ぼくたち、わたしたちの未来、勉強中です!

15期生

地域の人の立ち寄りどころ「ともだち書店」

みなさんが、「よく行く書店は?」と聞かれたら、浮かぶのはどんな書店でしょうか?

参考書などを買いに行く、駅前の大きな書店を思い浮かべるかもしれません。

私たちが今回取材に行ったのは、そのような書店とは違って、児童書、特に絵本を中心に扱う「こどもの本のみせ ともだち」、通称「ともだち書店」です。

この書店は、なんと、スタッフさんが「全員ボランティア」!10人ほどのスタッフがいて、元々、この店のファンだった人などが中心に働いているそうです。また、お店の経営だけでなく、近くの小学校での読み聞かせなども行っており、地域とつながっている書店だということです。

イベントも開催していて、「ミルキー杉山のあなたも名探偵」シリーズの作者、杉山亮さんのお話会なども魅力的です。

お話を伺った永井さん、密本さんは、お客さんからの、「ともだち書店がよりどころです!」などの声かけのおかげでがんばれる、と話してくれました。店員さんに「この本ありますか」のような相談をしやすいことがともたち書店のいいところだそうです。… 続きを読む

「横浜マリンタワー」を取材し、ここを管理しているリストグループの櫻井さんにお話をうかがいました。取材で以下のことがわかりました。

横浜マリンタワーはすごくきれいです。だからけっこん式場として使われることもあります。また、横浜マリンタワーにはれきしがあります。1961年に建せつされたということなので、ぼくのお父さんとお母さんも生まれてなく、ぼくのおじいちゃんが小学生の時に横浜マリンタワーができたということになります。そして、横浜マリンタワーのコンセプトは、「ネイチャーアンドフューチャー」で、意味は、「しぜんと未来」です。横浜マリンタワーの下の方の壁のまわりを緑化しています。山下エリアが未来に通じることを目ひょうにしているのです。横浜マリンタワーの高さは最高94メートルで最高30階までありました。赤レンガそうこの十倍いじょうの高さで、上からみると高い建物が小さく見えました。

記事:宮田海輝

横浜マリンタワーは、1961年に作られて、2回リニューアルしています。昔は灯台だったそうです。2022年9月1日の2回目のリニューアルで、横浜市のことについて知ることができる本や、横浜で人気のある曲のCDが展示されるようになりました。また自然と未来をイメージしてリニューアルしたそうです。

風が強いときは、30階の高さなので、揺れることがあります。そんなときにはお休みすることがあります。

多い日には、1000人ぐらい入場することがあります。外国人よりも神奈川県民の方がたくさん入場します。横浜マリンタワーを知っている人は若者よりも高齢の方の方が多いのだそうです。

横浜マリンタワー内で結婚式ができる日もあります。

実際に横浜マリンタワーの上に登ったら、床の一部がガラス張りになっているところがあって、とても面白かったです。… 続きを読む

桜木町のすぐ近くの海に浮かんでいる、日本丸(にっぽんまる)の取材へ行きました。 日本丸は1930年に進水した、船員を養成する練習船です。年齢でいうと93歳。今では横浜で保管され、国の重要文化財になっています。国の重要文化財ではありますが、誰でも見学ができます。

案内していただいたのは二等航海士の齋藤さんです。 最初に案内してもらった場所はウイングです。ウイングとは艦船橋の側面にある台です。主に着岸する際に、船を岸にぶつけてしまうと危ないので船員が確認したり、陸地の目印を確認したりするための高台です。ウイングにはジャイロコンパスが設置されていて、陸地の目印の方位を確認することで船がどこにいるかがわかるものです。

次に艦船橋のなかに入ってみると、なかには舵輪、レーダー、国際信号旗、伝声管、コンパスなどがありました。舵輪をハンドルのように回転させることで舵を取ることが出来ます。日本丸はエンジンと帆の2つがついていて、使用する方法によって使う舵輪が違います。エンジンで操作する場合は、艦橋にある舵輪を使います。一方、帆で操作する場合は船後方にある舵輪を使います。帆で操作する舵輪が後方にある理由は、後ろが一番帆の状態が見えるからです。

レーダーは陸地や別の船に電波を送信して、反射波が戻ってきた時間で距離を測定します。伝声管は機関室と連絡を取ってエンジン出力を調整します。斎藤さんによると、「船は急には動けない、止まれないので機関室に早いうちに連絡して出力を調整する」とのことです。国際信号旗は、様々な種類の旗があり一つ一つ意味が違います。この旗を掲げることで周りの船に意図を示したり、救援を求めたりすることができます。 次に船側面の救命艇を見せてもらいました。斎藤さんによると「タイタニック号の事故後を契機に、客船は船の片側、船の右側の救命艇だけで乗員全員が乗れる数になっている」とのことです。

次に船首部分。船首には常用の錨が2つ、予備の錨が1つあります。現代の船は錨を吊り下げて問題ない船がありますが、日本丸は吊り下げてはおけないため、甲板上に引き上げます。ここで注目してもらいたいのが錨のチェーンを引き上げる装置です。蒸気で動作するのですが…なんと動力があればまだ動作するんです!昔の機械のため、仕組みがシンプルなので長持ちするのです。… 続きを読む

