ぼくたち、わたしたちの未来、勉強中です!


僕たちは、緑区にある市営バス緑営業所を取材してきました。
今回、お世話になった緑営業所の(左)副所長の生井さん、(右)工場長の福島さんです。
その他にも、所長の高瀬さん、運転手の立石さん、甲羽さんにお話を伺いました。
ご協力ありがとうございました。

この営業所は、昭和31年、中山出張所として作られましたが、昭和48年10月1日に緑営業所に生まれ変わりました。
いろいろなバス

現在、バスは77台活躍しています。
(その内3台はガスで走るCNGバス、4台は小型バスです)
まず、バスの運転席を見せてもらいました。
運転手さんは、たくさんのスイッチを使い分けながら、運転をしています。

スイッチ
料金表示があるスイッチ

放送用スイッチ
放送用スイッチ・ドアの開閉スイッチ

バスの車内には、押しボタンが28~30ヵ所あり、常用ボタンと車いす用ボタンが別々にあります。

この営業所で、働いている人の数は、社員さん123名、嘱託社員さん23名、事務員さん15名、工場勤務の方12名、バスの清掃員2名の175名です。
〈事務所の仕事内容〉
操車係・・・運転手さんの勤務計画を作成(助役さんの補助もします)
助役・・・・時間通りに運行しているかチェックをし、極端に遅れている場合は応援車両の運行手配をします。そのことを「正時運行の管理」といいます。
事故係・・・バスの事故処理を行います。

ここで質問です!それでは、運転手さんは1日に何キロ位走行すると思いますか?
ジュニア記者乗車

答えは・・・
平均100㎞で、多い人は150㎞位走行するそうです。凄いですよね!

現在、14系統のコースがあり、都筑区内は6系統走っています。乗客の数は、多い時で1日2万3000人!少ない時でも1万2000人位がバスを利用しています。

緑営業所では、早い人は朝5時頃から出勤し、また、一番遅い人は夜中2時過ぎに帰って来るので、助役は2時間位しか寝られないのです。(操車係・助役係・事故係は営業所に泊まります。8:30~8:30までの24時間拘束です)

首都圏では法律により、バス車両は13年しか使えません。その後は地方のバス会社で活躍したりしています。

運転手のお仕事について聞いてみました。運転手になったのは、自分の父親が運転手だったのを見ていたからだそうです。運転手になってうれしかったことは、お客さんに喜んでもらえたとき、「ありがとう」と言ってもらえたときだそうです。逆にたいへんなことは健康管理です。取材した運転手の方は一度どうしてもトイレにいきたくなり、お客さまに断ってトイレにかけこんだこともあったそうです。

工場の仕事も、一つ一つの部品が大きいから、体力が必要となります。
(バスは240馬力で、約7700CC、15tもあります)

またバスの車体に、こんな番号を見つけました。

(例) 8 - 3  201
年号 メーカー 製造番号

ちなみにメーカーの番号は4番まであり、1はイスズ、2はフソウ(FUSO)、3は日野、
4は日産UDだそうです。番号でメーカーを知ることができるということです。

バスのギアに使っている部品

バスのクラッチ

バスには便利な乗車券がたくさんあります。

◎市営バス一日乗車券・・大人600円  小児300円

◎市営バス・地下鉄共通一日乗車券・・大人830円  小児420円

ファミリー環境一日乗車券(家族5人まで1日何度でもバスに乗車出来る)
料金1000円  土・日・祝日:8/12~16  12/25~1/7 利用可

詳しくは交通局ホームページを参照してください。
http://www.city.yokohama.jp/me/koutuu/kyoutuu/ichinichi.html

皆さんも、バスに乗って、色んな事を楽しんでみて下さい。

(取材:飯田修平 百崎佑)

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