地産地消の仕事人“椿直樹”さんの野菜料理教室に参加しました。
まず最初に「五味」と「五感」について実際に味をみながらお話を聞きました。
五味とは・・・
しょっぱい(塩、醤油、味噌など)
すっぱい(レモン、かぼすなど)
にがい(ゴーヤ、ピーマン、コーヒー、ビールなど)
あまい(砂糖、りんご、お菓子、桃など)
うまみ(鰹だし、こんぶ、しいたけ、トマトなど)
五感とは・・・
みる、におい(香り)、さわる、きく、あじわう
の5つです。
たとえば、「におい」は味にとても影響していて、鼻をつまみながら食べると味がない場合があります。いろいろな味を、五感を使って食べているということがわかりました。
次にみかんジュースの飲み比べをしました。3つの少しずつ色の違うジュースを飲んで、どれがいちばんおいしかったか、手を上げます。ひとつは濃いみかんの味がして、もうひとつは最初のよりは少し甘みが強く、最後の1つはとても甘くて薄いように思いました。濃いみかんジュースに手をあげる人が多かったのですが、それは100%のジュースでした。2つ目は、なっちゃんで果汁40%、3つめは甘味料や着色料などを組み合わせてみかんジュースの味をつくったものだそうです。さすがに3つめは味がおいしくなかったです。豆知識として、パッケージに、みかんの粒々が描かれているものは100%のジュースの証拠だそうです。
他にも豆知識をたくさん教えてもらいました。トマトは、表面の星に沿って切ると種のあるゼリー部分が閉じ込められて外に出ないため、おいしくなるそうです。
ピーマンは、ヘタの方からみると6角形と5角形のものがあるのですが、6角形の方がおいしいそうです。
また、小松菜の食べ比べもしました。新鮮な小松菜は苦みもなく、食べやすかったです。小松菜は光合成でたくさん光を吸収した、午後3時~4時に収穫されたものが一番おいしいそうです。
都筑区の代表的な野菜、小松菜をつかった料理を教えてもらいました。それは小松菜丼です。小松菜は1枚1枚ちぎって、3cmくらいに切り、味ポンとオリーブ油をよくまぜ、小松菜を入れてさっくり混ぜるだけ。それをご飯にのせて、韓国海苔と白ごま、ちりめんじゃこをふりかけて食べます。付け合わせに手でさいた、サラダナスをそえて食べました。生でナスを食べるのははじめてでしたが、みずみすしくおいしかったです。五味や五感のことを知ることができて良かったです。小松菜丼をまた家で作って食べたいです。
*追記
椿さんのお店「大ど根性ホルモン」は横浜駅にあり、地産地消にこだわったおいしい野菜が食べられます.ランチもやっています。
記事:藤沢春花 岩崎紘樹
取材:村田美優 辻井梨沙 広門葵衣 實籾茉優 實籾映美 藤沢春花 岩崎紘樹
(2015.8.5)