ぼくたち、わたしたちの未来、勉強中です!

夏休みに、横浜都市みらい株式会社を取材しました。
今回はこどもたち個々の記事を掲載します。ぜひ最後までお読みください。
(認定NPO法人ミニシティ・プラス)

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なんでも会える「あいたい」  記事:折下陽琉

センター北駅にある「あいたい」館長の永友周作さんと営業部長の稲垣さんにお話を伺いました。「あいたい」は株式会社横浜都市みらいが運営しています。
横浜都市みらいは、他にもセンター南にある「サウスウッド」や「キーサウス」を運営しています。
「あいたい」は平成10年にできました。当時、港北ニュータウンにできた初めての大きな商業施設でした。駅に直結していてとても便利なので、現在も多くの地域の人に利用されています。

横浜都市みらいは、地域冷暖房事業も行っています。地域冷暖房は、温水・冷水・蒸気を製造して、各施設へ供給するシステムのことで、「あいたい」にも冷水・温水を供給しています。このしくみの良いところは、建物個々にエアコンをつけることなく、ボイラーなどの熱源設備も必要がなく、建物全体の安全性が高くなるところと、無駄なく冷暖房を供給できるところです。

横浜都市みらいはSDGsにも取り組んでいて、「あいたい」では、「フードロス削減に対応した自販機」を導入しています。株式会社伊藤園と協して、これまで廃棄されていた、へこんだ缶やペットボトルなどを、「あいたい」の従業員の方を対象に普通よりも安い値段で提供しています。僕は、商品として出せなかった缶やペットボトルを売る自動販売機があることを初めて知りました。商品を無駄にせず、環境に優しいよい取り組みだと思いました。

 

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地域の便利なショッピングセンター「あいたい」
  記事:宮下愛彩

みなさんは、「あいたい」というショッピングセンターに行ったことがありますか。
私たちジュニア記者は、「あいたい」を取材しました。営業部長の稲垣さんと、永友館長さんが出迎えてくれました。「あいたい」を運営している会社は横浜都市みらいです。横浜都市みらいは他にも、センター南のサウスウッドやキーサウスなども運営しています。

センター北駅に一番初めにできた大型ショッピング施設があいたいだそうです。横浜都市みらいは、まちづくりをしている会社です。あいたいが作られた当時は、港北ニュータウンにお買い物ができる場所が少なかったため、このまちが便利になるようにと、作られました。当時はまだまだインターネットが普及していなかった頃で、情報誌「横浜ウォーカー」という雑誌に、オープンしたあいたいは大きく紹介されました。

横浜都市みらいは、まちづくりにも貢献しています。センター南の駅前に誰でも演奏してよいストリートピアノがありますが、これらの運営や、センター南駅を出てすぐの敷地をライブスポットとして市民に提供するなどしています。

「なぜ「あいたい」という名前なのですか?」と聞いてみました。
一つ目は、あの人に「会いたい」、探し物に「会いたい」という意味、二つ目は、設立当時に食品の専門店(スーパー、八百屋、魚屋、肉屋等)を集めた「北の市場」があり、お客様で賑わうセンター北の「市場」になりたいとの想いから、「市」のローマ字表記であるitiの読み方を変えて「あいたい」と名付けたそうです。そしてロゴのitiは、大人と子どものシルエットに見えるように作られています。おかあさんとこどもとおとうさんにも見えるし、おばあちゃんと子どもとおかあさんにも見えます。ぜひ想像してみてください。

また、あいたいのコロナ対策についても聞きました。あいたいでは、お客さんが多く来るところに消毒液を置き、足跡マークを設置して、三密注意を呼び掛けています。

お客さんにどうしたらもっとあいたいにきてもらえるかを考える事が大変です。他の商業施設に無いようなくふうをします。たとえば、地域の方と一緒に七夕・正月飾りを作ったり、都筑民家園の竹や都筑中央公園の松ぼっくりなど、地域を活用、本物の素材を使って環境にも配慮しています。

