ぼくたち、わたしたちの未来、勉強中です!

私の地元の夏祭りでは、子ども達が盆踊りの曲に合わせて太鼓を叩きます。
当日は、5時半から低学年が叩きはじめます。1年生が一生懸命太鼓を叩いている姿は、思わず「頑張れ!」と応援したくなります。
7時頃になると、踊り子さん達といっしょに盆踊りが始まります。そこからは、高学年が曲に合わせて、リズム良く叩きます。

私は、自治会役員さんと子どものお母さんに、子ども太鼓について取材しました。「毎年上手になっていて、練習の成果がよく発揮されている」「みんなとても努力しているのが伝わってくるし、自分には真似できない」と話してくれました。
また、踊り子としてもまつりに参加した私の母は、
「親子で一緒に何か活躍する機会はなかなか無いと思う、一度でいいからみんなにもこんな体験をしてほしい」と言っていました。
練習では、太鼓が1つしかないので、順番でしか叩けません。なので、それまでは、古いタイヤをひたすら叩き続けるだけです。さらに、手が痛くなってテーピングだらけになったり、疲れてきて、自分の手を叩いてしまったりして大変だったし、とてもキツかったです。
 
でも、本番で、皆が拍手してくれたり、友達が
「頑張ってね」
「すごかったよ!!」
などと声をかけてくれると、「練習頑張ってきて良かったな」と思えました。
私は、子ども太鼓の活動を通して、小学生でも何か地域を盛り上げられることがあるということを知ることができました。

取材・記事 河西 礼

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