私は神奈川県相模原市にある「さがみこベリーガーデン」を取材しました。 この「さがみこベリーガーデン」では、ブルーベリーを育てている上にソーラーパネルを置いて、約80軒分の電気をつくっています。 なぜ、ブルーベリーにしたかというと、ブルーベリーは比較的光がいらないので日陰になっても大丈夫だからです。ソーラーパネルにも工夫がされています。表側はもちろん裏側もソーラーパネルになっていて、下から跳ね返った光で発電しているものもありました。 4年前から始めていて、今ではブルーベリーが36種類1100本も植わっています。 実際にブルーベリーを食べてみましたが、甘いものから渋いもの、大きいものから色が濃いものなどたくさんあって楽しかったです。 夏はスムージーもつくっています。飲んでみたところ、ほど良い甘さで冷たくて美味しかったです。 「さがみこベリーガーデン」のような、CO2排出を削減するこの取り組みがもっとみんなに伝わるとうれしいです。

取材&記事… 続きを読む

7月31日、横浜市交通局港北営業所を取材しました。ここではバスの車庫としての機能だけでなく、バスの修理をする車庫もあり、見学させてもらいました。

営業所は横浜市内には10箇所あります。この営業所の歴史は古く、昭和39年12月に開業しました。開業当時は営業所ではなく、港北出張所という名称でした。昭和45年、緑区の誕生と同じくらいの年に港北営業所に改名されました。現在、港北営業所は、運転手172名、事務員12名、工場の作業員の14名が働いています。今回お話を伺った、交通局自動車本部港北営業所 副所長の濱田さんは勤務35年目なんだそう。

バスは、港北営業所には全部で92両あり、平日は82両を使っています。ちなみに何台かは、送迎バスとして貸し切りされているそうです。港北営業所では、それぞれ決まった13のバス路線を運行しています。運転手さんは同じ路線を担当するわけではなく、毎日違う路線を運転しています。

運転手さんたちは、営業所に来ると最初にスターフという運行指示書をもらって、自分の担当する経路を確認します。この時アルコール検査は欠かせません。その後バスの運転業務に向かいます。安全運転にしっかり気をつけています。それぞれのバスは常にどこを走っているのかを本部で確認できるようになっていて、渋滞や事故など状況に応じて、対応できるようになっています。渋滞がひどく、バスの遅れが大きいときには、もう1台バスを緊急で出して調整することもあるそうです。また、運転手さんはいろいろな研修をしていますが、車椅子の人が利用するとき、3分以内にスロープを出してベルトに固定できるような、お手伝いの練習もしているそうです。

次に工場を見学させてもらいました。工場では、部品の整理や修理などを行っています。取材した日ときにも修理をしていて、様々なパーツを見せてもらえました。大きなバスのタイヤをもたせてもらいましたが、重くて少し持ち上げるのが精一杯でした。作業員の方々は、たくさんのタイヤなどを少人数で運んでいるのですごいですね。

バスを洗車するとき、バスの中に乗せてもらい、大型洗車するようすをバスの中から見ることができました。

横浜市の公共事業としてバスの運行をしています。企業との違いとして一つには、公共交通として地域のニーズを大切に、路線を走っていることだそうです。今回、取材にいって、市営バスについて初めて知ることがたくさんありました。

取材:小川悠樹、鈴木隼斗、宮田海輝、内野聖火 記事:小川悠樹、鈴木隼斗、宮田海輝

センター南駅近く、都筑区総合庁舎の中にある、都筑区役所の取材に行きました。 まず、都筑区役所の1階から順番に、案内してもらいました。都筑区役所には13の部署があり、区民のためのお仕事をしていました。

上野記者:二階の戸籍課には、けっこんや赤ちゃんのしゅっさん、引っこし、マイナンバーカードの手続きをたくさんの方がしていました。しょく員さんは「区民のみなさんに必要な手続きがまとまった所なので、人が多いのです」と話していました。

長谷川記者:僕は戸籍課が印象にのこりました。子どもが生まれたり、人が亡くなったり、結婚したときの手続きに加えて、引っ越しやマイナンバーカードの手続きもできると聞いて、身近なことから、自分が知らなかったことまで、幅広く担当していると知って、すごいなと思ったからです。

伊藤記者:私が気になったところは、5階の地域振興課です。なぜなら区民まつりの企画をしている団体や、地域のサポートをしてくれたりしていて、区民のことを考えている部署だと思ったからです。もうひとつは3階の生活支援課です。「生活がたいへんな人の支援をしてくれる」と言っていたので、みんなの生活を支えてくれている部署はここなんだなと思ったからです。… 続きを読む

2023年5月28日文章講座を行いました。

毎年行う文章講座ですが、今回は講師の先生のテキストをもとにみんなで読み合わせをしたあと、 30分ほど各自で作文を書きました。 時間内に書けなかった記者には、作文が宿題となりました。 作文は坪田知巳先生に添削してもらいます。

そのあと、東京都市大学の学生さんのサポートで、「私は誰でしょう?」というクイズをしました。 チームで話し合って、質問をしあうワークショップでした。4チーム対抗でしたが、なんと結果は全チーム同点! さて、これから取材活動が始まります。

 

2023年4月28日、東京都市大にて、つづきジュニア編集局15期生の第一回編集会議を行いました。 全28名のうち20名が参加し、一年間の記者活動についてオリエンテーションを受けました。

その後グループに分かれ、取材したいところの希望を出し合い、グループごとに発表しました。

今年度も東京都市大学中村雅子研究室の学生さんたちが、サポートで参加してくれます。

たくさんの取材場所のアイディアが出ました。 今年度もつづきジュニア記者の記事を楽しみにしてください。

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