事務局
みなさんは、ラジオを聞いていますか?
「ラジオが家にあって、聞いている人?」というDJ光邦さんの質問に、ジュニア記者でラジオが家にあって、ラジオを聞いているという人はいませんでした。お父さんの車に乗ったときに聞きます、とか、スマホのアプリで聞きます、という答え・・・。光邦さんは「ラジオは災害の時に、情報を得る大切な手段として使えるものだから、ちいさなものでもいいから、必ず持っていた方がいいよ」と教えてくれました。いざというとき、携帯も使えない、停電でテレビもつかない、というときに乾電池で再生できるラジオが大活躍するのです。
私たちジュニア記者は、桜木町にあるFMヨコハマに取材に行きました。FMヨコハマはなんと、ランドマークの中にありました。10Fにある放送局からは、景色がよく、みなとみらいのまちがよく見えました。FMヨコハマは、1985年に生まれたラジオ局で、全国では、21番目にできました。84.7MHz。地域密着の放送をしています。
朝はやく、ランドマークタワーのFMヨコハマに集合したのは、生放送のスタジオを見せてもらえることになったからです。朝6時〜9時の「ちょうどいいラジオ」を生放送しているスタジオに入らせてもらいました。スタジオ内は、静かな時もあれば話し手の光邦さんが面白いことを話すと、とても穏やかな空気に変わりました。光邦さんは、なめらかなしゃべりで、つっかかることなく話していて、とてもすごいと思いました。 放送終了後、DJの光邦さんの話をきくことができました。光邦さんはとても明るく、話しやすい方でした。この仕事を始めて21年経ち、知識、技術、経験が多くなり自信がついてきたそうです。この仕事をして気を付けていることは元気に話すことで、どんな時でも元気に話すのは少し大変ですが、いろんな人の悩み相談などで「悩みが晴れた!!」と言われたときは、やりがいを感じるそうです。
光邦さんは、私たちジュニア記者ひとりひとりに「何になりたい?すきなことはなに?」と聞いてくれて、「好きなことを仕事にしていってね。すぐに好きなことに結びつかなくても、どんな経験も必ず役に立つときが来るから、キャパを広く持って、なんでもやってみることがいい」と話してくれました。
実際のスタジオの椅子に、ヘッドフォンをして座らせてもらいました。とてもうれしかったです。また、ラジオで流すCDの保管されている部屋を見せてもらいました。その部屋には約六万枚ものCDがあり、今はあまり見ないレコードなどもおいてありました。番組を編集する部屋も見学させてもらいました。 今回の取材で、ラジオの良さが分かって、これからはもっとラジオを聴いてみようと思いました。… 続きを読む
藤棚の商店街で行われた、松本梨香さんのミニライブに行って来ました。藤棚商店街では、フィルム上映できる日本一小さい映画館「シネマノベチェント」が商店街にできたことをきっかけに、シネマ商店街として、関連イベントをして、もっと商店街の魅力を発信していこうと、「横浜シネマ商店街」という取り組みしています。松本梨香さんのライブはこのイベントの最終日に行われました。
松本梨香さんは、アニメ・ポケットモンスター「サトシ」役を20年演じていることで有名ですが、その他にもジャンル問わず歌やお芝居にとマルチに活躍されています。
会場には、始まる前から用意されていたシートに、収まりきらないくらいの人が集まっていました。私たちと年齢の近い中学生2人が、司会をがんばっていました。 最初にポケモンクイズがあり、そのあととうとう、松本梨香さん登場。歌も迫力があり、とてもよかったのですが、お話も楽しくて、あっという間の1時間でした。商店街の車道が、後ろの方までずっと人・・・。みんなとても盛り上がっていました。
梨香さんは、子どもの頃、習い事でこの藤棚商店街に通っていたことがあり、とてもなつかしい、と話していました。また地元でライブができてうれしいと言っていました。松本梨香さんは横浜に住んでいるのです!!横浜スタジアムにいって、思いっきり野球の応援していたら、声で梨香さんだとわかってしまい、ふりかえって「サトシ?」といわれたこともあったそうです。
途中、質問コーナーがあり、「好きなポケモンは?」と聞かれると、「ピカチュウは大好きですが、カラカラも好きで、ポケモンGOで一緒にあるいているのは、カラカラです」と教えてくれました。
梨香さんがサトシ以外のたくさんのアニメや映画の役をしていることも知り、びっくりしました。サトシの声で「ポケモンー … 続きを読む
横浜市西区の藤棚商店街にある、日本一小さい映画館「シネマノヴェチェント」は、現在ではめずらしい、フィルムでの上映をしている映画館です。じゃあ、昔からある古い映画館?と、思うかもしれません。いいえ。それは違います。シネマノヴェチェントは2015年に開館した、まだまだ新しい映画館なのです。
なぜ、フィルムにこだわるのでしょうか。 そこには、オーナーの箕輪さんの想いがありました。箕輪さんが子どものころは、フィルムでの上映が一般的でした。今はデジタルがほとんどですが、デジタル化できない映画や、どうしてもフィルムで見たい映画などがあり、それらを楽しめる場所をつくりたい、とフィルムでの映画館を開きました。
