ぼくたち、わたしたちの未来、勉強中です!

取材・レポート

都筑区は今年20周年を迎えますが、実は同時にお隣の区、青葉区も同時に分区したため、同じく青葉区も20周年です。そこで、記念に自分たちのまちの自慢をし合う、「イイトコトークバトル」を企画しました。 以下は、その全内容です。

司会進行 都筑側:NPO法人ミニシティ・プラス事務局長 岩室晶子 青葉側:株式会社タウンニュース社 横浜北支社長… 続きを読む

ドイツでは車検のことを「テュフする」というくらい。認知度100%近い会社です。テュフはドイツ語で書くとTÜV。技術検査協会の略で、主にこれから世の中に出ていく新製品を検査する会社です。1872年に蒸気ボイラー検査機関として設立しました。当時産業革命の時代で、ボイラーの事故が頻繁に起こるようになってしまい、事故を起こさないための事前の検査が必要だと考え、検査機関を設立したのです。 北山田にある「TÜV Rheinland(テュフラインランド)」の建物の中に入ると、青いくま、ユナイテッドバディベアが歓迎してくれました。TÜVは今年で142年目を迎えました。現在、世界66か国に進出していて、トータルで約1万8千人もの社員がいます。 パソコンの充電器の裏などをみてみると、三角形のテュフのロゴがみつかる可能性は高いです。検査機関なので、表にはあまり出てきませんが、TÜVは重要な役割をはたしているのです。今年ブラジルで行われた「FIFAワールドカップ」で使用されたスタジアムや、応援ジャージもTÜVが検査を行ったものがあるそうです。そして世界のソーラーパネルの約7割はテュフで検査したものだそうです。

建物の入口付近には、歴史的に有名な「ベルリンの壁」が展示されています。1961年にドイツのベルリンに巨大な壁が築かれ、東ドイツと西ドイツに分断されてしまいましたが、1989年、20年以上存在し続けたベルリンの壁は崩壊しました。その1部が私たちのまちにあるのです。身近で見られるのでぜひ近くにいってみてください。

今回の取材で、都筑区に、生活に深く関わっている大切な試験をしている会社があることを知りました。みなさんの家にあるパソコンの裏や充電器をチェックしてみましょう。もしかしたらTÜVのマークが付いているかもしれません。 テュフ ラインランド… 続きを読む

「家が世界で一番大切な場所」。その理念がイケアのすべてを表 しています。さらに「屋根の下の物は全てイケアで揃う」ように、家の中で使える、シンプルなデザインの家具や生活用品を、世界中に提供しています。よい品 質の製品を、組み立てる前の状態で販売することでできるだけ安くでき、さらにコンパクトに運ぶことで、環境にも配慮できるそうです。スウェーデンの小さな まちで生まれたイケアですが、いまでは世界には約300店あり、そのうち日本に現在8店あります。それぞれの国の特色で少しずつ置いてあるものは違います が、ほとんどは世界共通で販売していて、そのアイテム数は9500品目にのぼります。

イケア港北には13カ国もの従業員がいます。店長さ んでも普通の従業員でも分け隔てなく、愛称や名前で呼び合い、会社をよくするために考えた意見を自由に発言できる雰囲気があります。また、女性が働きやす い職場です。たとえば赤ちゃんが熱を出してお休みしなくてはならないときには、周りの人たちが自分の仕事をサポートしてくれるそうです。… 続きを読む

ボッシュは、自動車の部品や電動工具を作っているドイツの会社です。ボッシュが日本で最初の代理店契約を結んだのは1911(明治44)年。それから103年が経ちました。今回取材した横浜事務所(牛久保)では約1100人もの人が働いていて、日本にあるボッシュの中で1番外国人が多く、25ヶ国から集まっているそうです。 ボッシュでは、自動車のエンジンやブレーキをコントロールする部品、外国ではヘッドライト、ワイパー、カーナビ、ラジオスピーカーなど100種類もの製品を作っています。日本では見かけませんが、外国では、冷蔵庫や洗濯機なども作って売られています。日本人の多くが乗っている車にもボッシュの部品が使われているそうです。ボッシュというのは設立した人の名前です。ボッシュは自動車の歴史の全てにかかわっているということを聞き、とても驚きました。

