桜木町駅から徒歩5分のランドマークタワーの中にあるFMヨコハマを取材しました。FMヨコハマのスタジオは、船をイメージしてデザインされていて、とてもかわいかったです。ロビーの窓近くの壁には、番組のゲストで来たアーティスト方たちのステッカーがたくさん貼られていました。
FMヨコハマでは、番組の多くで音楽を流しています。番組で流す音楽のCDは、ライブラリーに約7万5千枚ある中から選びます。放送する音楽は、ディレクターさんが前日までに決めていますが、たとえば天気が晴れなのに雨をイメージする音楽をかける予定だった場合などには、直前に決め直すこともあります。
ラジオを放送する時に苦労していることは、生放送だと読み間違えなどが起きないように注意しながらしゃべることだそうです。生放送ではない普通の収録では、読み間違えたところも編集で無かったようにすることができるのですが、生放送はできないので緊張するとのことです。
ニュース室に行くと、ふりがなのふってある原稿がたくさんありました。アナウンサーの方が、キャスターに欠かせない三種の神器は、「アクセント辞典」、「赤ペン」、「ストップウオッチ」です、と教えてくれました。ベテランになっても迷ってしまうアクセントがあり、アクセント辞典をもっていて、すぐに調べるそうです。
月曜日から木曜日の朝9時から12時に放送している番組『Lovely Day』のDJの近藤さや香さんとリポーターの藤田優一さんにインタビューしました。
しつもん:ほうそうでながす曲はどのようにきめていますか?
こたえ:ディレクターさんが次の日のほうそうにあわせて、前日に決めています。
しつもん:DJの方は、CMや曲の間は何をしているのですか?
こたえ:曲がながれているときにスタッフの方とお話したり、飲み物をのんだり、なにか食べていることもあります。トイレにいきたくなったときに音楽をかけている間にいったこともあります。
しつもん:せきがでそうなときは?
こたえ:せきの音がきこえないように「カフ」をそうさして、せきの音がきこえないようにしています。
1日に放送で読むことができるリスナーからのメッセージは、だいたい20通くらいですが、届くメッセージは何百通もあり、そのすべてに目を通しているそうです。
ひとつの番組にスタッフは最低4人いて、番組で流す曲は前日にスタッフが決めるそうですが、リスナーから届いたリクエストはできるだけ流すそうです。
みなさんも聞きたい曲があるとき、FMヨコハマにリクエストをしてみてはどうですか。
取材:中西真穂、井上慎太郎、伊藤栞那、加藤昴、長谷川路彰、中光結愛、武藤未栞(以上7名つづきジュニア記者)
馬場航平(MMジュニア記者)
記事:中西真穂、井上慎太郎、伊藤栞那、加藤昴
記者の感想
お仕事をしているところを見せてもらい、とても楽しそうなお仕事だなと思いました。 FMヨコハマで働いている人はみなさん仲が良いのだそうです。私たちがスタジオに入ったときも、スタッフの方たちが気軽に挨拶してくださいました。とてもあたたかい雰囲気のラジオ放送局でした。 中西真穂
インタビューにていねいに親切に答えてくれました。お話をたくさん聞いて、ラジオについて興味を持って、いままでよりもラジオをよく聞くようになりました。 加藤昴
ラジオのDJはフリートーク、つまり自分の言葉で話すことが求められるそうです。そのことを知り、ラジオを次に聞いたときには、ひと味ちがう気持ちでラジオが聞けると思います。 中光結愛
生放送中のスタジオを、実際に自分の目で見ることできました。