横浜市庁舎のもうひとつの建物は、なんと「灯台」をイメージしているそうです。その高層階にある、横浜市都市整備局地域まちづくり課に行きました。最初に市役所のお仕事をしているようすを見せてもらいました。横浜市庁舎の高層階で、とてもたくさんの人がつくえにむかい、がんばってお仕事していました。おきゃくさんをサポートをしている職員の方もいました。
会議室で、横浜のまちづくりについて、どんなお仕事をしているかのお話をうかがいました。たとえばみなとみらいのまちを開発するときには、まちのイメージをゾーンで分けて、まちづくりに関するルールをつくりました。ビルの高さや、色の基準などがあることを知りました。他にもお店が閉店してもショーウィンドウのライトを点灯し、通りを明るくするなどのくふうをしているそうです。都筑区の港北ニュータウンもたくさんの緑を残すまちづくりをしてきました。
地域まちづくり課では、ヨコハマ市民まち普請事業という事業をおこなっています。まち普請事業とは、横浜市民がみんなで自分のまちをよくするための提案を募集して、その提案が審査を通ると、そのまちづくりの整備にかかる費用をサポートしてくれるという事業です。こんな場所にこんなものつくりたいという募集を毎年しています。いままでのまち普請事業で、都筑区にも中川駅前の遊歩道にベンチや花壇をつくったり、都筑民家園の茶室や、センター北のモヤキラカフェなどができました。
https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/toshiseibi/suishin/machibushin/machibusin.html
「こどもたちの意見も聞いてみたい」と市職員の方に言われたので、ある記者は「公園にゴミが多いので、ゴミ箱をふやしてほしい」と意見を出すと、課の人は「いぜんはゴミ箱を置いていたけど、事件や事故がふえていて、てっきょしてしまいました」といわれ、それに対して他の記者は「ちいきと共にクリーン活動をすればよいのでは」という意見がでていました。他にも「公園で小学生が遊ぶ場が少ない。ボール遊びをすると叱られたりするので、小学生の遊び場をつくってほしい」という意見がでました。市職員の方は大人だけではなく子どもの意見も聞いて、参考になると言ってくれました。このような会話は、議会をしているようだと思いました。
この取材を通して、まだまだ横浜のことをしらないなと実感しました。議会について、まちのくふうについて、たくさんのお仕事があることを学びました。そして横浜は、いまもせいちょうしつづけているのだとわかりました。横浜が、さらにみんなの自慢であこがれのまちになれるように、まちづくりをしていってほしいと思いました。
記事:上野茜理 小林遼大
取材:上野茜理 小林遼大 浅谷怜果 伊藤栞那 伊藤歌那 竹内裕香 森健悟 横地範奈 (他、MMジュニア記者合同取材)