じ日付の3種類の新聞をもらったのですが、比較すると、トップニュースの記事がそれぞれ違っておもしろいなと思いました。
新聞はたくさんの人に、今どのようなことが起きているのかの情報を伝えることができます。
今の世の中は情報のジャングルで、インターネット上でもニュースは見られますが、そこには膨大な量の情報があり、間違ったニュースなどが紛れていることもあります。
伝える側も受け取る側も正しい情報かどうか、常に確認する必要があります。
新聞はわかりやすく、正確な情報を伝えるための役割があり、大切なメディアなのだと、今回取材をしてみてよくわかりました。
取材の最後にジュニア記者のオリジナルの新聞を作ってもらいました。自分の写真が載っている新聞は特別で記念になりました。
今回の短い取材では時間が足りず、もっとじっくり展示をみたり、資料をみたいと思いました。みなさんもぜひニュースパークに行ってみてください。
記事:折下陽流
取材:折下陽流 長谷川路彰 山本承太郎 小林廉 田岡優月
ニュースパーク(日本新聞博物館)
https://newspark.jp/