ぼくたち、わたしたちの未来、勉強中です!

私たちジュニア記者は夏休みに、横浜市庁舎に行きました。横浜市庁舎は2020年にできたばかりの建物です。以前は関内駅にありました。たてものは大きく2つにわかれていて、桜木町側から見える船の形に似た建物が横浜市会議事堂です。はじめに市会議事堂を見学させてもらいました。

まず、市会議事堂とは、なにをするところでしょう。市会議事堂は、議会活動の中心の場となり、市民から選ばれた代表(市会議員)が横浜に関するいろいろなことを議論し、決めるところです。ちなみに1889年の明治時代に議会が初めて開かれた時、すべての市が議会を「市会」と呼んでいたのですが、その後は「市議会」と呼ぶようになりました。しかし、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸の五つは「市会」という名前のままにしたそうです。
案内してくれたのは、都筑区の市会議員の白井さんと横浜市会議会局政策調査課の方です。議員さんがつけているバッチは、大人っぽい赤茶色に金色でおしゃれにマークと「ハマ」とかかれていました。
はじめに本会議場をみわたす傍聴席に案内してもらいました。傍聴席には216人入れ、独立した記者席もありました。親子傍聴室という、ベビーベットとソファ−が置いてあり、会議の様子を傍聴できる窓がついている遮音室が2つありました。赤ちゃん連れでも傍聴できるようになっています。

そして次に議員さんが集まって話し合う本会議場にも入らせてもらいました。

大きなモニターが前に2つついていて、結論や議題が分かるようになっています。議員の席にはコンセントがあり、温度調節をする通気口や、議会局との連絡で使う固定電話もついていました。議員の名前の札を立てると、出席されていることがわかるように表示され、「さんせい」「はんたい」のボタンで投票ができます。私たちも実際に席にすわり、投票体験をさせてもらいました。実際に議員さんの席のイスにすわらせてもらいました。立ちあがるさい、イスを後ろに下げなくても立ちやすいようにくふうされていました。議長さんの場所にもすわらせてもらいました。

特別応接室にも案内してもらいました。ここは国内外のお客様を歓迎するへやで、とても広く、へやの中にはソファ、テーブルがあり、窓からみなとみらいや横浜の海側の景色が一望できました。そしてへやには、フランス・スナイデルスによるものと言われている絵がかざられていました。とてもりっぱな作品でした。

市会のようすは、誰でも傍聴できます。また、インターネットでも見ることができます。横浜をよくするために議論が行われている市会にみなさんも注目してください。
https://www.city.yokohama.lg.jp/shikai/

記事:上野茜理 小林遼大
取材:上野茜理 小林遼大 浅谷怜果 伊藤栞那 伊藤歌那 竹内裕香
森健悟 横地範奈 (他、MMジュニア記者合同取材)

 

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