今の映画は、パソコンで編集してつくっていますが、フィルムはアナログに切り貼りして編集しています。昔はほとんどの映画館がフィルムだったけれど、今はほとんどデジタルになってしまいました。この映画館はフィルムで上映されています。そのフィルムを見せてもらいました。フィルムはきちんと管理されていて、靴を脱いでその部屋に入りました。フィルムを光にすかせて見ると絵が書いてありました。フィルムで映した映画を見てみたいと思いました。
映画館は常に新作を上映し、お客さんをたくさん集めているのだ、と思っていました。しかし、取材をした映画館は古いフィルムの映画を上映していて、席も28席しかありません。このような映画館があることを初めて知りました。 箕輪さんは、「自分のやりたいことができているので毎日良い」「この仕事をしていて、1度も後悔したことはない」と言っていました。それを聞いて、やりたいことができるのは素敵なことだなと思いました。
将来、やりたいと思った仕事ができるようにがんばりたいと思いました。
取材:赤星慧、中島万賀、井上優花、平井陽登、田岡美優、吉村幸花、戸梶雄介、小森志穂、植田真奈、長谷川絢美、山﨑柚奈、福永愛莉、江黒緋扇、児玉涼葉 望月陸矢、大庭爽矢、石渡晴翔、行本実優、椎窓脩介、椎窓日菜
記事:石渡晴翔、吉村幸花、戸梶雄介、小森志穂
都筑区仲町台、ドイツ学園の近くにある「フクダ電子」。横浜市営地下鉄仲町台駅の放送で「フクダ電子はこちらが便利です」と流れているのを聞き、どんな会社なんだろうと、取材を申し込みました。今回取材したのはフクダ電子神奈川販売㈱です。フクダ電子の拠点は、国内だけで201ケ所もあります。
フクダ電子は、私たちの命を守る機器を販売するお仕事をしている会社でした!私たちのふだんの暮らしで一番身近な医療機器といえば、もちろんAEDです。地下鉄の駅や自動販売機などにもありますが、なんと!その国内にあるAEDの約半分ちかくを、フクダ電子が販売しているのです。
フクダ電子は、1935年に国産第一号の心電計を開発し、1939年に東京で創業しました。フクダ電子の販売先は、主に医療施設(病院など)になりますが、それだけではなく、住宅で療養される患者さんが安心して使用できるものなど、難しい試験を行った様々な医療機器を製造販売しています。
今回の取材で、心臓の働きや血液について、いろいろなことを教えてもらいました。心臓は体全体に血液を送り出すポンプで、1分間に60~90回、1日には約10万回、ドクドクと動いている(拍動)ということ。そして1回に送り出す血液量は約50mlということ。心臓の重さは、約200g~300gだということ。血液の量は、体重の約13分の1の量ということ。心臓が止まると、5~10秒で気を失い、10分程で亡くなってしまう可能性が高いということ。
心臓は人が生きるために重要な役割を担っていて、もしそれが少しの時間でも動かなくなってしまったら、命が危険になることがわかりました。
そんなときでも身近にAEDがあったら、そういった人たちを多く助けることが出来るのです。 もしも、目の前で人が倒れたら・・・
①周りをよく見て、安全確認をする。… 続きを読む
動物園の裏側ってどうなっているのでしょう。私たちは、ズーラシアの裏方を支える飼育員さんのお仕事を取材させてもらいました。 ズーラシアは、横浜市旭区にある動物園です。とっても広いのですが、私たちはエントランスから入ってすぐの、裏道からゾウ舎へ入らせてもらいました。
まず飼育員さんからゾウのお世話のしかたについて教えてもらいました。まず朝一番にゾウを外に出します。そして、ゾウ舎の1日は、水で汚れを流す作業から始まります。ゾウの広い部屋の床をブラシでこすり、さらに水で洗い、水きりをして掃除は終了です。広い部屋ですが、ここまで、なんと30分で終わらせます。ちなみに1日で出るフンの量は、2頭で約200キログラムとすごい量です。 お掃除が終わってぴかぴかになったゾウのお部屋
午後は、展示場のフンを外に運んで、ゾウのトレーニングや、掃除・ミーティングなどをします。ゾウは注射に慣れるための練習などもしています。トレーニングは1日に朝・夕の2回します。ゾウのガイドの最後でお客さんの前で見せてくれる行動もそうです。お鼻に水をためて、その水をお客さんの方に霧のように噴射します。私たちも見学後に体験しましたが、迫力あるゾウのシャワーに、みんなびっくりして、大喜びでした。
さらに、私たちは、ゾウの「ラスクマル」のえさの準備を手伝わせてもらいました。ラスクマルのえさの量は、乾草・青草・わらを、合計15キログラムです。ジュニア記者みんなで、力を合わせてえさを量りに運んだのですが、慣れない作業にたくさんの草を床に落としてしまいました。少ししか落とさずに用意している飼育員さんはすごいなと思いました。飼育員さんの大変さがわかりました。
えさを保管している冷蔵庫や冷凍庫なども見学しました。動物ごとに好みが違うので、細かくえさが用意されていました。… 続きを読む
