8月2日 (金)、私たちジュニア記者取材員は、ズーラシアの中の1つ、インドゾウの1日取材に行って来ました。
まず最初に、ゾウがいろいろな芸(パフォーマンス)をするエレファントライブを見て来ました。
大きなゾウがペットの犬やネコのようにおすわりをしたり、お手をしたり…。
あんなに大きなゾウがいろいろな芸をするなんて、驚きました。「ゾウも芸を覚えるんだなあぁ!」「覚えさせるスタッフの努力はすごい」って感動しました。
ライブは約15分で終わり、観客の拍手とともに、大もりあがりで終了しました。
次に、特別にこのゾウたちの暮らしている部屋を見て回り、ゾウの飼育を体験させていただきました。
ゾウの部屋は、学校の教室くらいあり、照明はなく、太陽の光だけで暮らしています。そして、とても臭く、地面はアスファルトにどろまみれといった、きたない部屋でした。私たちは、さっそくゾウの部屋のそうじをすることにしました。
<ゾウの部屋のそうじのやり方>
1. まず、大きなスコップで、部屋にちらばっているゾウのふんを取り、かたづける。
こうして、約30分間、広いゾウの部屋をそうじしたら、においもとれて、きれいになりました。ゾウも気持ち良くなってくれたでしょう。
飼育係の人もスタッフの人も、広いゾウの部屋のそうじは、日々大変だなあ、と思いました。
そうじのあと、ゾウの飼育係の人にいくつか質問してみました。
Q1. ズーラシアにいるゾウは何頭ですか?
A1. メス2頭、オス1頭です。
Q2. ズーラシアにいるゾウたちはどうやって運んだのですか?
A2. 身体の小さい赤ちゃんのときに、特別な飛行機に乗ってインドからやって来ました。通常、体が大きい場合は船で運ばれます。
Q3. エサは毎日どのくらいの量をあげているのですか?
A3. 約100kgあげています。リンゴが大好きです。
Q4. ゾウの体は大きくてどのくらい、小さくてどのくらいなんですか?
A4. 大きくて6トン、小さくて100kgです。
Q5. インドゾウたちが喜ぶ言葉は何ですか?
A5. 「シャバース」といいます。彼らの故郷であるインド アッサム地方の言葉で、「いい子だね、上手にできました」という意味だそうです。
Q6. ゾウはなぜあんなに耳が大きいのですか?
A6. 耳をうちわがわりにして、体温を下げるためのようです。また、ゾウには、人間には聞こえない低しゅう波が聞こえるのです。
以上、取材をしてみて、ゾウってすごいんだなあと感心させられました。また、ズーラシアのゾウの飼育リーダーが、ゾウの故郷の人と間違われるほど似ていました(笑)。そして、今日一日、良い経験ができたこと、いろいろ学ぶことができました。ゾウのことも、もっと好きになってきました。
みなさんも、ズーラシアに行ったことのある方もない方も、ダイナミックな、かわいいインドゾウたちを、少しちがう角度で見てみてはいかがでしょうか?
(レポート: 青野 瞳子・小4)