資生堂グローバルイノベーションセンターより、ワークショップに参加しませんか?とのお誘いを受け、夏休みの日、ジュニア記者として体験をし、それぞれの記者たちが記事や感想を書きました。
日本一の化粧品会社・資生堂の取り組み
国内シェア日本一の化粧品会社、資生堂。その資生堂グローバルイノベーションセンター(S/PARK)が横浜のみなとみらいにあります。資生堂グローバルイノベーションセンターでは、主に化粧品の研究・開発をしています。
今回は、私たちは資生堂が取り組んでいる研究の一例を体験取材させていただきました。水や汗でも汚れが落ちにくい日焼け止め、海の環境を守る取り組みを行っていることと、生きているサンゴと死んでいるサンゴの違い、そして化粧品の容器の環境に配慮したくふう、の三つのテーマでお話を聞きました。
海水浴などで、夏は日焼け止めを使います。汗や水で日焼け止めが水に溶けて落ちてしまい、それが海や水を汚してしまうことを防ぐため、さまざまな実験をして、それが最小限となるように工夫していることを知りました。
化粧品の容器にも工夫がありました。容器に光を当てて、光を通さないように工夫していることや、環境に配慮したリサイクル可能な容器を資生堂の化粧品が使っていることを知りました。プラスチックの種類によって水に浮くのと浮かないものがあります。2種類の容器を水に沈める実験で、同じに見えるプラスチックの容器にも違いがあることを知りました。資生堂はいろいろな容器が混ざっても化粧品容器にリサイクルできるプロジェクトを始めていて、化粧品が肌によいだけでなく、環境を心がけていることを学びました。
最後にサンゴの死がいや生きているものをさわったりして、サンゴのことを学び、サンゴが生きられるように、化粧品を作るだけでなく、海の調査研究もしていることを知りました。今回の体験取材で、資生堂は、環境に配慮して化粧品をあつかっていることを知り、あらためて資生堂はすごいと思いました。
記事:中光結愛
資生堂の商品は肌にも地球にもやさしい!
資生堂は、肌にも地球にもやさしい商品をはん売しているってこと、知ってますか?人に海にやさしくするために、たくさんの工夫がかくされています。
まず一つ目は、夏のお出かけに使う日焼け止めについてです。一ぱん的には、肌にやさしいようにできているため、海などに入ると日焼け止めが海に溶け出てしまう場合があり、海が汚れてしまう原因になります。ですので、そうならないような研究がされています。
二つ目は、容器・包装についてです。資生堂の商品は、品質やデザインに加え環境も気づかっているんです。そして、ビューリングというプラスチックじゅんかんの取り組みを横浜市内10カ所ではじめました。資生堂グローバルイノベーションセンター(S/PARK)でも回収しています。中を洗う、容器を分別しなければいけない化しょう品ですが、ビューリングは中を洗わなくていいし、容器を分解する必要もなく、そのままビューリングボックスにもっていけばいいだけです。
海に、肌に優しい資生堂の商品。みなさんもぜひ使ってみませんか。ビューリングに参加してみてはどうですか。
記事:栗林優衣
環境配慮された日焼け止めクリーム
みなさん、お化粧はしますか?リップクリームやアイシャドウ。大人びていてカッコイイですよね。でも、あるものを忘れていませんか?私は夏、出かける時は毎日つけています。夏にかかせないもの・・・そう、「日焼け止めクリーム」です。
資生堂エスパークへ行き、お話を聞いて、日焼け止めクリームは絶対にぬらなければいけないと思いました。日焼けすると、顔が黒くなりますし、もっとひどい時は体の皮がはがれて、ジャガイモの皮を付けているようになります。それはいやですよね。実際、私の弟は、三泊四日の合宿へ行き、日焼け止めを塗らなかった為、真っ赤に日焼けをしてしまい、顔の皮がむけてしまいました。それを防ぐためには、やはり、日焼け止めクリームが必要なのです。
取材に行った日は真夏でした。やはり、夏といえば海!プール!思いっきり遊びたいですよね。しかし、海や屋外プールでも、「日焼けしてしまうこと」気を付けなくてはいけません。
でも・・・あれれ?海やプールだと、日焼け止めクリームが水に溶けておちてしまいます。どうしましょう!日焼けしてしまいます!
しかし!安心してください。資生堂の日焼け止めクリームは、水でもおちない成分がはいっています。実際に今日の取材で、日焼け止めクリームの違いをみせてくれました。
違いがわかる実験方法を紹介します。
まず、プラスチック製の板に、資生堂が開発した「水でもおちない成分がはいっている日焼け止めクリーム」と、「水におちてしまう普通の日焼け止めクリーム」をつけます。そして水がはいったおけに、さきほどの板をいれます。そして、十分ほど待ち、だします。資生堂の開発した方は、まだ板にしっかりとついていました。水におちない成分がはいっているからです。他にも、よくないこととして、水にとけてしまう日焼け止めクリームは、海などにいった時、水にとけ、魚などが飲み込んでしまい、魚に害がおよぶこともあるのです。
つまり、資生堂の日焼けどめクリームは、人にも環境にも優しい、思いやりの化粧品なのです。
記事:湯川真央
資生堂のくふうされた容器
資生堂グローバルイノベーションセンター(S/PARK)で、肌にも地球にも優しい技術を大きなテーマとして、その他3つの小さなテーマについて学習しました。その中でも、テーマ3の容器・包装関連のサステナブルな技術についての学習が一番楽しかったです。テーマ3では見た目はかわらない入れ物を水に沈めて水に浮くかどうかを確かめたり、光を当てて透けるかどうかを調べたり、実際にチューブを切ってみたりと、たくさんの実験をしました。
そして、資生堂では化粧品の入れ物で、ビューリングという活動をしています。ビューリングとは、プラスチックを集めて同じ容器を何度も作れるリサイクルのしくみです。
資生堂の化粧品を買ってみて、ビューリングに参加してみようと思いました。
記事:澤田佳乃
考えられた化粧品
資生堂グローバルイノベーションセンター(S/PARK)の体験取材に行きました。資生堂は化しょう品を作っている会社です。肌と環境を考えた「ものづくり」について学びました。
私が特に興味をもったのは「水に溶けにくいひやけ止め」の話です。水に溶けにくい日やけ止めには一度も注目したことがなかったのですが、たしかにあせで流れおちなかったらうれしいし、海や川の水をよごさないですみます。
資生堂グローバルイノベーションセンター(S/PARK)には、上の階にミュージアムがあり、自分で体験して知ることができるコーナーがありました。より身近に化しょう品の工夫を感じることができました。
記事:佐藤 奏実
資生堂S/PARKでのワークショップに参加しました。
今回の体験取材で、2つの日焼け止めを水につけてどちらが水につけてもおちないか実験しました。
資生堂が開発した日焼け止めは、水につけても溶けませんでした。この日焼け止めは肌を守る効果があるだけでなく、海の水を汚さず、環境にやさしいことを学びました。他にもサンゴをさわったり、環境をまもる容器のちがいについても学ぶことができました。海の汚染でサンゴが死んでしまうのを防ぐために、プラスチックゴミを減らす必要があります。資生堂ではBeauRingという回収ボックスをおいて、容器をリサイクルしていると知りました。いろいろなことを知ることができててたのしい取材でした。わたしは、とくに容器の中を光にあてて透き通るのと、とおらないのがあったりする、容器の違いのじっけんがたのしかったです。
記事:藤江梢葉
資生堂グローバルイノベーションセンター(S/PARK)のホームページはこちら
https://spark.shiseido.co.jp/