SDGsの取り組みについても、うかがいました。
あいたいでは、傘袋の廃止、そしてマイバッグ持参で来てもらえるよう、館内ポスターや放送を通してお客様にお願いしています。お買い物をしてくれた方にマイバッグ代わりの風呂敷をプレゼントするキャンペーンなども行いました。イベントなどの情報も、紙をなるべく使わず、デジタルで配信するようにしています。
さらに、まだ使用はあいたいで働く職員に限られていますが、フードロス対応自販機があるそうです。凹缶、売れ残りなども、中身がおいしいことに変わりないし、安く買え、フードロス削減にもつながることから、伊藤園と協力して作りました。

あいたいを取材して、いろいろなことを知ることができました。みなさんも機会があったら、あいたいを訪れてみてください。

マイバッグ代わりの風呂敷をプレゼントするキャンペーン

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横浜都市みらいの環境配慮がすごい!!  記事:加藤昂

横浜都市みらいは、センター北にあるショッピングタウンあいたいと、センター南のサウスウッド、キーサウスを運営しています。この三つの施設での、環境に配慮した取組みについて取材しました。

キーサウスでは、二酸化炭素の排出量の少ない電気自動車を四十七台も充電できます。

あいたいでは、プラスチック削減のため、雨の日に傘を入れる傘袋をなくして、傘についた水滴を取る道具を設置しています。また、過去にはレジ袋削減を目的に、ふろしきをプレゼントするキャンペーンを行っていました。他にも、あいたいの従業員用の自動販売機では、飲料メーカーの伊藤園と提携して、容器がへこんだり賞味期限が近い、いわゆる廃棄品を格安で販売しています。捨てられてしまう商品を利用することで、食品ロスの削減につながります。

サウスウッドは、「燃エンウッド」と言う特殊な木材を建物の骨組みに使用しています。燃エンウッドは、百パーセント日本の木で作られていて、燃えにくい加工がされています。これを使うことによって、木造建築でも火事が広がりにくく、三十パーセント未満の日本の木材自給率を増やすことにもつながります。

いろいろな取組みから、横浜都市みらいという会社は、地球の未来を考えて施設を運営していることが分かりました。

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「あいたい」という名前の由来  記事:橋本芽依

センター北駅直結の商業施設「ショッピングタウンあいたい」に取材に行きました。

あいたいのキャッチコピーは「欲しいコト見つかる駅スグ生活」です。その言葉の通りに、あいたいの中には、いろいろなお店が入っています。

あいたいの名前の由来は、英語でitiと書くのですが、これはローマ字でいち(市)と読みます。たくさんの人が集まり賑わう市場のような場所という想いもあるそうです。また、ひとや探し物に〝あいたい〟という意味から、あいたいという名前になったそうです。

私は今回の取材を通してあいたいをよく知ることができました。


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あいたいの環境への取り組み  記事:モロウプリンセス

私は株式会社横浜都市みらい、あいたい館長の永友周作さんに取材しました。その中でこの会社が行っているSDGs の取り組みが印象的です。(SDGsとは、2030年までに持続可能な世の中を作るために必要な17の目標のことです)
まず、主な事業は地域冷暖房事業です。これは港北ニュータウンの中心部に冷やした水、暖めた水を供給して、クーラーや暖房代わりにすることによって、地球温暖化を防止しています。主な供給先はあいたい、都筑警察署、都筑郵便局、都筑区役所などです。
他にも、あいたいでは傘袋をやめ、傘の水滴取りを設置したり、サウスウッドでは、国内初の耐火大規模木造建築でCO2を1千4百トンを削減するなどの取り組みをしています。

今回、横浜都市みらいを取材して、いろいろな環境への取り組みをしていることがわかりました。私も身近でできることから、環境に取り組みたいです。


あいたい全景

株式会社横浜都市みらい
https://www.ytmirai.co.jp/

取材記者
折下陽流 加藤昂 橋本芽依 宮下愛彩 モロウプリンセス   内野 聖火 月出幸輝

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