昨年の東京都市大学横浜キャンパスで開かれたミニビブリオバトルに続き、今年はなんと!都筑図書館のある、都筑区総合庁舎での第二回ミニビブリオバトルとなりました。
ビブリオバトルとは、プレゼンターが自分のおすすめの本を紹介し、そこに集まった読みたくなった本を投票してチャンプ本を決定する、スポーツのような書評会です。
多くの人たちにつづきジュニア編集局の活動を知ってもらおうと、都筑区総合庁舎1Fの区役所ホールにパネル展示を行いました。
ミニビブリオバトルは6Fの大会議室で行い、ジュニア記者3名、いつもジュニア編集局をサポートしてくれている東京都市大学の大学生5名、都筑図書館の司書さん、つづき図書館ファン倶楽部の大人2名の、全部で10名が出場しました。
今回選ぶ本のテーマは「あこがれの人」です。 それぞれ思い思いの観点で、「あこがれの人」を選び、本を選んでくれました。… 続きを読む
新市庁舎の工事現場(桜木町から歩き、馬車道駅近く)に、取材に行きました。
となりのアイランドタワーに新市庁舎整備担当が入っています。その17階から工事現場を見ることができました。何台ものクレーン車が並び、まさにこれから建設する工事車両の組み立て作業をしていました。大きな建物の工事をする車両は現場でないと組み立てられないほど大きいのです。まさにこれから工事がはじまるところでした。
新市庁舎の完成は、2020年6月末の予定で、地上32階建て、地下2階建て、155mにもなり、この高さは、日本にある市庁舎の中では、1番高い!建物は、行政部分と議場部分とアトリウム、広場ができる予定です。
現在関内にある市役所ですが、一体なぜ立て替えを行うのでしょうか?
市役所勤務の職員は約6000人います。関内の市庁舎だけでは370万人にもなった横浜市民のためのお仕事をすることができず、周辺のたくさんのビルを借りています。その費用は1年で20億円以上もかかります。そのコストを抑えるためでもあります。また、いままでは、課ごとに別のビルだったり、部屋も分けていたのですが、しきりを無くして1つの部屋にし、別の部署と連携がしやすく、職員同士の交流もできるようにし、よりサービスを充実させるためです。
今の市役所は、壊さずに、どんな風に活用するかを検討しているところです。
どんな市庁舎になるのかと聞いてみました。… 続きを読む
花や野菜の品種を研究開発し、販売しているサカタのタネの本社(仲町台)に取材に行きました。サカタのタネは、優れた品種の育成を軸にした研究開発型の企業で、2013年に100周年をむかえ、今年で創業104年になりました。100年前に創業されたときには、小さかった「坂田農園」が、今は海外19か国に25の拠点があり、世界中に知られるほどの大きな企業に成長しました。日本からはるか遠いブラジルにも子会社があるのです。世界中に、約2200人の社員がいます。 そんな世界中に拠点があるサカタのタネの本社がここ、都筑区にあるのです。
サカタのタネでは、さまざまな研究開発をしています。たとえば、お花では、世界初となる無花粉ヒマワリを開発しました。今まで花粉が部屋に飛び散って家で飾りにくかったヒマワリが、家の中で楽しめるようになりました。
サカタのタネのオリジナルブランドの野菜には、「アンデス」メロン「プリンス」メロン、トマトでは「アイコ」「王様トマト」などもあります。このうち、「アイコ」を試食させていただきました。すこし細長いミニトマトで、とても甘くておいしかったです。
また、特にブロッコリーには力を入れていて、日本でのタネのシェアは、3分の2以上。3株のうち2株は、サカタのタネのタネから作られているのです。
サカタのタネは、横浜F・マリノスや、スペインのサッカーチームなどのスポンサーになり、スポーツも応援しています。
説明していただいたあと、いくつか質問をしました。… 続きを読む
8月24日の午後、都筑区役所6Fにて、つづきジュニア編集局と都筑図書館が一緒にビブリオバトルを行います。 図書館の方、東京都市大の大学生と、ジュニア記者がガチンコで対決! ぜひぜひ見にいらしてください。見学は自由で、入場も無料です。
その直前の23日と24日に都筑区総合庁舎1Fの区役所ホールで、ジュニア編集局とビブリオバトルの展示を行います。 こちらもぜひご覧ください。
東京都市大の横浜祭はおもしろい研究室がたくさん!
6月の日曜日、東京都市大学の横浜祭に行ってきました。 会場はとてもにぎわっていました。
私は中村研究室と小池研究室の企画をまわりました。 中村研究室は、VR「みどりんを探せ」という企画をやっていました。 VRとは,バーチャルリアリティー(Virtual Reality)の略で、映像の中に自分が入り込んだかのように感じさせる技術や方法のことです。中村研究室は、ジュニア記者をいっしょにやってくれている研究室です。ジュニア記者の1回目の会議のときに、みせてもらった「みどりん」というキャラクターが出てくる、360度見回せるビデオでした。360度写せるカメラで撮るだけで作れるそうです。意外に簡単で驚きました。… 続きを読む