16期生
乳がんの絵画コンクールの授賞式があり、栄区のアースプラザまで取材に行きました。絵画コンクールをおこなっている団体代表の野澤亜樹さんにお話を伺いました。このコンクールは、乳がん検診へ行こうという気持ちが起こる作品を子どもたちに描いてもらうことが目的です。お母さんたちは忙しくて自分の健康を後回しにしてしまい、乳がん検診をうけてない人もいます。そういう人に子どもの絵画をみて心を動かされ、検診に行って欲しいと思ったからです。子どもたちが書いた絵でもしかしたら誰かの命を救うかもしれないのです。
絵画コンクールで神奈川県知事賞をとった牧葉納(まき はな)さんにインタビューしました。牧さんは中学2年生で美術部にはいっています。美術部でみんなが何かのコンテストに出すことになり、その時に乳がんのことを知ったので出したいと思いました。絵は特にモデルがあるのではなく、誰でも乳がんになる可能性がある、という思いで普通の女の人をイメージして描きました。小さい賞でもとれたらいいなと思って応募しましたが、大きな賞をもらってびっくりした、と話してくれました。牧さんは小さい頃から絵が好きでいっぱい描いていました。牧さんの絵を見て一人でも検診に行ってくれるとよいです。
乳がんは普通の人でもなるこわい病気だなと思いました。私のお母さんにも検診を受けて欲しいです。乳がんは9人に1人がなるようです。すごく多いことに驚きました。でも、早く発見すれば9割が治ると聞きました。皆さんも乳がん検診を受けてみてください。
取材&記事: 横地範奈 藤田紗奈
センター南駅1Fにある、GODAIセンター南を取材しました。ここでは4つのプログラムがあります。子どもの運動能力を伸ばす「ゴールデンキッズ」、小さな子どもからシニアまでのクラスがある「ダンススタジオ」、大人女性向けのフィットネススクール「スポーツサラダ」、スポーツ学童「G-kidzアフタースクール」があります。 今回は、G-kidzアフタースクールのスタッフ、体操教室のインストラクターとして活躍する三田さんにインタビューしました。 G-kidzアフタースクールは、40年以上スポーツスクールを運営しているGODAIグループのスポーツ学童です。毎日学校の放課後に、スポーツに特化した習い事も学べるあたらしいスタイルの学童です。今年10周年を迎え、現在は1日に50名前後が利用しています。季節ごとに特別なイベントも行っていて、クリスマスはリボンを使ってオリジナルリボンレイを作り、チーム対抗戦のレクリエーションやプレゼント交換もしました。G-kidzアフタースクールの魅力は、日々の運動プログラムや充実したカリキュラムの他に、違う学年や他の学校の人と交流でき、お友達がたくさん増える事だそうです。
私もGODAIゴールデンキッズに通っていました。はだしで走ったり、ボール、ダンスなど、小学校の体育でも役立ついろいろな運動が学べました。コーチもやさしく、一人ひとりをしっかりみてくださいます。コーチは面白くて、レッスンが楽しかったです。あいさつやキビキビ動くことができるようになり、生活たい度も身につきました。ゴールデンキッズに通ったおかげで運動が好きになり、小学校では陸上クラブに入っています。ゴールデンキッズは1歳半から入れます。 ダンススタジオは、ストリート、チアリーディング、バレエ、K-POPなど、さまざまなジャンルのダンスを学ぶことができます。発表会もたくさん行われ、とても活気に満ちています。
GODAIセンター南は10周年を記念して、さまざまなイベントを開催しています。まずは体験イベントに参加してみてはいかがでしょうか。
取材&記事:濱田六花 MMジュニア記者合同取材の記事はこちら https://mmjr.minicity-plus.jp/2025/01/16/1792/
夏休みに横浜市中区にある神奈川県立歴史博物館を取材しました。この建物はもともとは1904年に横浜正金銀行として建設されました。しかし、後に関東大震災の被害を受けました。建物の本体は厚いレンガで頑丈だったので崩壊は免れましたが、内装はほぼ焼けてしまいました。その建物は、1967年に神奈川県立博物館となり、現在は神奈川県立歴史博物館として使われています。
建物は1階から3階、屋上まであり、屋上には大きなドームがあります。私たちは特別に屋上を案内してもらい、ドームの中に入らせてもらいました。このドームも大震災で焼けてしまったので、当時の写真をみながら、できる限り元の形を再現して作られたそうです。ドームの中に入ると、中は思ったより広く、学校の教室くらいあり、うす暗かったです。外から見るとドームは丸い形に見えましたが、中に入ると八角形でした。中は木と鉄こつでできていて、外は銅でできています。船のような丸窓からは、光が入っていました。また、外側にはシャチホコ(または「魚のような」「ドルフィンと呼ばれる」など)のような装飾がついているので、ぜひ探してみてください。明治時代の日本に、このような外国のふんい気の建物があったことにおどろきました。昔の建物をいまだにのこしているのは、すばらしいと思います。
館内には常設展示、特別展示があります。常設展示では、旧石器時代から現代までの横浜の文化の発展などを展示しています。特別展示は、企画展として、そのときどきによって違う展示をしています。