横浜事務所では、主にエンジンの細かい調節や、車を滑りにくくする機械を開発しています。作った部品などが、ちゃんと動くかエンジンで実験したり、-40℃で冷やし次は120℃にするなど、温度を変えて耐久の実験をしたり。また、ブレーキ部品は塩に耐える実験もしていました。すごくさびても動くブレーキを見た時はすごいと思いました。このような安全な車の部品をどんどん開発してほしいです。

ぶつかりそうになり避けた後、タイヤにブレーキをかけてスピンしないようにする「ESC」の開発も行っています。実際にシュミレーション体験できる機械に乗ってみました。「ESC」があることで、今までよりも事故を防ぐことができることがわかりました。

見学した後、社員食堂でお昼ごはんを食べました。社員食堂はとても広く、ゆったり出来ました。外国の人がたくさんいてお話しすることができましたが、日本語がとても上手で普通に会話できました。 また、社員食堂の食材には都筑の野菜を積極的に使っているそうです。地元の野菜を使う地産地消は環境にやさしく、地域の活性化にもつながるからだそうです。都筑野菜をつかった食事は、とても美味しかったです。

ボッシュ株式会社 http://www.bosch.co.jp/jp/rbjp/… 続きを読む

校門を入るとすぐに見えてくる大きな赤い傘。そんなシンボルのあるドイツ学園には、私たちが普段通っている学校とは違うところがたくさんありました。

まず、大きく違うのは、幼稚園から高校まですべてがこの学園の中に一緒にあることです。だから校舎や校内はとっても広いです。また、4月から新学期がはじまる私たちとは違い、ドイツ学園では6月で学年が終わり、現在は夏休みで、新学期は8月下旬から始まるそうです。

建物もシンプルな私たちの学校と比べ、とてもカラフルでおしゃれ、すごく楽しそうで、デザイン感覚が違うと思いました。テーブルの形も学年によってさまざまで、幼稚園の教室では、テーブルが英語のDのような面白い形をしていました。中学生の理科室はまるで映画館のような椅子でした。

図書館には日本語の本も置いてありました。ランチは給食ではなくビュフェスタイル。お昼以外にもカフェとして利用できます。他にも「お休みできる部屋」があって驚きました。そこには落ち着けるソファがおいてあり、ゆっくり読書などをして過ごすこともできます。お昼寝もできそうです。こんな居心地のいいお部屋が私たちの学校にあったら、ずっとそこに居てしまいそうです。

日本語の先生の方に、お話しを聞くことができました。使っている教科書は、私たちの小学校で使っている教科書と同じですが、実際の学年より下の学年用の教科書を利用するなどしているそうです。ドイツの生徒はとてもまじめで、難しい日本語を熱心に学ぶそうです。

ドイツ人の職員さんにもインタビューをしました。都筑はドイツと同じように緑がたくさんあって暮らしやすいそうです。ドイツ語の挨拶を教わり、最後に「チュース!(さよなら)」とあいさつをしました。10月11日(土)にはドイツ学園のお祭りがあって、地域の方たちがたくさん来るそうです。私たちもぜひいってみたいと思いました。 すてきな建物のデザインのドイツ学園。

東京横浜独逸学園… 続きを読む

8月18日、新横浜にある、株式会社アグリ王の取材にいきました。アグリ王ではLEDを使った植物生産機器の、販売、リースを行っています。ショールームとしての植物工場もあり、実際にビルの室内で太陽の光を当てず、LEDで野菜を育てていました。土を使わずスポンジを用いた水耕栽培で育てていることも大きな特徴です。

