ぼくたち、わたしたちの未来、勉強中です!

動物園の裏側ってどうなっているのでしょう。私たちは、ズーラシアの裏方を支える飼育員さんのお仕事を取材させてもらいました。
ズーラシアは、横浜市旭区にある動物園です。とっても広いのですが、私たちはエントランスから入ってすぐの、裏道からゾウ舎へ入らせてもらいました。

まず飼育員さんからゾウのお世話のしかたについて教えてもらいました。まず朝一番にゾウを外に出します。そして、ゾウ舎の1日は、水で汚れを流す作業から始まります。ゾウの広い部屋の床をブラシでこすり、さらに水で洗い、水きりをして掃除は終了です。広い部屋ですが、ここまで、なんと30分で終わらせます。ちなみに1日で出るフンの量は、2頭で約200キログラムとすごい量です。

お掃除が終わってぴかぴかになったゾウのお部屋

 

午後は、展示場のフンを外に運んで、ゾウのトレーニングや、掃除・ミーティングなどをします。ゾウは注射に慣れるための練習などもしています。トレーニングは1日に朝・夕の2回します。ゾウのガイドの最後でお客さんの前で見せてくれる行動もそうです。お鼻に水をためて、その水をお客さんの方に霧のように噴射します。私たちも見学後に体験しましたが、迫力あるゾウのシャワーに、みんなびっくりして、大喜びでした。

さらに、私たちは、ゾウの「ラスクマル」のえさの準備を手伝わせてもらいました。ラスクマルのえさの量は、乾草・青草・わらを、合計15キログラムです。ジュニア記者みんなで、力を合わせてえさを量りに運んだのですが、慣れない作業にたくさんの草を床に落としてしまいました。少ししか落とさずに用意している飼育員さんはすごいなと思いました。飼育員さんの大変さがわかりました。


えさを保管している冷蔵庫や冷凍庫なども見学しました。動物ごとに好みが違うので、細かくえさが用意されていました。

ゾウを飼育するお仕事は、ゾウへの優しい気持ちを持つことが、とても大切なんだと感じました。飼育員さんはまさに、「ズーラシアの園(縁)の下の力持ち」ですね。パオ〜ン!


記事:折下陽春、梶村孟史、片山朋美、四方あかり、田中希和、花田美凪

取材:有川奈緒、江黒緋扇、折下陽春、梶村孟史、片山朋美、小松春菜、四方あかり、白石光、草郷緑彩、田中希和、長島桜、花田美凪、望月陸矢

よこはま動物園 ズーラシア
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/zoorasia/

アーカイブ
管理