今回は「かながわへのまなざし」という特別展示を行っていました。「かながわへのまなざし」とは、開国前後の横浜(かながわ)を、訪日外国人のまなざし(目線)からみる、という意味です。その時代の日本の鎖国から開国までの間のようすを、日記や絵、写真から読みとろうとする展示です。海外の方から見て、当時の横浜がどう見えていたたのか、がわかりました。
神奈川県立歴史博物館では子ども達にもわかりやすい展示を心がけています。子どもが展示をより楽しむためのアドバイスをいただきました。「思ったことを口に出すこと」「家ぞくやお友達とお話しながら、楽しい時間をすごすこと」だそうです。そこで私たちは展示をみながら、おもしろいと思ったことをみんなに話したり、みつけたものを一緒に見たりしました。
記事:濱田六花 折下陽琉… 続きを読む
みなさんは最近誰かに手紙を書きましたか?出した手紙がどうやって届けられているか知っていますか? 都筑郵便局を取材して、担当の方から区内の郵便物の流れについてお話しを伺いました。
郵便局は、全国には約2万4千局、神奈川には767局あります。都筑区内には14の郵便局があり、その中で配達業務を行っているのは、都筑郵便局1局です。
1日に配達する手紙の数は、一週間の中で一番多い月曜日で約15万通あります。配達担当社員数は140名で1人1日千通も配達しているそうです。区内には117本の郵便ポストがあり、収集も大切な業務です。
私はポストを開けて、自分あての手紙をみつけたときと、その手紙を開けたとき、とてもわくわくします。これからも家族や友達とたくさん手紙をかいて、わくわくうれしい気持ちをつないでいきたいです。みなさんも大切な人に手紙を送ってみてはどうですか?
記事:太田明里
郵便局での手紙などにブラックライトをあてるとバーコードが出てくるしくみがあると、初めて知りました。すごいなと思い、やってみたいと思いました。郵便物に消印を押す機械は、1秒間に11通の消印を押していると知り、びっくりしました。普段見ることができない郵便局の秘密を取材で見ることができました。
記事:森健悟
郵便局は、全国に設置されていて、おきゃくさんから預かった手紙や荷物を、全国に責任を持って届けています。 今回、郵便局の裏側に入らせてもらいました。消印を打つ機械はジェットコースターのようでした。郵便トラックの発着や荷台の高さが上下するのが面白かったです。郵便局サービスは、生活になくてはならない大事なものばかりでした。郵便局の仕事は、奥が深く、おもしろそうな仕事だと思いました。
記事:桜田祥生
都筑郵便局
都筑区では12月のはじめに毎年、センター北駅前広場公園で「ドイツクリスマスマーケット」が開かれています。どうしてドイツのクリスマスマーケットなのか?日本のクリスマスイベントとどこが違うの?などの疑問を、実行委員会のみなさんにインタビューしました。
今回実行委員長の横田さんや、皆川さん、種村さん、朝倉さん、木村さんに特別にインタビューする時間をつくってもらいました。
今年のドイツクリスマスマーケットは、12月7日・8日の2日間、センター北駅前広場公園で行われます。今年で13回目になります。
どうしてドイツクリスマスマーケットが開かれるようなったかをお聞きしました。 都筑区にはドイツ系の企業がたくさんあり、仲町台駅より徒歩10分、茅ヶ崎南に東京横浜独逸学園(以下、独逸学園)があります。ドイツの方も都筑区にたくさん住まわれています。そこでドイツ人と日本人の交流を深めようと、ドイツクリスマスマーケットを行うことになりました。
当日のイベントでは、独逸学園の出店やドイツ企業のワークショップなどもあり、本格的なドイツの方の焼くソーセージを食べることができます。ステージでも独逸学園の方のステージ出演などもあり、ドイツ文化に触れられる機会です。
日本のクリスマスとドイツのクリスマスの違いについても聞きました。 ドイツは12月1日、4週間前から、アドベントカレンダーをつくり、クリスマスの日を楽しみにまつと聞いています。教会では、ロウソクに1日1つ火をつけていきます。また、ドイツには聖ニコラウスと召使いのブラックサンタという2人サンタがいます。ブラックサンタは悪い子を探して罰を与える人です。ドイツクリスマスマーケットin都筑でも、ステージで出てくるそうです。… 続きを読む
横浜市営地下鉄センター北駅前にあるJA 横浜の「ハマッ子」直売所センター北店を取材しました。J A とはジャパンアグリカルチュラルコーポレイティブスの略です。J Aの直売所は何をする場所かというと、地域の野菜や果物などを仕入れ、販売などを行うところです。
取材では店長の渋谷さんが農協の仕組みや直売所の仕事について説明してくださいました。農協とは、農家さんに寄り添い、より良い地域作りをすることが仕事です。JA横浜「ハマッ子」直売所センター北店は 2012 年… 続きを読む
夏休みにジュニア編集局で横浜市民防災センターに取材に行きました。 多くの記者がそれぞれ感じたことを記事に書いています。 +++++++++++++++++++ 命にかかわる大切なことを教えてくれる、横浜市民防災センター ジュニア記者 … 続きを読む
横浜市庁舎のもうひとつの建物は、なんと「灯台」をイメージしているそうです。その高層階にある、横浜市都市整備局地域まちづくり課に行きました。最初に市役所のお仕事をしているようすを見せてもらいました。横浜市庁舎の高層階で、とてもたくさんの人がつくえにむかい、がんばってお仕事していました。おきゃくさんをサポートをしている職員の方もいました。