LED野菜工場のようすを見学させてもらったあと、採れた野菜(レタス、ルッコラ、スイスチャード)と食べられるお花(なでしこなど)を試食させていただきました。レタスは、苦みがなく、シャキシャキしていました。お花はほのかに香りがしました。

LEDを使って屋内で育てる利点としては、台風などの天候に左右されず一年中、見た目が良いきれいな野菜を作ることができること、虫が入れないため農薬を使う必要がないこと、少ない面積でたくさんの野菜を育てることができること、都会の中のレストランのそばに工場があれば運搬するエネルギーが節約できること、など良い点がたくさんあります。 アグリ王という社名は、農業という意味の『アグリ』カルチャーという言葉と、驚いたときにいう「Oh!」という言葉と、王様の王から由来しているそうです。その名前の通り、土や太陽がなくても野菜を育てられるLED植物工場には、驚くことがたくさんありました。

みんなの感想)

★試食もさせてもらいましたが、とても美味しかったです。

★レタスを試食しました。とても甘くて美味しかった です。また食べたいです。… 続きを読む

夏休みになったばかりの7月19日、センター北と南のあいだ、区役所通りに面した場所、夢スタジオで盆踊り大会が行われました。

「夢スタジオ」は文化活動をする区民の練習や発表の場所として使われています。今回は、その中でも「舞の会」という日本舞踊を多くの人に知ってもらうための活動をしている方たちを中心に、ご当地の盆踊りを覚えてもらい、地元のお祭りでぜひ踊ってほしいと都筑区で夏休みの一番最初に盆踊りを毎年行ってきて、今年で4年目になります。ご当地音頭とは、横浜市歌を盆踊りにした「よこはまあらめや音頭」や、「港北ニュータウン音頭」「都筑音頭」などです。舞の会の方たちにお話しを伺い、盆踊りにも参加し、たくさん踊りました。

今回、参加して2つの発見がありました。1つ目は屋台で売っていた「ぼったら焼き」。野菜がたくさんはいっていて、秘伝のちょっと甘いたれをつけて食べます。舞の会の方たちの考案で、地域で畑をやっている福祉施設「都筑ハーベスト」がぼったら焼きを出店していました。昔はおやつとして、寒いときにはカイロ替わりに持ち歩いていたそうです。とてもおいしくていろんなところで売れば、人気がでると思いました。

2つ目は、よこはまアラメヤ音頭です。みんなが知っている横浜市歌が盆踊りになっていたなんて、びっくりしました。いろんな盆踊り大会で踊るといいと思います。

記事 小森悠生 … 続きを読む

バルセロナのサグラダ・ファミリア主任彫刻家の外尾悦郎さんの講演会が 4月9日都筑公会堂で行われました。 今回約600人入るホールは満席。主催者側の意向で、子どもたちが招待され、講演会を聞くことができました。講演会の後半には、質問ができる時間があり、ジュニア記者たちもいくつか質問しました。

記者の「もしも外尾さんが横浜になにか建築するとしたら何をつくってくれますか?」という質問に会場が沸きました。 外尾さんは「いっしょにかんがえようか?」とやさしく答えてくださいました。 また「どのようにしたら、外尾さんのように 命がけで仕事できますか?」という質問には「命がけじゃなくてもいいんだよ。一生けんめい仕事できれば」と, 「スペインでいちばんおいしいと思ったものはなんですか?」などの質問には「ワインやパエリアなどおいしいものがたくさん」と答えてくれました。 講演会が外尾さんといっしょに記念写 真を撮らせていただきました。 外尾さんは「いつかバルセロナに来くださいね」と子どもたちに声をかけてくれました。

最後に世界的に有名な日本人、外尾さんといっしょに記念撮影をしました!

