写真撮影:関将吾(小学5年)
(取材記事はこどもたち16人のレポートを事務局でまとめました。写真もこどもたちが撮ったものです。 byつづきジュニア編集局 事務局 岩室晶子)
取材のようすがこちらのブログにも出ています。
4月23日木曜日、Y150プレス内覧会があり、ジュニア記者も他のマスコミの方たちに混じって横浜開国博オープン直前の会場を取材させてもらいました。
平日ということもあって、ジュニアのみんなは学校が終わった夕方、センター南駅に集合。この日は希望者が多く、記者16名参加とにぎやか。地下鉄で150周年協会の事務所の最寄り駅「関内」へ。
まずは、150周年協会の吉澤さんから、開国・開港博Y150の「コンセプト」やベイサイド、ヒルサイドで行なう内容について、ざっとパワーポイントをみながら説明してもらいました。そのあと、ジュニア記者から質問をして、答えてもらいました。
質問と答え
質問:Y150の準備はいつから?何人くらい?
答え:2004年からはじまった。最初は少ないメンバーだった。職員は80名以上、スタッフやアルバイトは数百人以上はたらいている。
質問:イベント何種類ある?
答え:イベントの種類は数え切れない。会場はベイサイドとヒルサイド。
ベイサイド 4月28日~9月27日(新港地区から山下公園一帯に、メインとなる3つの有料会場と5つの周遊会場)
ヒルサイド 7月4日~9月27日(よこはま動物園ズーラシア隣接地区)
マザーポートエリア 2009年中ずっと連携イベントを開催(横浜駅周辺~山下・山手地区)
写真撮影:長谷川聖(小学4年)長谷川瑞月(小学6年)
質問:ラ・マシンについて
なぜ、フランスから来たのか?どうやってきたのか?何人が操作?なぜクモなのか?など。
答え:日本にはこのような大きな機械をあやつり劇団はいなかった。日本では不可能だといわれていたから、横浜にはじめて上陸したパフォーマンスとなる。フランスから船で運ばれてきた。ラ・マシンには頭3人足6人車2人の合計11人が乗り、操作している。クモの形をしているが、クモは「糸で巣をつくる生き物」だから「Y150のさまざまな会場をつなぎ、横浜の夢をつないでいく」イメージがある。Y150が終了したあと、ラ・マシンがどうなるのかは決まっていない。
質問:トゥモローパーク未来シアター「BATON 」について
内容は?3話の時期は?
答え:「BATON」は人が演技して、それをCG加工している。市原隼人さん、上戸 彩さんなどのキャストで岩井俊二さんプロデュースでつくられた。1話約20分。
上映スケジュールは以下。
4/28~5/30 第一章「密航者」
5/31~7/10 第二章「アポロとミカル」
7/11~9/27 第三章「サイファ」
質問が終わり、記念撮影をしたら、内覧会用の特別無料チケットをもらい、みんなわくわくしながら会場に向かいました。時間が短いので「トゥモローパーク」と「はじまりの森」の2つのグループに分かれて取材しました。
はじまりの森ではやはり「ラ・マシン」に目がいきました。もう19時過ぎていたので、暗闇の中に巨大なマシンがたたずんでいました。「思ったより大きい」とみんなでびっくり。会期中は1日に何度か動くそうです。そのほか、「ENEOS未来のエネルギー館」には石油の石やオイルサンドの展示があったり、横浜の歴史がわかる「横浜ものがたり」がありました。また、地面から光が出ていて、よく見ると虫のオブジェ?がはいっていました。日没から22時まで光のショーがあるそうです。
トゥモローパークにいったジュニア記者チームがすぐにはじまりの森のやってきました。「BATON」の上映が終わってしまっていた、と残念そう。でも間近でアースバルーンを見てきました。アースバルーンは、横浜港の夜空に浮かぶ直径約20mの巨大な「地球」に映像を映し出していました。宇宙飛行士向井千秋さんが監修したそうです。
写真撮影:関将吾(小学5年)
帰りにおみやげを売っている「公式記念品ショップ」によりました。今日はお小遣いをもってこなかったので、次回の参考にしようとなにがあるかな~と見て回りました。中はたねまるだらけ。お菓子や人形、帽子などいろいろなおみやげがありました。たねまるサブレを買い、みんなで試食しました。おいしかったです。
写真撮影:下川紗季
これからY150が本格的にはじまったら、また取材に来たいね~と帰りの電車で話しました。もっと知りたいことがたくさん出た取材となりました。これからのジュニア記者の取材が期待できそうです。
写真撮影:関将吾
写真撮影:大河原ひなた
今回は大勢で取材したこともあり、中学生の2人に代表で名刺交換してもらいました。その2人の感想を代表で掲載します。
【記者の感想:須栗優奈・中学2年】今回は取材した時間が遅かったため、トゥモローパークの「BATON」が見れず残念でしたがはじまりの森では、横浜の歴史を知れたり、ラ・マシンを見れたのでよかったです。夜限定のアースバルーンはキレイかつ大迫力で時を忘れてみていたいと思いました。貴重な体験が出来ました。
【記者の感想:徳原茉依・中学2年】今回の取材で一番感じたことは、本当に市民で作っていくの祭典なんだな、ということです。また、横浜開港150周年記念協会の横にあった、ソーラーパネルのついた発電機(らしき物)などがあるように、今地球温暖化が騒がれている中、新しい横浜が出航するための工夫もあるんだな、と思いました。
写真撮影:徳原茉依(中学2年)↓
今回取材したジュニア記者:
青野瞳子
稲葉立樹
大河原ひなた
大谷美咲
木村枝理香
下川紗季
須栗優奈
関将吾
徳原茉依
中井健太
永野藍
永野萌
長谷川聖
長谷川瑞月
松尾海慧
百崎佑
(2009.4.23取材)