会議室で、横浜のまちづくりについて、どんなお仕事をしているかのお話をうかがいました。たとえばみなとみらいのまちを開発するときには、まちのイメージをゾーンで分けて、まちづくりに関するルールをつくりました。ビルの高さや、色の基準などがあることを知りました。他にもお店が閉店してもショーウィンドウのライトを点灯し、通りを明るくするなどのくふうをしているそうです。都筑区の港北ニュータウンもたくさんの緑を残すまちづくりをしてきました。
地域まちづくり課では、ヨコハマ市民まち普請事業という事業をおこなっています。まち普請事業とは、横浜市民がみんなで自分のまちをよくするための提案を募集して、その提案が審査を通ると、そのまちづくりの整備にかかる費用をサポートしてくれるという事業です。こんな場所にこんなものつくりたいという募集を毎年しています。いままでのまち普請事業で、都筑区にも中川駅前の遊歩道にベンチや花壇をつくったり、都筑民家園の茶室や、センター北のモヤキラカフェなどができました。 https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/machizukuri-kankyo/toshiseibi/suishin/machibushin/machibusin.html
「こどもたちの意見も聞いてみたい」と市職員の方に言われたので、ある記者は「公園にゴミが多いので、ゴミ箱をふやしてほしい」と意見を出すと、課の人は「いぜんはゴミ箱を置いていたけど、事件や事故がふえていて、てっきょしてしまいました」といわれ、それに対して他の記者は「ちいきと共にクリーン活動をすればよいのでは」という意見がでていました。他にも「公園で小学生が遊ぶ場が少ない。ボール遊びをすると叱られたりするので、小学生の遊び場をつくってほしい」という意見がでました。市職員の方は大人だけではなく子どもの意見も聞いて、参考になると言ってくれました。このような会話は、議会をしているようだと思いました。
この取材を通して、まだまだ横浜のことをしらないなと実感しました。議会について、まちのくふうについて、たくさんのお仕事があることを学びました。そして横浜は、いまもせいちょうしつづけているのだとわかりました。横浜が、さらにみんなの自慢であこがれのまちになれるように、まちづくりをしていってほしいと思いました。
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/org/toshi/soshiki-gyomu/chiiki-machidukuri.html… 続きを読む
私たちジュニア記者は夏休みに、横浜市庁舎に行きました。横浜市庁舎は2020年にできたばかりの建物です。以前は関内駅にありました。たてものは大きく2つにわかれていて、桜木町側から見える船の形に似た建物が横浜市会議事堂です。はじめに市会議事堂を見学させてもらいました。
まず、市会議事堂とは、なにをするところでしょう。市会議事堂は、議会活動の中心の場となり、市民から選ばれた代表(市会議員)が横浜に関するいろいろなことを議論し、決めるところです。ちなみに1889年の明治時代に議会が初めて開かれた時、すべての市が議会を「市会」と呼んでいたのですが、その後は「市議会」と呼ぶようになりました。しかし、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸の五つは「市会」という名前のままにしたそうです。 案内してくれたのは、都筑区の市会議員の白井さんと横浜市会議会局政策調査課の方です。議員さんがつけているバッチは、大人っぽい赤茶色に金色でおしゃれにマークと「ハマ」とかかれていました。 はじめに本会議場をみわたす傍聴席に案内してもらいました。傍聴席には216人入れ、独立した記者席もありました。親子傍聴室という、ベビーベットとソファ−が置いてあり、会議の様子を傍聴できる窓がついている遮音室が2つありました。赤ちゃん連れでも傍聴できるようになっています。
そして次に議員さんが集まって話し合う本会議場にも入らせてもらいました。
大きなモニターが前に2つついていて、結論や議題が分かるようになっています。議員の席にはコンセントがあり、温度調節をする通気口や、議会局との連絡で使う固定電話もついていました。議員の名前の札を立てると、出席されていることがわかるように表示され、「さんせい」「はんたい」のボタンで投票ができます。私たちも実際に席にすわり、投票体験をさせてもらいました。実際に議員さんの席のイスにすわらせてもらいました。立ちあがるさい、イスを後ろに下げなくても立ちやすいようにくふうされていました。議長さんの場所にもすわらせてもらいました。
特別応接室にも案内してもらいました。ここは国内外のお客様を歓迎するへやで、とても広く、へやの中にはソファ、テーブルがあり、窓からみなとみらいや横浜の海側の景色が一望できました。そしてへやには、フランス・スナイデルスによるものと言われている絵がかざられていました。とてもりっぱな作品でした。
市会のようすは、誰でも傍聴できます。また、インターネットでも見ることができます。横浜をよくするために議論が行われている市会にみなさんも注目してください。… 続きを読む