石巻日々こども新聞の記者と、つづきジュニア編集局の記者との交流は2012年からはじまりました。昨年2013年の11月30日~12月1日にジュニア記者たちが、石巻を訪問し、石巻のこども記者たちとシンポジウムを行った際、参加者のひとりである、千葉拓人くんが関東で写真展をやります、と話してくれました。そこでせっかく関東で行うなら、横浜でもできないのかとお願いしたところ、こどものまち「ミニヨコハマシティ」を行う会場になる、住宅展示場ハウスクエア横浜で写真展「ツタエル」の開催をすることができました。期間は3月21日~31日までの十日間です。写真展は好評で、期間中には、遠くからわざわざ見に来ていただいた方も多数いらっしゃいました。  

さらに3月25日には、千葉くん本人が写真展会場である、ハウスクエア横浜1Fのシェアリーカフェを訪れてくれて、トークイベントを行いました。 トークイベントでは、写真の解説や、そもそもどうして写真をとるようになったの?現在思っていることは?これからのことなどをお話してもらい、ジュニア記者からや会場からの質問にも答えていただきました。 千葉くんは、10万点もの写真をとっています。「これからも復興する石巻を撮り続けていきたい」と話してくれました。これからの活躍が楽しみです。  

千葉拓人くんの写真展について詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。 http://kodomokisha.net/chibahiroto/

11月12日。私たちジュニア記者は市内にある、「野村総合研究所」の横浜第二データセンターを取材しました。 データセンターとは、たくさんのコンピュータを安全に動かすことができる施設です。地震や停電が起きてもコンピュータを動かし続けることができるような設備が整っていて、大事な情報をたくさん扱っています。どのような設備かというと、たとえば、建物には地震などの大きな揺れからコンピュータを守るためにゴム素材の器具を地下に設置していて、地震が発生して動いてもまた元のように戻るそうです。東日本大震災の時でも数センチしかずれず、もとに戻ったそうです。もしも電力会社からの電気が止まってしまっても、「自家発電機」が3台完備されていて、燃料の補給が無くても、数日間はデータセンター全体が必要とする電力を確保できます。 またとてもセキュリティが厳しく、社員であったとしても、携帯電話など、金属は持って入ることができず、飛行場にあるようなセキュリティーゲートを通らなくてはいけません。そして廊下は真っ白で、ドアがどこにあるのかもさえもわかりません。防犯カメラも施設全体で合わせて数百台設置されてあるそうです。 特別にこの施設の核である「サーバールーム」を見せてもらいました。この部屋の床は1メートル四方に1トンの重さがかかっても壊れないそうです。消火器もここにあるものは違います。通常は粉末の物が多いですが、ここのものは純度の高い水を使った消火器で、万が一火災があったときに消火器を使っても、機械が壊れにくいようになっています。大切なデータを守るためのたくさんの配慮が感じられました。

「野村総合研究所」(通称:NRI)は、1965年に設立された旧「野村総合研究所」(当時の社員は130人)と、1966年に設立された「野村コンピュータシステム」(当時の社員は100人)が、1988年に合併して生まれました。合併の翌年には売上が1000億円を突破、その2年後にはグループ社員数も2000人を超えています。現在では合併25周年を迎え、アメリカ、ヨーロッパ、中国・アジアの海外拠点を含めたグループ社員数は8000人、売上も3700億円を超えています。 NRI【野村総合研究所】は主に2つの仕事をしています。1つ目は企業や社会の課題を解決するためのコンサルティングです。日本だけでなく、海外でも、どのようなものが売れるのか、社会に必要とされているのかをリサーチして、企業が国内外でどのように事業を進めたらよいかという提案などをしています。 2つ目は情報システムを通じて、社会がスムーズに動くためのお手伝いです。コンビニなどのお店の注文をさまざまな工場に伝え、作った商品をすばやくお店に届けるためのシステムや、証券会社で株の取引をするためのシステムなどを作っています。 コンピュータを人のために使い、そのおかげで人が楽になるという発想で情報システムを手掛けるNRIは、私たちの身近でもたくさん活躍していることがわかりました。… 続きを読む

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